【中学受験】本を読まない子の国語の攻略法を考える
赤ちゃんの頃からさんざん読み聞かせをしてきたにも関わらず、今もほとんど本を読まない長男。
もともと小さなころから若干多動の気があり、じっとしていられないというのもあるのか、読書に限らず、テレビや映画なども長い時間座って見ていることもしんどいようです。
低学年のころは、常に机や椅子をガタガタさせてはひっくり返っていたり、ビンボーゆすりをしていたり、鉛筆にありえないほど歯形がついていたりしましたね。
長男の落ちつきのなさを初めて先生に指摘されたのは年中で、それから3年生の中頃くらいまでは、担任の先生から毎年のように「本当に落ち着きがありません」と言われ続けて来ました。
多動というと、授業中教室内を勝手にウロウロしてしまうイメージがありますが、静かにしなければならない場面でじっとすることができず、体の一部を動かさずにはいられないことも多動の定義に入るのだとその時知りました。
今、次男が同じ時期に入り、やたらチョロチョロ余計なことをして、私や長男に叱られています。
「おまえは本当に落ちつきない!おれはそんな風じゃなかったぞ!」と、先輩風を吹かせていますが、とんでもない話です。次男は家ではヤンチャしていますが外面はよく、学校ではとてもちゃんとしていますし、先生から一度たりとも私は注意されたことがないのです。次男の十倍は長男は落ちつきがありませんでした。
当時こうした長男の特性を私は「集中力がない」という言葉で片付けていましたが、意外にも塾で長時間勉強するのは何ら問題がありませんでした。
なぜかというと、塾では発言したり、問題を解いたり、手を動かしてノートを取ったり、ただ受け身というわけではないから。と本人が話していたとき、なるほどと妙に納得してしまったのでした。そう、本人なりに理由があるわけです。
とはいえみんなそれぞれ大なり小なり、一般的な感覚における平均値から逸脱した部分を持ち合わせているし、それが個性なのだと思います。
本を読まない子といってもその理由はさまざまですが、長男の場合はじっとしていることがしんどいから、読みたくないのです。
中学受験のアドバイスというと必ず「本をたくさん読みましょう」とありますが、じゃあ読めない子、読みたがらない子はどうすればいいのと私はずっと思っていました。
実際に次男は毎日たくさん本を読みますが、本を読む子はただ本を渡すだけで、あるいは本をそこらに置いておくだけで読むものです。
はっきり言って、親の育て方はあまり関係がないと思います。これほどに個人差があるものを、一律親の育て方にされてはたまりません。
今回は、そんな本をあまり読まない子の国語の攻略法について考えてみたいと思います
1.中学受験の国語の出典の活用
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