【中学受験】コロナ禍での受験生の直前期の過ごし方について考える
今年はまさしくコロナに始まりコロナに終わる一年になりました。
先日の塾面談で質問はありますかと問われたので、迷うことなくコロナにおける私立中学の受験対応がどのようになるのかについて質問しました。
開成中学が2月1日の受験日にコロナに罹患または濃厚接触者になった場合に、2月23日に追試験を行うことをすでに発表しています。
他の中学も追随するのかと思っていましたが、まったくそうした音沙汰がない。
では、コロナになってしまったり、濃厚接触者となれば受験を諦めろということなのか。
この日のためにしてきた何年もの勉強を、なかったことにしろと言われるのは、たとえそれが自分の子どもでなく、見ず知らずの子であったとしてもつらい。
これは、きっと受験生の親なら、みなさん同じ気持ちではないでしょうか。
しかも、今年はコロナに関わらず、37.5度以上あるだけで一発アウトになり、当然インフルエンザであっても受けることは出来ません。
お隣の韓国で先日行われた大学受験は、コロナ陽性患者すら試験を受けることができる別室が用意されていました。
願わくば、日本でも同じように対応して欲しいとすら思ってしまうのは行き過ぎなのかもしれません。
ですがおそらくそのように考えるのはうちだけではないでしょう。
それほど中学受験は厳しく、学歴社会が根強いことの証左ともいえるのではないでしょうか。
そういうわけで、コロナリスクにどう対応するのか、学校から塾に事前にアナウンスされていないのかということを聞いてみたのです。
1.学校のコロナウイルス対応について
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