私立中高一貫校の世界⑦深海魚にならないだけでもしんどい世界

やっと中間テストが終わり部活ができるようになったと思えば、もう期末テストが始まりました。

覚悟をしていたつもりでしたが、進学校に通うというのは本当に大変だと親子ともに身にしみて感じる日々です。

その昔、地方から東京の大学に進学した私は、中高一貫校出身の人に対して恵まれていることへの羨ましさがありました。

身も蓋もない表現をするなら、苦労せず大学に入れてずるい、という感情でしたが、今思えば、私が知らなかっただけで、附属校は附属校なりの、進学校には進学校なりの大変さがあるのです。

当時の私には、彼らがそのポジションに留まるためにどれだけの労力を勉強に割いてきたかなど想像もできませんでした。

今回は、進学校に通うことの大変さと、昨今の中学受験ブームについて考えてみたいと思います。

1.初めての中間テストを終えて