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ICUC-104_2022.4.10【キレると切れる】

【ICUC知的好奇心向上委員会】の私の知的好奇心の向上&趣味の文字起こし。I see, You see ! Intellectual Curiosity Update Committee

角田陽一郎104「キレると切れる」ICUC知的好奇心向上委員会

キレると、縁や恩や、人間関係も切れてしまう。
ハラスメントって、結局、キレることで起こっちゃうんじゃないだろうか?起こさないためには怒らないしかないのではないか?

角田陽一郎 オフィシャルwebサイト

mireva channel

動画の内容(+文字起こしメモ&感想)

学び直し4年目

 おはようございまーす。知的好奇心向上委員会でございます。バラエティプロデューサー角田陽一郎と申します。よろしくお願いしまぁーす。これマイクのレベル大丈夫かな?ちょっと一応確認しますね。マイクのレベル難しいんですよね〜、大丈夫か。うん。あ!あ!大丈夫ですね、はい、よろしくお願いしまーす。
 えっとー、そんなんでね、3月何か3週ぐらい休んでたんですけど。今日…4月4日から…4月3日か…2日か(笑) 4月2日に復活しまして、今日4月10日でちょっとまたやってみようかなぁと思ってますけど。えーと、タイトルで言うとね、『キレると切れる』っていうタイトルにしてみました。まぁ『キレると切れる』っていう話をしたいと思いつつ、今週1週間、何かどんなことがあったかなーなんて思いながらね、話してみようかなーなんて思うんですけど。
 えーと、何あったかな?んっふっふっふ(^^) 何あったかなってダメだな。えーと、そうそうそうそう、先週のね、火曜日から東大の今は文化資源学というところで通ってまして。そこで4月から博士課程の2年生になりましたんで、一応2年生の最初のガイダンスがね、先週の火曜日からありました。でね、今学び直しの連載とかも…東洋経済オンラインで「Move Studies」っていう名前でやらせていただいたりとかして。まぁ学び直してって、だからもうボクは学び直し3年が経って4年目になるわけですね、修士…2019年からなんで修士を2年やって、その後博士を1年やって2年目でっていう感じなんです。なのでその「Move Studies」っていう学び直しをやってるんですけど、何かね、なかなか難しいところもあるなーなんて思ってるところもあったりして。うん。
 えっとね、大学修士の1年目っていうのは何となく東大の面白い授業が沢山有るんでたくさん受けてみようみたいな感じで結構頑張って受けてた、と。で、2年目は1年目でほら…スケジュールが被ったりして受けられなかった授業を受けてみようとか言って受けてみたりとかね、してました。で、修士論文書いて。さぁ博士課程だ!ってなった時に博士1年目は博士論文を英語で書こうかなぁなんて思って英語の授業とか結構受けてみたんですけど、自分の英語力がないみたいなことで英語を挫折してみたいな。それはね、このICUCでも喋ってますし、まあそんなことはよく言ってるんですけど。自分には語学のセンスがないんだなーってことを痛感するわけです。そして、さて、はて、じゃあ4年目、博士2年は…。博士って大体3年なんで…ってなると、もう東大というたぶん日本有数の、まあ日本一かどうかは…の、色んな素晴らしい授業がたくさんある中でも、なんとなく「ああもうこれは…なるほどね。受けようと思ったものね。」とか、ある意味一周回っちゃったわけですよ。そうするとそんなに受けたい授業が無いというと語弊があるけど…うん、なかなかだなーなんて思ったりして。だからマストで取らなきゃならない必修の授業は取るんですけど、当然。それが自分の中でどうやっていこうかなーみたいなことがね、なんかすごく、すごく、難しいとこだなーなんて思ってるとこです。

