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喉が乾いた日の日記

仕事の前、ペットボトルを持ってきてたのに、午前だけだから帰る時荷物になるし、もともとそんな飲み物を飲む方じゃないのでいらないや。と思い、車の中に置いていくと告げると、親に本当にいらないの?!としつこく言われた。いらない。水のサーバーがあるからそれ飲めばいいし。午前だけだし!と息巻いたのに、すっかり飲むのを忘れてた。

そう忠告されて反抗する時は必ずと言っていいほど、自分の思いどおりには行かない。

毎回神様にそう上手くはいかんぞ!と言われてるようだ。(日本人にしては、神の存在を信じてる)
そんなに悪意は感じないので、悪い気はしないけど。


それと新人教育(とも言えないバイト教育?)と仕事をサボりがちなおっさんとの3人の仕事で1人本気でやってしまった。悪い癖だ。
この日見かねたのか、前からよく話しかけてくれるが業務は別のシルバーさんに、「給料は一緒なんだから手は抜いてかないと!」と言われた。その通り!と思ったが、性分なので…と答えた。
これからはもっと手を抜く検討をしようと思う。

そして、終わる頃にはヘロヘロでカラカラになっていた。疲れたら喉って乾く気がする。←事実?

新人のバイトはもしかしたらやる気が無いかもしれない。返事が微妙、適当すぎる。もしかして舐められているのかもしれない。
舐められても仕方がないポンコツ上司ではあるのでその事についてはとやかく言う気は無いけど…。

その子は女の子の先輩バイトの紹介で入ってくれた男の子なのだが、昨日その先輩から、今何してる?とLINEが来たと私に言ってきた。どういう意図?

コイツ…好きなのか?と思った。紹介なのに、学部が一緒かなんかなだけでほとんど話したことないと言っていたし、始めからストーカー?とも。

先輩も先輩でそのセリフって好きな人にしか送っちゃダメな気が…。

皆は「今何してる?」って仲良くない人から来たらどう思う?私はなんだコイツ。

どうでもいいし、脈アリですかね。と答えておいた。

もしかして、仕事ではなく恋しに来たのかお前は。

まだ覚えるには短い期間かもしれないけど、教えたこと覚えてないこともチラホラで、私の必死の教えが…と思い泣けた。


仕事中、お昼どうしようと考えた時、コメダのモーニングが浮かんだ。
コメD(私が勝手に呼んでいる愛称)に最近行ったからか、近所にたくさんあるからか、ゆで卵とトーストの絵が鮮明に浮かんだ。
ゆで卵は塩をかけて頬張る所まで想像できた。

昔は祖母と行ったりしてたけど、最近はめっきりだったので、やっぱりコメDモーニング行きたいなと思った。

でもモーニングはもう終わってるし、普通にコメDでサンドイッチ食いながらやることやろうかな〜とか想像してwktkしていた。

私は想像以上に地元名古屋とコメDが大好きなようだ。


仕事が終わり、飲み物を飲んでないと気づいた頃には水のサーバーはもう営業終了していた。いや、飲めるけど、紙コップも新品に変えないとだし、そこまでして!?と思われそうで嫌だった。着替えてたし。

私は本当に欲しいものしか買わない、飲まない、食べないようにしているので、自販機は飲みたいものも無く、そもそもペットボトルは荷物が増えて嫌だったので、当初の目的通りコメDに行きたかった。
が、地元のコメDまで40分以上ある。

このままでは着く前にカピカピになって死んでしまうと思い、乗り換え駅の伏見で降りた。


伏見なら都心(?)だし、いい感じの店があるだろうと。でも降りたらなんもなかった。

普段、引きこもり陰キャとして20年間名古屋から出ずに生きてるので知らなかったが、大阪に行った姉が大阪駅の人の多さ、都会さに驚いたというので、おそらく伏見は都心では無かったのだ。

名古屋は三大都市じゃないとかいう噂もあるらしい。
恐ろしい。



伏見の降りたところは地下で、買い物する場所やパン屋はあるが、ギリ入れる座れる店はスタバくらい。
スタバもお金も無いし、全く気分ではなかったので、携帯で喫茶店と調べると地上に出るように促進された。

