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大学附属校という選択

1.難関私大附属校が受験者を減らした理由


大学入試改革が不透明であることや、定員厳格化で、この数年は附属校人気が高かったようですが、今年は昨年比に対して早慶を含む附属校の難関大私立は受験者を減らしたそうです。

その理由として、一般的に附属校の年間授業料はそうではない中高一貫校より高いことから、コロナ禍で収入低下を余儀なくされた保護者の方は避けたのではないか、と言われています。


我が家は志望校決定においては、学力的に追いつくかどうかが問題で、学費を気にしたことは特にありませんでしたが、蓋を開けてみると年間の学費が高い学校と低い学校で、公になっている額面だけでも年間50万近く違う学校もありました。

とはいえ、その学費さえ乗り越えることができるなら、内部進学をする限り基本的には附属校は大学進学のために塾に行く必要はないわけで、大学まで含めたパッケージとして考えれば、決して高いとも言えないのではないか、とも思いますし、おそらく殆どの附属校を志望する親は同じように考えるのではないかとも思います。

2.附属校の学費のコストパフォーマンスを考える

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