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食物アレルギーに配慮した離乳食の進め方

食物アレルギーの「初症状」はほとんどが離乳食中

年々患者数が増加している『食物アレルギー』。初めての発症は「離乳食中」が圧倒的に多いです。

特に上の兄弟が食物アレルギーだと、下のお子さんの離乳食は「どうやって進めたら安全なんだろう?」と不安になりますよね。

離乳食の安全な進め方

離乳食の進め方は様々な方法があります。
離乳食の進め方をまとめたサイトや本なども数多く存在しますが、どれも少しずつ方法が異なっており、どの進め方が良いのか迷われている方も多いと思います。

ありていに言えば、"離乳食が終わって幼児食が食べられるようになれば途中の進め方はどうでも良い" のですが、やり方を間違えてしまうと、食物アレルギー症状で ”命が危ない” なんてことが起こってしまうかもしれません。

今日はアレルギー専門医の立場から、離乳食の進め方のコツについてお話します。

  1. 食物アレルギーのリスクが高いのは『中期』以降

  2. "少量から徐々に増やす" が基本中の基本

  3. よく "加熱" する

  4. 初チャレンジ食品は "単品" で

  5. ミルクが飲めていれば 『乳アレルギー』の心配なし

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