勉強している限り、人間は終わらない。

 で、そんな中で…まあ、休学しようかなーとは思ってないけど博士論文を書いた方がいいかなと思いつつ、うーん、どうしよっかなーなんて思ってた時に、先週の火曜日にね、最初のガイダンス文化資源学のガイダンスを対面でと。リモートじゃなくて。もうリモートなし!みたいな。対面で集まりましょうっつって皆さん集まったわけですよ。そうするとね、だから…リモートではお会いして話したことあるんだけど、全然話したことない学生の皆さんと、「あ!どうもどうも!」って話したりとか。まぁ学生つっても社会人の方が多かったりするからね、そういう人と話せたりとか。あと先生方から声かけられたりとかね。だからちょうど1ヶ月前の頭にはゼミ合宿に行ってたんですけど、その時先生にあの時は面白かったねーとか言いながら…っていう、こう、ある種の雑談。雑談をするわけですよ。で、その雑談っていうのってのがまた凄い価値があるんだなーなんて思いました。つまりリモートとかって雑談が限りなく少ないですよね。一方通行になっちゃうっていうか。それがでもちょっと時間があるとね、はじめましての先生とかも「ああ角田さん、はじめまして。」みたいな感じで話すレベルの話もあったりとかね。だからボクその日呟いたんですけどね。

今日から2年生。本郷に久々に登校。教室で先生や学生と談笑することの価値を満喫。なんか元気をもらえたなー。

 って書いたんですよ。でね、その日、朝とか…だからまぁなんとなく悶々としてたんですけど、そのとき田中泰延さんってね、今やベストセラー作家の元電通の、大阪電通のCMプランナーの田中泰延さんがね、Twitterで書いてて。

「ちゃんと勉強しよう。勉強している限り、人間は終わらない。勉強しているとき、人間には希望がある。」

 っていうことをTwitterで書いてて。何かそこってすごい──うん、そういうことなんだなーって改めて思った日が、たまたまその日が学校の始まりだったんで。そっか、結局自分がそれこそ…先週とはね、「エンタメの引退」っていう話をさせていただきましたけど。何かこう、認められる認められないみたいなこともね、自分の存在意義とか、あるいは自分が何か作る作らないみたいなこととか、そのクオリティーが高い低いみたいなこととかあると思うんですけど、そういうことにうだうだ考えたりとか、何かもじもじ、ウズウズするみたいなことって多分あると思うんだけど。結局のところをそれって結果に対しての、何かこう、自分の中の逡巡あるいは後悔、あるいは希望、あるいは願望みたいなことだと思うんだけど、何かその前にその泰延さんの言葉じゃないんですけど、「ちゃんと勉強しよう。勉強をしている限り、人間は終わらない。」って──、そうなんだよなぁ結局人生なんて1度きりで死に向かっていくとすると、結局もう勉強をしているとき人間には希望があるって。うん、何かねぇ、ボク本当に半ば冗談で半ば本気でいつも泰延さんはTwitter書いてて。すごいコミカルに、時に人間の心理を突く言葉を書いてますけども。なんかね、すごくボクその言葉刺さっちゃったんですよね。そうだ、ちゃんと勉強しようと。だから思わず泰延さんに返信しちゃったんだけど、本当にその言葉は刺さりました、と。全然ちゃんと勉強してないんで勉強しようと思いますと。…って言ったら「東大2回も卒業してるくせに何言うてまんねんや」みたいなリツイートをいただいたりとかしましたけどね。
 でも…自分がね、いま博士にいるからかも知れないですけど、自分が勉強してきたなーなんて思いながらも自分の立ち位置というか、勉強なんてすごい中途半端だなーなんて思ってて。凄い研究してる人に比べれば。うん。だからって何か一つのことに秀でてるわけでもないしねーなんてことを思ってたんだけど。まあむしろそんなことがそんなに関係なく自分がちゃんと勉強すればいいんだよなーなんて思った日にね、東大に行って何か話を聞いて、何か凄い救われたんですよね。…っていうのが先週の火曜日でした。

