町のお医者さんとしてのアーユルヴェーダ~スリランカの魅力⑦~
アーユルヴェーダの所に行きます、と言われて連れて行ってもらったのは、
お世辞にも綺麗とは言えないところでした。
日本人がイメージするであろう、ヒーリングセラピーのアーユルヴェーダとはかけ離れた、昔からある町の古い診療所。薄暗い、誇り臭い感じで、人体模型があったり、薬瓶が棚にたくさん並んでいます。お年寄りが何人か来て診てもらっていました。
スリランカの国立病院は、無料です。新しい個人病院は有料ですが、
そこへ行く若い人も多いのだとか。そしてお年寄りは、昔ながらのアーユルヴェーダの診療所に行くのだそうです。
私は、スリランカへ来てから、あちこち虫刺されで赤くはれてるところがたくさんあったので、見せたらオイルをいただきました。
一体何の空き瓶?(笑)
診療所の前の草を取ってきて、口に含むように言われました。黄色い小さい草で、舌がピリピリとします。この草が処方されたオイルなのだそうです。
アーユルヴェーダの診療所をしているのは、お坊さんだと聞きました。
お手伝いに来ているのは、学生さんでした。
この日まで私は、アーユルヴェーダはヒーリングセラピー、オイルマッサージのことだと思っていましたが、医学なんですね。アーユルヴェーダと一言で言っても、町の診療所からツアー客のオイルマッサージまで、幅広い。
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