ドラキュラのように生きる陰キャなので、地上に出るために腹を括り「地上なら色々あるやろ」という雑な希望を胸に地上に出た。


地上に出ると、久しぶりに見る見慣れた風景に少し驚いた。
今まで忘れてたが伏見は昔、バイトの派遣先で行ってたところだった。

バイト先の本元の居酒屋は嫌な思い出しかないけど、そこの店舗は朧気な記憶だが、わりと好きだったような気がする。

居酒屋とはいえ、派遣先はお昼もやってる居酒屋のような料理屋のような店でお昼にも丁度いいところだったので、久しぶりに行ってみるのもありだと思った。

そんな遠かった記憶もないし。曖昧な記憶を頼りに探してみることにした。

しかし案の定見つからない。自分が方向音痴で記憶障害なのは知っていたので驚きはせず、携帯で店の名前を調べるが、1番近くで栄。
これ潰れたんかな。

働いてたのはコロナ前だし、潰れてても不思議ではない。

店先の見本の料理を本物を使ってたり、それを盗み食いされたエピソードを聞いたり、居酒屋なのに3階建てのビルで、階段がすごく急だったのを思い出した。また行きたかったな…。

思い起こすと高校の時、同級生に誘われてしばらく一緒に働いていたのだ。

最終その同級生はヤバいやつだった。

バイト先でもあの子はサボるけど貴方はサボらないね!みたいなことを言われた気がする。

どっちが先に辞めたかは忘れたが、今でこそお得意のSNS、LINE全ブロック(私は嫌いな人と繋がっていることが苦痛)で絶縁してしまい、もうあの店がどこにあったのかすら、知る術がない。


そんなことを思いながらとぼとぼ歩いてると、これまたバイトの面接で落とされたチェーン店のカフェがあって、そこでもいいかと思ったが、嫌な記憶が蘇りやめた。

そこは余裕綽々、面接前に面接の場である店舗で味を知るぞ!とか思ってケーキを食べたのだが、店舗が間違っていて、焦って鏡を見ずに行ったせいで、ケーキを口に着けたまま面接した記憶がある。

遅刻してケーキを口に着けて来る奴はもちろん落とされる。

これもコロナ前だ。
そしてそんな美味しいイメージがない。面接後に行ったことはないが。
あくまでイメージの味が落ちてる。

CoCo壱も近くにあったが、行った記憶がないし、入口は狭いし入るのを躊躇う。
カフェもだが、チェーン店は人がいっぱいで人間嫌いにはちょっと辛い。
席もゆっくりできる感じではないため、チェーン店を数店通り過ぎた。

この時点で疲労とカピカピはピークに。

地元のコメDに帰った方がよかったかな、
やっぱり俺はコメDしか愛せない…

と思い、コメDを調べると5分で着く場所にあった。

わざわざ伏見で降りる必要なかったけど、コメDは我々を裏切らない…と思い進む

が、コメDの文字は見えない。

おかしいな…まぁせっかく伏見来たし、良さげなとこあればそこ入るつもりだけど。
とツンケンしつつ、いくつかの店をスルーする。

先の見えなさに不安になったところに、看板が見えた。

え、これ猫…ねこねこ食パンやん…!!

ねこねこ食パンはだいぶ前から食べたがっていた。

が、私の中で食べ物は金使い道ランキング最下位(食べたら無くなるから)なので、今まで食べたことがなかった。

私は名前に要素を入れるほどの大の猫好きであり、飲み物とコメDのモーニングの代わりを探してたので、入る以外の選択肢はなかった。

一応、外から飲み食いできるスペースを確認。

現場猫パイセン

ヨシ!

ドキドキしながら入ると、店員さんは1人。
レジで商品を買う客の接客をしているようだった。

というのも、すぐ横にパンとかお菓子のコーナーがあり、レジの下もショーウィンドウになっていて、ケーキとかも置いてあったからそう思った。

1人の店員は包装に苦戦してたのか、挨拶は軽くされたものの、指示はナシ。

レジ奥のガラス越しに他にも店員が沢山いるのが見えたが、料理担当の様でこちらをチラ見して仕事に戻っていく。

疲労&カピカピで見つけたオアシスに放置され少し悲しくなる(大袈裟)

出だしスムーズにいけないと、この店大丈夫か?と思ってしまう人間不信&店不信。

勝手に入っていいやつ?ダメなやつ?と思い、客の前で何かをしている店員さんに話しかけようか迷ったりフラフラオドオドする。

多分注文するやつかな…と思い、とりあえずパンとかお菓子のコーナーを見るも喉がカピカピなので水…水を…としか思えず、一、二周して入ってきたとこに戻る。

さっそくまちぼうけを食らった。

その時の感情を言葉にするなら、おげ、、おげ、、おげ、、でしかなかった。

レジの近くにパン食べ放題コーナーというのがあった。

パンが並んでいた(KONAMIパン)

前のお客さんが済んだようで、やっと呼ばれたはいいものの、どうやって頼むんだ!?とプチパニックに。

が、平然を装ってレジに敷かれた(この方式ですぐ決めれるの皆凄くね?)メニューを見る。

だがメニューはドリンクのみで、看板にあった目当てのものがメニューにない。(そういう店多すぎん?)