ここ何の散開

 でね、水曜日。水曜日はそのまま夕方から夜にね、カフエ マメヒコっていうボクがいつもコルクの佐渡島庸平さんと、カフエ マメヒコの井川さんと、フジテレビのG2(ジーツー)っていう…G2という人とボクの4人で「ここ何」って言うのをもう4年ぐらい…もう4年もやってたんですって、4年目。ほぼ月一で。で、コロナでちょっと空いたりもしたり。最近は2ヶ月に1回みたいな感じで渋谷の公園通りにあるカフエ マメヒコに集まってね。で、何かこうカフエ マメヒコの常連さんが何十人か集まって、まぁ…だべってるみたいな。初めは「ここから何か生まれるかも会議」って名前だったんですけどいつの間にか「ここ何?」っていう(笑) つまりこの集まりはなんなんだっけ?っていう。まあそのなんだっけ?っていう目的もないのに集まって話してることに意味があるよねっていう様な感じで「ここ何?」っていうことをやってたんですけど。 
 で、だから逆に常連は知ってたんだけどボクは…ボクとG2が知らなかったんですけど、「ここ何」に行ったら開口一番井川さんからね、「カフェマメヒコ公園通り店が5月の9日で閉店だ」と。残念ながら、と。閉店なんで今日「ここ何」最終回ですって言われて。「ええっっ?!」みたいな。結構…結構ショックだったんですよね、最初ね。「ええ?無くなっちゃうの?!」って言うか、えーと、「ここ何」が無くっちゃうのは…まあ、それはそれで悲しいですけど、カフエ マメヒコ公園通り店が無くなっちゃうっていうのはね、ボクは今いつもそれこそここの海の街に移動してきてしまったので、東京では会議とかやる時とか誰かと会う時はむしろカフエ マメヒコで会ったりとか。もう会議室にしてたっていうか、ミーティングスペースにしてたんですけど。それが無くなっちゃうってことも結構ショックでね。ただやっぱりコロナとかもありますし、色々難しいんだよな…。コロナ以外にも色々あるんですけど、まあ井川さんとかと話してるとね。なかなか難しいんだよなーなんて思いながら結局まあ無くなっちゃうのか…って言ってたら──。でもね、それはあのー、それこそインスタにその日あげてますけど。ちょっと読まさせていただきますと。えーっと…。

カフェマメヒコにて、井川さん、佐渡島さん、G2、角田で、4年続いた『ここ何』最終回。5/9でマメヒコ公園通り店が閉店のため。
でもそれは終わりではなく、発展的解消。
つまり、解散ではなく散開。

 って書いたんですけど。この散開ってね、年齢がいってる方には知ってますけどYMO、Yellow Magic Orchestra が80年?81年?…82年ぐらいに一回解散する時に解散じゃなくて散開だと。解散を逆って。だから散開。散って開くみたいなことをね、言っておりましたけど。うん、何かね、マメヒコ全然まだ続く…、もともとだから三茶に一軒ありますけど、三茶はあるんですけど、…ああ、これどこまで言って良いか分からないのでちょっと言わないですけど、またちょっと秋以降から続きますし。もっと…東京じゃないとこでもねっていうのが続くし。さらに言えばそれのプロデュースをせっかくだからボクも手伝いますっ!みたいな感じで、ちょっと一緒にやれるといいかなーなんて思ってて。やろうと思ってます。

