夏目友人帳に感じた偉大なマンネリズムの話(ネタバレ無し)
少し前の話。
「夏目友人帳」の映画を観に、車で1人三好へ(最近少し遠い映画館へ車で行くのにハマっている)
映画といっても長編ではなくて、短編2本が合体した1時間程度の作品。サクッと行って鑑賞。
感想はシンプル
「いつもの『夏目友人帳』だな〜」。
自分は別に夏目友人帳の大ファンではなくて、アニマックスとかでたまたま再放送がやってる時なんかに観る程度。特別思い入れがない作品ではないけど、忘れた頃に見返しては「良い話だなぁ」と心揺さぶられている。
基本的には1話完結なのでどっから見ても困ることはないし、話も安定して面白い。自分にとって『夏目友人帳』は、一人暮らしにとっての年に数回帰る実家のような安心感を放つ作品なのだ。
だから今回も「いつもの」で十分満足できた。
人間と妖怪が織りなす物語は別に世界を揺るがすような大層なものではないけれど、だからこそ親近感のようなものがあって優しい気持ちになることができる。「あ〜今回も良かったなぁ〜」と、たまの休日に観るにはちょうどいい清々しさがあった。
先も言った通り特別大ファンというわけではないので、今原作がどうなっているかとかはよく知らない。だけど原作のエピソードを映画化した今作を観る限り、相変わらず「安定の夏目クオリティ」は健在だなと安心。偉大なるマンネリズムを持った作品として、これからも続いてほしいな〜と勝手に思っている。
映画が始まる前にちらっと寄ったお寺。映画も相まって全体的に和風な1日でした。
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