そしてまたプチパニックになるが、平然を装い
「あの〜表にあった看板のトーストって〜まだ売ってますか、?」と聞くと「はい、売ってますよ!」とのこと。

メニューに書いてくれ〜(切実)

そして後から「こちらで食べていただく形になりますが大丈夫ですか?」と心配そうに言われた。

ええそのつもりですとも!と食い気味に思ったが、カピカピの声で「はぃ!」とだけ答えた。

支払いが自動のタイプで、買い物はほぼネットかファミマしか使わないので慣れていなくて少しビビった。
セブンやらいたるところがこれになって来ていて、たまに利用するがポンコツは苦戦している。

ガガガと言う音を立てて金くれアピールをする機械。

怖いよ……

入れたらまたピーピー言う。
??怖いよ……

と思っていたら店員さんに支払い完了ボタンを押してくださいと言われた。

癖になってないんだ…支払い完了ボタン押すの。

ドリンクはコーヒーにした。前から飲みたいけど頼めないと言ってたコーヒーを頼めた!ヤッピー!と思ったがホットにしてしまったのですぐ飲めない。

が、水もセルフであったので、コーヒーを機械が注いでる間に水も注いで立ったまま飲んだ。

喉は一昨日くらいから、鼻水が滝のように出てきて(花粉まだいる?)もともとやられていたので生き返ったという程では無いが、やっと飲めた〜と安堵。

ドリンクがセルフなのはお代わりOKなのか?という疑問は産まれたがとりあえず空いている席に座る。


やっと落ち着けてまた安堵。
人は多くもなく少なくもない。

トイレにも行きたかったので、待っている間内装や外装から察するに綺麗であろうトイレに入ると、店に似合わずトイレの便座は上がり、明らかに尿によってビッシャビシャに床が濡れていた。

マジかよ

トイレットペーパーで拭いてもいいけど、仕事じゃいし素手だし知らん人の尿は嫌だなぁと思い、とりあえず避けながら(おそらく避けきれなかった)用を足した。

扉は内開きでトイレから出る時苦戦したのでおそらく接触は不可避であった。

それから店員さんに言わないと、自分が散らかしたみたいになっちゃうし、トイレに入った他の客も不快になってしまう…と思い、陰キャなりの勇気を出して店員さんに声をかけた。

他のお客さんに聞こえないように(気遣いの鬼!)こっそり話すジェスチャーをし、「すみません、トイレの床がびちゃびちゃだったので拭いた方がいいと思います」と、クレームだと思われないように、キモ笑いしながら告げた。

すると店員さんはすみません、と言い紙を何枚か持ってトイレへ行った。

おいおい、そんな装備で大丈夫か?


席に戻ると、まさかの隣になんとなく犯人かな、みたいな客がいた。

可愛い店に似合わない容姿で1人で来ているおっさん。
靴を脱ぎ、足を組んで「グバァ」とか言葉にならない独り言を呟いている。

その客は店員さんがトイレから出てきた後、トイレに行ったのでまたびちゃびちゃになってるかもしれない。

冤罪だったらごめん。


そんなことを忘れないように書いていると、ついに来た。
が、トイレの件もあり、なんか頼んだっけ?と思った。
ボケボケである。

でも皿の上が見えた時やっと気づいて、その見た目におお!と声を上げた(1人サプライズみたいだ)

店員さんはバイトのやる気のない高校生のよう(実際そう?)だったので、自分の反応が馬鹿馬鹿しく思えたが…。

ウザイストーリーを載せたら、疲労から甘みが欲しかったのですぐ実食。


美味い……



食べてる時はこのうんこみたいな丸いあんこはなんだろう(^ ^)と思ってたけど、今見直したら、肉球の形なんだね。

1口目はそのまま食べたけど本来はネリネリするべきなのかも。と思って小倉とバターをパンにネリネリした。

小倉トーストの正しい食べ方なんて名古屋人にもわからないのだ。

切れ込みがあるから切ってあるのかと思ったがそうではないらしく、切るのが不器用だから少し面倒だった。

今思うとコメDのモーニングもこういう切れ込みがあって手でちぎって食べていたのでちぎってもよかったが、ナイフとフォークがあったので普通に切ってしまった。

まぁ、形的にちぎるのも苦戦するやつだしいいや。

他の人が見たらおい!と思うような乱雑な切り方で切りながら、
そういえば動物の形をしてるものならなんでも可哀想で食べれないとかいう人をどこかで見た気がする。確かエッセイな気がする。なんの躊躇も無く食べてしまった。顔もないし。
などと思いつつ食べた。