LSPの再始動

 これはねー、かなり本気でやろうかなーと思ってて。で、それはちょうどね、まさに1か月前ぐらいにリリースしたんですけど。リリースしたというか、リリースと言ってもFacebookで呟いたぐらいなんですけど。ちょうど2012年からLSP、ライフ・スパイス・プロジェクトっていうのをやってたんですよ。まぁ色んなトークセッションとか、イベントみたいなのをやってたんですけど。2012年からやってたんですけど結局5年で色んな…はあちゅうさんに来てもらったりとかね、野人・岡野さんに来てもらったりとか。日産のGTRを作った水野さんに来て頂いてトークイベントみたいなのやったり。あと本田直之さんとかにね、…とかやってたんですけど。何かね、自分の中で疲れてしまって。2017年にTBSを辞めてフリーになってからは、フリーになってから…だからTBSにいた時はちょっとコソコソやってたんですけど、TBS辞めてからむしろ止めちゃったんです。で、それはつまり自分の主催するイベントみたいなものを止めて、誰かイベントを主催するプロデューサーなりがいて、ゲストで出てくださいねって言われたら喜んで出ますけど、自分で主催するのはちょっとこう色々ね、じゃあその…お客さんどうしようとかね、当日の…とかと思ったりしてたから結構閉じてたんですよね。閉店休業状態にしてたんですけど。ただ…そっか、これも前の2月ぐらいのICUCで言ったと思うんですけど、やっぱりもう一回始めてみようかなってちょっと思ったってたんです。うん。
 で、ライフ・スパイス・プロジェクトってそもそもなんでそんな人生のスパイスのプロジェクトのプロジェクトって名前をつけたかっていうと、たまたまスパイスアップっていう単語を見つけたんですよね。スパイスって名詞ですけど当然動詞もあって、スパイスアップっていう言葉を辞書で見つけて。そしたら彩を添えるとか、豊かにするとか。だから人生にスパイスアップするっていうのってすごいいいなーって思ったんでスパイスアップ・トークセッションとかそういうのをやってたんです。
 で、やってて。まあそれはそれでいいんだけど、それを例えばじゃあスパイスアップ・セッションを自分たちでやると…まあ普通にやってるだけなんだけど、それをこうスパイスっていうからそのホームページとかには結局スパイスとかの写真を貼ったホームページにしてると何かね、グルメサイトみたくなっちゃうんですよ、うん。スパイスだから。グルメサイトになってもいいんだけど。だからこのホームページでスパイスアップ・セッションって…何?グルメのイベント?みたく思われちゃうんだろうなーってのがやってる時からちょっとうじうじしてたんですけどね。ところがね。じゃあそのスパイスアップ・セッションを今後新しいマメヒコでやるとしたらマメヒコはご飯が美味しいので。井川さんが作るそれこそカレーとかも超美味しいんで、そのスパイスアップセッションでは本当に井川さんとマメヒコのすごい美味しいカレーとかをたくさん出してもらおうかなーなんて思ったりすると、スパイスアップセッションがやっとカフエ マメヒコで一緒にやれるとなると、何かやっと本来の意味がガチャッとハマったなーみたいなことを思ったりしてですね。それはそれですごい面白いなーなんて思ったりしております。はい。何かね、そんなことをね、考えたりとかしてますね、はい。
 あとね。そんな感じのことをやったりして。だから…で、またね、その新しい場所にできる所とかちょっとボクはご縁があるところだったりとかするとか。なんかね、そんなことをね、すごく思ったのが先週の水曜日かな。

