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miyabi
2015年7月25日 02:00
ままならぬ世にままならぬ体と伏せた筈の気持ちが伸び縮み土の臭いと草の香りが雨伝いに広がる午後夏の風鈴ならし君振り返る
2015年7月21日 01:42
どの町にも どの土地にも 不満が澱となって 吹き溜まっているそれは人の目に、仕草に、見て取れて 垂れ込めた空から 何かが舞い堕ちてくる気がつけば、幼い頃から一人だった教えるものも誰もいなかったそんな別れの積み重ねのような人生にも、出逢はあったのだ…それが縁と言うものだったこんなことをやっていられるか昔から、そう思っていた気がつけば 己の弱さと向き合っていたのだった