お客さんが沢山帰っていったので隣の客から離れたかったのと、クッションの端の席に行きたかったので、勝手に席を移動。多分問題は無い。

患者さんの前に出ない日はすっぴん

鏡越しだったから写真を撮ってみた。
やっぱり隅っこが落ち着きつく。

後、席の近くに猫の置物があった。

この顔に癒された。

茶トラが一番好き(美味しそうな色だから)なので初めに見た時とても興奮した。

でっかいとことか、昔飼っていた茶トラの猫、スフィンクスに似ている。

ずっと愛してる

note(これ)を書いてるうちに、冷房がきつくなって来て帰ることにした。

お客さんが猫ちゃんという単語を発していて、もしかしてみんな猫派なのか…と思った。
結構嬉しかった。

上機嫌になったので何か買おうかなと、最初見た時は興味なかった商品達を見る。
が、あまり響くのが無かったので無難にねこねこ食パンを買うことにした。
プレーン1枚しか無かったが。

ねこねこ食パンって種類がたくさんあるから今度また買いたい。入門編だと思おう。

冷蔵のショーウィンドウも見る。
最初気づかなかったけど、ずっと食べてみたいと思ってたチーズケーキがある!!

これ


ここで買えるんだ…でもおなかいっぱいだし、こないだご褒美的に本を3000円分買ってしまいお金もないので小さいのを買うことにした。

でかいチーズケーキはまたご褒美ゲージが貯まりまくったら買いに来るかもしれない。

小さいのは2種類が4つで、でかいチーズケーキ半分の値段。なかなかいい買い物じゃないか?

店員さんに箱の猫の柄をどれにするか聞かれ、飼い猫と同じ柄のシャム猫を選んだ。
シャム風とキジトラの雑種を2匹飼っているが、キジトラがいなかったのでちょっと残念だった。
でも2個も買う気はなかったのでやっぱりいいや。

ラインナップ、高級そうな猫の柄そう。

二度目の自分のペースでやれるセルフレジでもない、自動金促進レジ。

相変わらずうるせぇな。
と言いたくなるほどの音を上げる。

お金を入れる。ピーピー言う。

ビビるんだわ…。

包装するので座って待ってて下さいと言われて、最初のアレねと思い大人しく座る。

パン食べ放題コーナーは空になっていた。

パン食べ放題なんてメニューになかったがどこで頼むんだろう?と思っていると、
こんな感じでいいかと並びを確認された。

誰かにプレゼントすると思われてるんだろうか。

そういうこと孤独に生きてると多いけど、少し悲しくなるw

思わずwを付けてしまうくらい自暴自棄になる笑

次は笑を付けてしまった。

(今思うと1人でもインスタ映え用とかに確認するのかもしれない。)

そんなことを書きながら待っているとスーツを着た男性客が入ってきたと同時に呼ばれて、陰キャの自分は驚く。

陰キャらしく商品を受け取り、そそくさと出ていった。

良かったなーと思いお店の外装を見渡して看板の裏になんか書いてあるかな?と思って見たら、これ

絶句。

いや、食べたかったのは小倉トーストだからいいんだけど、マジかという気持ちになった。

俺はアボカドのこと大好きだし、他にも気になるメニューあるので、

また来るかもしれない。

そういう戦略か?

帰り道行きと同じはつまらないと思って違う方向に歩く。

行きはとにかく死にかけてたから周りを見れなかったけど、周りを見ながら歩くのは楽しい。


歯科の文字は歯医者で働き出してからすごく目に入るようになったし、エステの文字が見えたら、エステとかマッサージとか行ったことないけど最近働き詰めだし余裕できたら行っても罰当たらないかなとか思う。

他にもエッチじゃない変な店が沢山あって楽しい。
どっかの国の料理屋さんとかそういうの。

別にエッチな店でもいいけど、男性向けは入れないとこが殆どなので最近は残念に思っている。
まぁ、男でもそもそもお金も無いし入れない。
(何の話?)(だって楽しそうなんだもん)

それと、帰り道行きには全くなかった個人営業の喫茶店が沢山あって、私とねこねこ食パンを結ぶために神が遠回りさせたのかもしれないと思った。

有り得ないけど。

改札前にマスクを鼻だけにして遠くを見ながら突っ立っている爺がいて少しビビった。

後電車で子連れの人に席譲った。

えらい〜〜〜(当たり前)

そんで
間違えて逆の電車に乗って終点まで来てしまった。

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