ハラスメントを無くすには自分がキレちゃ駄目

 で、今週。今日のテーマ『キレると切れる』って話なんですけど。その翌日か翌々日か忘れちゃったんですけど。なんかそんな感じでやってる時に。今ね、パワハラだセクハラだって結構話題になっていますけど…あっ、そのことを、そっか!コトブキツカサさんとやってる寿司特でね、パワハラ…じゃないや、ハラスメントっていうタイトルで喋らせて頂いたんで、何かそれをこうすごいこう、何か感じたんだ。ハラスメントとはそもそも何なのかみたいな。それはね、寿司特を見ていただければと思うんですけど。ハラスメントって結局こういう行動してる方、受ける方によっての落差みたいなものがやっぱり生じるからハラスメントになるんだよなーと思った時に、ボクなんかこれでもだいぶ柔らかくなったと言われてますけど、やっぱり30代の時とか20代の時とか、すごいもっとわーって言ってた気がするんですよね。それは何が言いたいかというと、パワハラもセクハラもやってるつもりは全然ないんだけど、結果的にパワーがある人がうワーッて言ってしまうと立場状下の人にはハラスメントになりますもんね。で、こちらとしてはすごい一生懸命やってるだけなんだけどハラスメントと思われることってたくさんあったんだろうなーとか思うと、当事者の話だよねっていう話以上に、もうそもそも関係性に上下感みたいなものががあるとすると、どうやってもハラスメントになっちゃうんだよな、多かれ少なかれっていう風なのが…なんか思ったりしてて。
 で、今回の色々なハラスメントの件ってのは本当にハラスメントかどうかはそれこそ分かんないんだけど、ボクもハラスメントしてきたつもりは一切ないんだけど、ボクにハラスメントされたと思ってる人はたくさんいるんだろうなーなんて思った時に、で、ボクもボクですげえされてるんですけどね、ハラスメント。だから別に仕返ししてるとか、上にやられたから下にやり返すみたいなこととか全然思ったことはなくて。むしろ上にやられて嫌ないことはなるべく下にやらないようにしようと思ってるとか。ただ会社に居残らせるみたいなことは絶対やってないしとか。さっさとむしろ帰れっていうこととかね。ね、だからボクこのICUCでよく喋ってますけど飲み会に誘うみたいなことが、特に下の者をね、すごい苦手なんですよね。誘われたいんだろうなーっていう…誘ってくださいよーって言ったとしてもそれはまたリップサービスで言ってんじゃないの?と思うタイプっていうか。そのくらい自分が若い時は嫌だったんで。早く帰りたかったんで。凄くそういうのは苦手なんだけど…と思いました。
 でね、そのハラスメントって話を思った時に、じゃあ意図的にアドバイスするとか注意するとか、何だったら教育するみたいな意味で何かわーっと言った時にそれがハラスメントになるか?ならないか?みたいなこともあるけど、それとは別に自分が感情を表明した時に、例えばそれって、だから今日のタイトルで言えば自分がキレてしまう、なんかムカついたとか、キレて。キレた時に何か言った時の言葉ってきついですよね。まぁ怒ってるから。うん。ってことは何か自分がキレて物事を、言動と、言ったりとか行動したりすると、その行動ってのは全てハラスメントになるんじゃないかな?結果的に。相手側に。理由があってもね。で、まあ大体理由があるからキレるんですけど。で、なおかつそれが相手とか社会とかこの世界の理不尽さにキレてる場合がほとんどで、個人攻撃とかでは全くなくてむしろその理不尽さにキレてることの方が多いんだけど、その理不尽さのことで自分がキレてる時の言葉って多分絶対キツイし、激しいわけで。それを言った段階でもうそれはすでにハラスメントなんだなって思うとすると、ハラスメントを究極的に無くすためには自分がキレちゃダメなんだなっていうことにその木曜日とかに思ったんですね。
 やっぱりキレてしまうわけですよ。当然それはだいぶ気をつけてるし、でも気をつけてるのにやられてしまったりするとキレますよね、人はね。うん。だからそれはもう…だからボクとかが比較的優しく喋ってる時もやっぱり自分がヒートアップすると言うかテンションが上がってくると、なにか理不尽なこととかあった時やっぱりキレちゃって。その理不尽ってのも自分にとってだから、相手にとっては理不尽じゃないかもとかもあるんだと思うんだけど、何かそういうことがあった時にやっぱりキレちゃうんですよね。うん。

