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歳の数だけ…豆を食う。それ以上食べると…どうなる?

本日は、124年ぶり。2月2日の節分。
豆まきの時…鬼役は、大抵の場合「お父さん」です。我が家は、私?
いや、それが違うんです。

保育園の時から鬼役は娘

娘が5歳の時の節分。
保育園に迎えに行くと…玄関の壁に書かれた「わたし、ぼくのオニ」のコーナー。娘のものを探すと「ママにわがままを言って困らせるオニ」と書かれていて。クスっと笑ってしまった。

お迎えに行くと、娘が私に気づいて走り寄ってきて。「見て見て」と指を指して。すると、先生もやってきて「本当は、もう一つあったんだよね?」と。

実は、朝一番に保育園に預けに行くので…どの子にも見られたことが無かったんですが。娘は毎朝大泣きで。しかもパジャマのままで、朝ごはんも食べてない状態でした。それを直さないと…と娘はずっと思っていたようでしたが、恥ずかしくて書けなかったらしいのです。

そんな話をしていると…園長先生が出てきて
「じゃ、今日は…はぁちゃんがオニ役をやったら?」と言ってきました。オニ役になって、豆をぶつけられたら…はぁちゃんの身体の中にいるオニも出ていくんじゃないのか?という。

なるほど。と…娘は思ったらしく…。帰宅後、早速オニ役をやってくれました。あれから数年経ちますが、毎年オニ役は娘がやってくれていました。

豆まきをしなくてもいい家系ってあるの?

今いる「わたなべ」さんは、先祖も「わたなべ」さんだと言います。多くの苗字は、移り住んだ土地にちなんで苗字を変えたり…分家になったときに変わったり。そんな歴史があるそうです。

そういえば、「わたなべ」さんって色々な漢字で書きませんか?つまり、「わたなべ」を名乗っている家は、元も「わたなべ」なんです。

平安時代の武将・渡辺綱(わたなべのつな)は、源 頼光に仕え「頼光四天王」の一人と言われています。この四天王の役割が「鬼退治」です。渡辺綱は、オニの腕を切り落とし、鬼を退治したという伝説が残っています。

私も娘も大好きなミュージカル「刀剣乱舞」にもこの話は出てきました。渡辺綱が持っていた刀が…髭切。鬼切丸とも呼ばれる刀です。

そう。鬼は「わたなべ」という名前を聴くだけで、逃げると言われているので…豆まきが必要なくても大丈夫なんです。

食べる豆の数が…年々増えて大変。だけど、少し多く食べると良いことがある?!

年々…節分に歳の数+1つの豆を食べるのが大変になります。口の中は、細かくなった大豆で水分を取られてしまいます。

今年は豆を数え…鬼滅の刃公式HPからダウンロードした紙で作った升に入れ、黙々と食べました。娘は、あっという間に食べ終え。「余った豆も食べて良い?」と聞いてきたので。

「食べ過ぎると明日の朝、お腹が痛くなるよ」と伝えると…。
まじまじと「歳の数より多く食べると…食べると…良いことがあるらしいよ」と言い出しました。多分、食べたいだけなんですけれど。

実際、大豆の取りすぎは人によっては良くないんです。食物繊維を多く含むので、下痢になりやすい。わが娘も…よく下痢になるので、取りすぎ注意。途中で豆を隠しました(笑)

ちなみに…「良いことって何?」と娘に意地悪な質問をした私。娘は、きょろきょろしながら「んと。私と一緒に豆が食べられること」だそうです。

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