忘れられない夢の話

こんな夢を見た

自分はあてもなく自転車を走らせている。周りには何もない。前を見ると1人の女の子が、同じように自転車を漕いでいる。
顔はよくわからない。中学の頃の、大して仲の良くなかった同級生に似ている気がする。

彼女がどこに行くのかは全く分からない。
ただ、彼女は自分と同じ場所を目指している…そんな予感だけが確かにあった。

小さな橋を渡ると、雪の降る街に着いた。
誰もいない。目の前には銀世界が広がっている。
自転車を降りた彼女が、楽しそうに笑っていた。

"まばゆい白い世界は続いてた
また今日も巻き戻しの海を
エイになって泳ぐ"
(雪風/スピッツ)






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