禁煙の思い出

昔付き合っていた男性と一緒に禁煙をしたことがある。

毎日2箱に近いほど吸っていた私は禁断症状に悩まされ禁煙は辛いものとなった。

一方、元彼は余裕の表情で禁煙を成功させた。そして一週間過ぎた辺りから飲み会で貰って吸うようになっていた。「禁煙なんて楽勝。俺はいつでも禁煙できる。」彼はそう言って飲みの席以外でも今まで通り喫煙するようになった。

私はというと七転八倒しながらニコチンガムを噛む日々だった。


あれから15年経って思ったのだが、「禁煙なんて簡単」と言っていた彼は禁煙に失敗しているし、苦戦していた私は禁煙に成功している。

禁煙に苦しんでいる私はダメなやつという体で散々馬鹿にされていたので気付かなかったけど、「禁煙なんて簡単」って言いながら全然成功してないじゃないの。

15年ぶりに呪いが解けた話でした。

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