キレたら切れる 縁・恩・愛・運

 でね、キレる、つまりそのキレた言動というものは多かれ少なかれハラスメントになるんだと思うんです。相手方には。理由がどうであれということです。で、ハラスメントって話の根本問題なんだけど。ハラスメントってした方は「あれはハラスメントじゃないよー」とか「もう忘れちゃったよー」って言ってんだけど、された方はずーっと残ってますよね。それが自分が悪いか悪いか他者が悪いとかもう置いといて、何かその事実は覚えてますよね。ってことはそこからの三段論法でいくと、自分がハラスメントをやろうとした意図とか意思は全くなくても自分がキレて何かを喋ったとして、それが相手に伝わった段階で相手は自動的にハラスメントになるってなった時に、もうその相手の傷にはなってしまうわけで。つまりあの頃はなんか角田さんに酷いこと言われましたねーみたいなことを仮に思い出話で何年後かになるぐらいの関係になったとしても、その時のあん時の酷さみたいなものがこう澱として自分の体の、その人の体の中に残ってくんだろうな、身体の中に…と思うわけです。
 そうするとやっぱりキレるってことは、自分がキレるってことは、その人との関係性がやっぱり切れてしまう糸口になるというか。糸が切れる糸口になるというか。プツッと切れる。切れそうになる。だからボクもTBS時代もあるしフリーもあるけど、何かこうビジネスをやってて相手側と揉めた時に負けちゃいけないと思ってワーッっと激しく…、だからそのハラスメントというよりむしろこっちの方が弱い立場でね、ワーッと言ったり。なんならキレたこととかもあります。で、じゃあキレた後にその後キレたことに関しては仲良くしたとしても、その後ビジネスがちゃんと続いてるかって言うとやっぱり疎遠になってる気がしますね、今までキレた人達とは。で、それがその頃はもう清清するよあんな奴ら!ふざけやがって!とか思ってキレちゃっただけだとは思うんだけど、でもその人達と…でもまあ面白いんですけどね、その人達にキレて後悔するなーと思って久しぶりに会ったりすると、久しぶりに話すと、ああやっぱり、ああキレるポイントも持ってるなーっはっは(^^)、だからその仕事の緩さなのか仕事の適当さなのかで。「ああこれで確か、かつて、キレたんだなー、今もキレるなやっぱり。だからやっぱり仕事しなくなって良かった。」って思う人もいます。…居るんだけど、ただあの時キレたことでここの関係性なくなったなーみたいなやつってのは…なんか放送局とかでもあるし、大スポンサーでもあるしとか。若くもないのに若気の至りて言っちゃったらそれまでなんだけど、そういうことってあるなーと思った時に、つまり”キレたら切れる”んだよなってことですね。自分が”キレたら”他人との関係は”切れる”。そんなことさっさと気づけよってことなんだけど、それに気づいたのが本当に先週の(木)(金)ぐらいですねっうっふっふっふっふ!うん、ホント3日前とか。うん、だから今週のね、ICUCで何喋ろうかなーと思った時に、もう「キレたら切れる」っていう、うん。自分がキレる。キレた時に何か言動を起こす。その言動はキレた相手にとってはやっぱりハラスメントになる。で、ハラスメントになったってことは相手側は傷を持つ。とすると、相手方との関係が切れる確率が高い。ってことですかね、ボクが今日思ってることというか。
 うん、『キレると切れる』んですね。だから今回のハラスメント問題。別に世界的な問題なのか日本的な問題なのか芸能界の問題なのかとりあえず置いといて。ボクとしてはもう本当にキレるのやめようって3日前に思いました。んっふっふ!いやだからホント小ちゃいことでもね、、なんかこう、ちょっとこう…スーパーで並んでてちょっとなんとかとか、そういう些細なこととかも。店員さんにもとかね。本当にキレちゃダメですね。うん。キレるということは縁を切るっていうことですね。恩を切るってことですね。なんなら愛を切るというか。結果運も切るってこと。縁、恩、愛、運、みんな自分がキレるということでそういうことが全部切れていくんだなっていうこと。だからあのー…長州さんじゃないけど、もしボクに会った時に、角田さんキレてたら百円罰金にしたいぐらいだなーと思ってます。で、ボクがもしキレてたら罰金ですからねって言ってくださいって言ってたんだけど、それを言うと…本当にキレてる時に100円って言われたらよりもっとキレちゃうんだろうなー(笑) とかちょっと思いながらね。まあそんなことを思ったりもしてます。はい。
 それがね、今日のシンプルのタイトル『キレたら切れる』。ハラスメントにならない方法はキレないしかないんかなーなんてちょっと思うというか。もし自分キレてなければ…それでもハラスメントしちゃう人はしちゃうかも知れないけど、ボクは少なくともしないかな。自分がもしキレなければというのはあるかなーと思いますけど。まあ当然誤解されるみたいなこととかすごくあるとは思うんだけど。うん、そんなことを思いました。はい。

