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【中学受験への道③】中間反抗期をどう乗り越えていくか

我が家の9歳の次男、昨年より絶賛中間反抗期まっただ中です。この夏休みは、温厚なはずの長男を怒らせ、毎日兄弟けんかを繰り返しており、私とも言い合いになることが多々。

先日、とある40代のきれいな女優さんが、中1になる息子さんの反抗に、「反抗期なんだか思春期なんだか知らんけどいい加減にせーよ!」と呟かれていて、激しく親近感を感じました。ほんとにそう。反抗期や思春期が免罪符になると思うなよ、と母は言いたいのです。 

中間反抗期は、一般的にはあまり知られていませんが、大なり小なりどの子にも訪れるものだと思います。長男も1年生の終わりから3年の初めにかけて、今の次男のように扱いにくい時期がありました。

当時は中間反抗期という言葉も知りませんでしたが、3年の半ばを過ぎたころ、先生から面談で「最近は落ちついてきて、お友だちとも仲良くできるようになりました」と言われると共に、女親には意味不明すぎる言動も少しずつ減っていき、ようやく長かった中間反抗期の終わりを感じたものでした。

長男は低学年のころはお友だちとケンカすることもしょっちゅうあり、人見知りで人の好ききらいも激しかったために、友だちも少なく、よく心配したものでした。今では本人すら忘れているほど、友だちに恵まれた楽しい学生生活を送っています。

なので、もし今現在、お子さんの中間反抗期に悩んでいたとしても、それは必ず終わりが来ます。子どもの成長は分かりやすい右肩上がりなどではなく、株価のチャートのように上げたり下げたりをジグザグに繰り返しながら、長期的に上昇トレンドを描いていくものなのです。

今回、そんな中間反抗期について、私なりに子ども2人を見ていて感じることや、子どもとの距離の取り方について考えてみたいと思います。

1.心と体がアンバランスな時期


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