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ICUC-122_2022.8.15【dividualとdivinerとdiverse:分人と占いと多元世界】ICUC知的好奇心向上委員会

【ICUC知的好奇心向上委員会】の私の知的好奇心の向上&趣味の文字起こし。I see, You see ! Intellectual Curiosity Update Committee !

角田陽一郎122「dividualとdivinerとdiverse:分人と占いと多元世界」ICUC知的好奇心向上委員会

自分という人格に嫌気が指したり自己嫌悪を抱いたり、それを嫌って自分が生まれ変わろうと別人格を目指すのではなく、平野啓一郎さんのいうところの分人主義を意識することで、過去と現在と未来の自分というアイデンティティがむしろ安定して他者と接続される。
嫌な所を除去するのではなく内包する。

それってつまり、複数のアカウントを持つようなモノだ。

なんかそういう感じがやっとわかって来たみたいな気がする、最近。
これにたどり着くまでに少なくとも大人になってからでも自分は30年近くかかってることになる。
今までは自分という存在をどうインテグレートするかに注力していたのだ。
自分の中の分人たちを、ようやくとぼとぼとそれぞれ出発できるようになった。

この夏は、そんなこんなで個々に此処からまずは出発しようと想う。

角田陽一郎オフィシャルWebサイト

mireva channel

動画の内容(+文字起こしメモ&感想)

本寝の夢

 おはようございます。バラエティプロデューサー角田陽一郎と申します。今バラエティ委員会のと言おうと思っちゃた。知的向上…好奇心向上委員会です。知的好奇心向上委員会でございます。
今日、朝…月曜日の朝でございます。あのー、いつもね、週末にアップしてるんですけど。土日とかにね。昨日アップしようと思ってたんですよ。アップする気満々だったんですけど、何かこのスタジオに着いたのがね10ー、11時ぐらいだったんだ。23時、昨日。23時でどうしようかなー、どうしようかなー、なんて思って。ちょっと仮眠しない疲れてるなと思って仮眠して。11時40分ぐらいに目覚ましをつけてて。で、目覚ましをつけててそれをこう…そしたらその仮眠てもう…本、本寝(ほんね)?本当に寝るのに近くて、もう全然それどころの体力じゃなくて。もう寝ちゃえ。寝ちゃおう。みたいな感じで寝ちゃいましたって感じでございますと。
 なので、これ、えーと、ちょうどコロナになった年の3月から毎週始めてますけども。ずーっとやってきて、で、今年の3月にちょっと色々あって数回休む。以外はほぼ土日でやってきてたんですけど。一回だけ確か三連休で、月曜日が休みの日で、月曜日に撮ったことあったかな。あったんですけども。土日に録れずに今日、月曜日の朝撮ってるっていうのは結構レアな回(笑) 個人的にはね、もうどうでもいいんですけどね。はい。あの、で、こんな朝早くから配信してててもね、別に誰も見てないのではないかなーなんて思いつつ、それでもいいやと思ながら。昨日眠かったんでいますが、基本眠かったんでっていうような感じでございます。
 あの、だけどねこれ、寝てるじゃないですか。だからさっきまで寝てたわけですけど。寝てるとですね、あれですよ、なんか…ICUCの配信してないじゃん。しなきゃ…しなきゃ…ってずっと思ってるらしくて、なんか知らんけど。で、思ってるからあれなんですね。なんか…なんか、夢見心地なんですよ。そしたらまあ皆さんは夢の話って、人の夢の話はほど面白くないものはないとよく言いますが。あの2つ見たんですけど、2つとも覚えてるんですよね。なんか夢ってほら、見てもすぐ忘れちゃったりするじゃないですか。なんか覚えてるんですよ。
 1つの夢は劇団ひとりさんが出てきて(笑) 何で劇団ひとりさんなのか分からないんだけど、劇団ひとりさんが出て来て、ある撮影をしてるんだけど、それで揉めるっていう。1つ。
 で、もう1個は、タモリさんが出て来て、タモリさんと一緒に何かの行列に並んでるんですよ。で、行列に並んでて、なんか後ろの人と僕は揉めるんですよ。で、揉めて僕が反論とかするんですけどね。で、反論した時に、その後タモリさんにちょっと諭されるんですよね。その言い方はないんじゃないか…っていうようなね、すんごいリアル…リアルなのかリアルじゃないのかみたいな夢を見て、さっき起きました。
 はい。いやだから何なんだって話じゃないんだけど。朝にICUCを撮るっていうのもそういう効果があるんだなと…、いや、無いのか(笑) 分かんないけどね。なんかね、でもずーっとでも寝てる間に…ああICUC撮らなきゃ…ICUC撮らなきゃ…って思ってる自分って、なんかいましたね。はい。