角田教授/角田先生

 あとはね、これ後でTwitterで呟こうと思ったけど、来週からちょっと新しい仕事が始まるんですよね。その新しい仕事というのはですね、簡単に言うと大学の講師をね、ついに、ちょっと本当に…。今までだったらね、ピンポイントでやるとかはあったんですけど。今回2つの大学で非常勤講師をですね、はじめます。
 で、えーと、1つが大阪にある国際ファッション専門職大学大阪というとこですね。本当に大阪の梅田の駅前にあるんですけど、その国際ファッション専門職大学で映像概論みたいな。映像論とかメディア論みたいなものの授業を1個やらせていただこうかなーと思ってて。で、それ毎週あるんで毎週大阪行くって…何ヶ月か前に言ったと思うんですけど、毎週大阪行ってみようかなーと思って。どんだけ忙しくなるのかなーも思いつつ試してみようかなーと思ってるんで。で、そのメディアというものを凄い考えてるなーと思ってるんで、それこそね、先程頭で話した東大に行って雑談する価値みたいなものを先生とか学生の皆さんとっていうのを、まさに自分も学ばせて頂いたんで、自分が教える立場になった時にそういうことを学生の皆さんと共有できたらいいなーなんてと思ってますけど。で、もう1個がね、町田にある桜美林大学の日向山キャンパスってとこの芸術文化学群のところで、またそれも映像ビジネス論っていう授業を1個やらさして頂くことになって。
 それが…授業が始まるんで毎週2コマやるんですけど、だから大阪とね…国際ファッション専門職大学大阪と桜美林大学で。これはボクの中では本当にレギュラーで講義をやるのが初めてなので、何か本当に色んなことがチャレンジングだなーと思いながら、「ぜってーつまんねぇ授業って言わせたくないぜ!」みたいなねっんっふっふっふ!なんか自分がバラエティプロデューサーと言ってるだけにねみたいな。
 後は何となくメディアとかコンテンツみたいなものを考えてきたものとかをちゃんとね、体系化してね、理論化して話しつつ、その学問を学ぶということがこれだけエンターテインメントになるんだってことをね、ちょっとチャレンジしてみたいなーなんてのは思っております。まあ大変だなーとは思いながらね。こんな緑の髪の毛で教師なんかしてていいんでしょうか?とか思うんですけど。はい、そんなことをやるのが来週からなんで。今日このあとパワポを作ろうみたいな。うふふふ、そんなことをね、思っています。
 はい、そんな感じでICUC知的好奇心向上委員会ですけど。あと自分の中での変化で言うと、本当にもうなんか今…2つ締め切りがある本があって。なかなか書き進められなかったんですけど。1月からは書き進められないなーなんて思ってよく絵を描いてたり、ここにも絵がありますけど。はい、そんな絵ばっかり描いてたんですけど、何かね、やっと昨日ぐらいから──だからキレちゃダメだ!と思ったことはボクの中で進化だと思うんだけど、「あ。なんかやっと文章が書けそうな気がする。」ってやっと思ってきました。だから今日、朝起きてね、午前中ちょっと…それはまだその本じゃないんだけど、ちょっと文章を2つ書かなきゃいけないものがあったんでパパパパパパって書いて。書けるぞ!と思ったんで。このICUC知的好奇心向上委員会のライブ配信が終わったら…ご飯食べてからかな…。でもご飯食べると眠いから書かないかな?いや、でも、書いてみようかなーなんて思っております。そんな感じで角田陽一郎でございましたー。

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文字起こし後の文字寝かし

(好き勝手に思った感想を書き残しておくことを文字寝かしと言うことにしました)

相手を思う。相手に映る自分も思う。そんな回だったと思う。

 ファンというかネットストーカーというか、ICUC再開後の2回ともライブ配信を見逃しているのが悔しい。なぜか通知が来なかったり、デバイスから離れて作業していたりしたのだ私よ。マイクの調子だとかはチャットで返ってきたら便利だろうとは思うけど、感想や思いつきまでチャットすべきかは悩みつつ見るからライブは多少気を使うんだけど、それでもやっぱりライブはライブで見たい。次回こそは。

 学び直し。角田さんにツイキャスで「大学に行った方がいいよ」と言われたことがあった。それはずっと覚えていて、時間というよりお金があれば…と思っていたんだけど、ある時Facebookに友人が卒業した東京都立大学のオープンカレッジの広告が出て、結果、大学生にはなれないものの単発講義を取ってみることになった。4/23~6/18、私の誕生日の1日前から夫の誕生日兼結婚記念日まで。お金と頭に余裕があれば、6月中にもう1つ聞いてみたい講義が重なってるけど、果たしてそちらも受講できるだろうか?
 ちなみに東京都立大学といえば南大沢キャンパスの印象が強い。理由はの隣のアウトレットモールに行くからで、その時は角田さんが行く桜美林大学の前を通って行く。へぇ!あそこに行くんだ!と、知ってる場所が出てきたときってどうしてこうも嬉しくなるんだろうか?もちろん東京都立大学だって友人の恩師が南大沢キャンパスにいると知っていたので、なんだか嬉しかったのだ。
 ちなみに桜美林大学の非常勤講師紹介では角田”楊”一郎になってて、逆によく変換に出にくい字が出たなと。奇跡的(笑) 国際ファッション専門職大学大阪は東京と名古屋にもあるのか。グループ校に東京モード学院とかHAL東京なんかがあって、でもお呼びがかかったのは大阪。マメヒコのこともあるし、角田さんは今大阪にご縁が強くなる時期なんだろう。私は横浜石川町のご縁が今だ続いており、その他にも別々の人から全く別の関わりない件で同じ地名を言われたり。すごく不思議だし、こういう不思議は背中を押してくれる。

