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車が冬道でスリップしました

『車が冬道でスリップしました』

北海道の冬はとにかく雪との戦いです。

大雪が降れば、除雪をしなければならず、
多くの時間と労力がそのために払われます。

また、北海道は車への依存度が高く、
都心から少し離れたところへ行くには、
車がどうしても必需品となります。

冬の道路は、踏みつけられた雪が、
氷の板となり、滑りやすくなります。

車のタイヤは冬ごとに履き替えて、
いくらか滑りを緩和できますが、
冬道の運転の難しいところは、
路面が滑るという事に限らず、
吹雪に伴う視界不良があります。

周りに建物が何もない田舎だと、
少しの吹雪で、辺りが真っ白となり、
何も見えなくなります。

そのため、道路の脇に、
棒などの目印が立てられていますが、
それにもかかわらず、
先日私は、運転している車を、
道路脇にはみ出させて、
動けなくさせてしまいました。

視界不良でカーブの角度を見誤り、
曲がり切れずに道路脇の雪山に乗り上げ、
牽引ロープで引っ張らなければ動けない、
という状態になってしまったのです。

すぐにロードサービスに電話をして、
救助を要請しましたが、
到着まで1時間半待つ必要がありました。

不運なことに見舞われた、と思いつつも、
こういう時に、悲観的な気持ちにならず、
感謝すべきことがたくさんあるはずだと、
自分の心に言い聞かせました。

何より、携帯電話を持っていて、
ロードサービスにすぐ電話できたこと、
ロードサービスの会員だったので、
ロープで引っ張るだけなら、
料金もかからないと確認できたこと、
とても感謝なことです。

この先に急ぎの用事がなかった、
という事も、感謝なことでした。

ロードサービスを待つ間、傾いた車の中で、
一人でじっとしていたのですが、
その中でも、スマホの語学学習アプリや、
ポッドキャストを聞くなどして、
時間を有効に使う事もできました。

その様にして、感謝なことを数えつつ、
ひと時過ごしているうちに、
通りすがりの親切な人が助けてくださり、
ロードサービスを待たずして、
車を雪山から解放させることができました。

神様は、どんな事をも、
喜びと感謝に変えて下さります。

いつも読んでくださり、
ありがとうございます。

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