 2つ目の見出し「勉強している限り、人間は終わらない。」と書く前は「勉強しているとき、人間には希望がある。」と書いた。読み進んで、ああ角田さんが選んだ言葉は「勉強している限り、人間は終わらない。」の方にピンときた上で、つまり「勉強しているとき、人間には希望がある。」と思ったんだなと思い、書き直した。
 私には「人間は終わらない」という括りは広く「人間には希望がある」という括りの方が少しだけ明確な気がした。「勉強している限り」はどんな勉強か分からないけど果てしなく続く感じがして「勉強しているとき」は今やってる勉強という部分に焦点が当たる分かりやすさがあると思った。発展途上人学のとき、角田さんは「閾値が違う話は伝わらない」と言ったことがあり、それがすごく(そういう意味じゃないのは理解の上で)「私の閾値が低くて理解できない」つまり未熟だと感じで何かが悔しくて悲しかったけど、この分かりやすさ、ピンとくる部分が閾値の違いなんだろう。

 散開。文字通り散り広がること。または戦闘で各兵士が広い間隔の隊形を取ること。ライオンは群れのイメージが強いけどチーターなんかは1頭で生活していて、ときどき地平線の辺りにいる1頭と並行に歩いたりするそうだ。その距離でお互いを認識しているのだという。規模の薄デカい猫の集会といった感じだけど、つまりネコ科の動物は群れと散開、どちらの生き方も出来る(どちらも使いこなしてるのは近所の猫だと思う)。人間の原始的な生活もこれとよく似てるそうなので、「ここ何」だって誰だって散開隊形をとることは可能なはずだ。

 ハラスメントを無くすためには自分がキレちゃ駄目。相手と上下関係がある場合のパワハラは特に。セクハラは?モラハラは?キレるというより感情の流出を無くすことだと思う。未精査の感情を漏らさない。アートや文学において感情の表現は大事なんだけど、ハラスメントにおいては流出事故案件ということだ。
 未精査の感情が漏れること、感情のコントロール不能状態がキレるということ。感情のコントロール力が未成熟だ…と言ってしまうと角田さんが子供レベルだと言ってるみたいになるけど(私も似た様な者だから許して欲しい)、私はキレて爆発することはこの10年は劇的に減った感覚がある。キレると周囲の人を切って切って”切り倒したくないのに切り倒す以外の方法が何も取れない”と十分体験出来たんだと思う。授業料としては結構高いと思う。
 何年くらい前だかにキレる子供たちってフレーズをよく聞いたような。私の感覚だと小学校高学年から高校生あたりの子供たちを指してると思う。その子供たちは友人、先生、周囲の大人、親や親戚に対して何もかもを切りまくってるんだと思う。そうすると大学に進学したり、就職したりした辺りで自分でゼロから観察と育成を始めるんだろうか?
 そういう子供が全体的に増えたとすると、やっぱり失敗を怖がる子供も増えていくと思う。つまり私のようなタイプの外ではキレないよう押さえ込み、他所でキレる人。(名実ともに)”角田教授”の受講生は、どうぞリラックスして緩やかに柔らかく学問してほしい。

 木曜の寿司特を見て思ったのは、月曜のseasoning後~火曜の間に美容院に行き、水曜の初講義でいい緑になるよう合わせたんだな?!ってこと。ふと学生さんの講義の感想ツイートを角田さんがリツイートしていた中に「髪が緑だった」とツイートされてた学生さんのことを思い出して、ああなるほどと。さらに、もしや映像論やメディア論の講義ならSNSの活用みたいなものを話されたのかな?と。リツイートしますよーなんて言って。学生さんが行動できるものは行動してみなさいと言うだろうし。
 コトブキさんが何度か僕なら緑の髪でチェックのシャツは着させないと言ってるけど、せっかくファッションの学校なら、文化祭とかで角田さんの変身企画とかしないかなーなんて。なんか面白そうという妄想。

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