分人主義とサードネーム

 で、今日は何話そうかなーみたいな話なんですけど。えっと、むしろ昨日、あるいは一昨日の土日に撮れなかったんですけど、実は結構話すことはもう考えてたんですよね。うん、それを本当は話そうかなと思ってたのに話してなかったから、話さなきゃ、話さなきゃって思ってたのかも知れないですね。もしかしたらね。うん、そればっかりは分からないんですけど。実際には本当にね、話すことは決めしたんですよ。で、それは何かって言うと、今日のタイトルなんですけど。dividual と diviner と diverse っいうタイトルで。もうこれ本当にこんなのタイトルにしてるって、つまり視聴者を…視聴者を弾いてますよね(笑) むしろ視聴者を弾いてるじゃないかと。それでもいいのかなんて、ちょっと思っている自分もいるのかも知れないですね。もしかしたらね。
 ディビデュアルとディビナーとダイバーズってね。で、これ何かっていう話なんですけど。どこから話せばいいんだろうな…?先週の8月8日の seasoning というラジオ。僕が月曜日のパーソナリティをやっている seasoning ってラジオがあるんですね。JFN系列。だから東京だとインターFM聴いたりとか。一応全国で聞けるのかな、という14時からやっている。…13時からか、やっている。僕の出演時間は14時~15時なんですけど、そのラジオ番組があるんですね。市川美絵さんという女性とコンビを組んでやってるんですけども。それの、毎回10分「角田陽一郎のバラエティウォッチング」という自分のコーナーがあるんですよ。その自分のコーナーで毎回ちょっと、まあ色んなトピックをね、話したりしているんですけど。今週は何を話したかって言うと、えーっと、何を話したんだっけ?(笑) ああ!そう!何を話したかって言うと「分人主義とサードネーム」ってタイトルで話しました。まあ、ちょっと難しそうなんですけど、全然難しくも何ともないんですけど。

分人主義とは

 それは何かと言うと、分人主義っていうのは平野啓一郎さんって作家ね。僕はあの1回その週刊プレイボーイの連載でオンライン対談をさせて頂いたことがありますし、平野啓一郎さんのマネジメントの会社って佐渡島庸平さんで「コルク」なので。まあ近しいと言いながらも、そんなにお話ししたことないんですけど、一回お話したことがある程度の話なんですけど。その平野啓一郎さんが分人あるいは分人主義っていうことをもう数年前に書いた本で書かれているんですよね。それ結構ベストセラーになった、分人主義。
 で、分人主義って何なのかというと、人間は個人なんだけど、その個人っていうのが一つしかないと、その一つの個人がなんかこう倒れちゃった時に、なんかもうこの人生終わりだみたくなっちゃうから、自分の中に人間が分かれてて。まさに分かれた人で、様々な分人たちがいるっていう風にした方が生きやすいんじゃないですか。その分人ごとにコミュニティというかね、関係性を作って行く方がいいんじゃないですか?みたいなことを書かれてるわけですよ。
 で、それはもうずっと前から知ってて。で、その生き方を否定もしてなく。だからってすごい肯定するほどそんなにこう…入れあげるって言うとあれだけど、わけでもなかったですね。
僕的にはね。まぁそんなもんなんだなって思ったんですよ。いや、そうなんですけど。それをちょうど…どこにあるかな?ここだ、8月7日に。だからちょうど、それこそ先週の seasoning で話す前に呟いてますね。
ってことは、これ呟いてるのは先週は海でこのICUCは撮りましたけど、その後。その時に思ったのかな?ちょっと読ませていただくと。

自分という人格に嫌気が指したり自己嫌悪を抱いたり、それを嫌って自分が生まれ変わろうと別人格を目指すのではなく、平野啓一郎さんのいうところの分人主義を意識することで、過去と現在と未来の自分というアイデンティティがむしろ安定して他者と接続される。
嫌な所を除去するのではなく内包する。

それってつまり、複数のアカウントを持つようなモノだ。

なんかそういう感じがやっとわかって来たみたいな気がする、最近。
これにたどり着くまでに少なくとも大人になってからでも自分は30年近くかかってることになる。
今までは自分という存在をどうインテグレート(統合)するかに注力していたのだ。
自分の中の分人たちを、ようやくとぼとぼとそれぞれ出発できるようになった。

この夏は、そんなこんなで個々に此処からまずは出発しようと想う。

 ってことをね、ちょうど先週の日曜日に呟いてますけど。そうそう、今呟いたようなことです。なんか自分という人間を高めたいっていうか努力…、努力するって自分を高めたいってことですよね。別に勉強しようとか、いい大学に行こうとか、良い会社に入ろうとかみたいな。100mもっと速く走ろうとか。そういうようなことだと思うけど。それってまぁ多かれ少なかれみんながチャレンジし、多かれ少なかれ挫折し。多かれ少なかれ、少なかれ多かれ成功するっていうような感じだとは思うんですけど。そういうのをこうずっとやってきたと思うんですね。僕もね。でもそれって角田陽一郎という個人、個人をこうインテグレートって言うか、この個人はこんなこともできますよ、あんなこともできますよ、みたいな感じで考えてきてたんじゃないかなと推察されるんですね。自分の事を考えると。つまり個人角田陽一郎をどう高みに置くか。だから高みに置くかって言うと語弊がんだけどみんなやってるんだと思うんだよね。なんかそんな風な感じで生きてきたんだと思うんです。うん。
 で、最近その分人の感覚が分かったって、全部の角田陽一郎が上がる必要ないじゃんっていうか。この部分の角田陽一郎で頑張るとか、この部分の角田陽一郎は頑張らないとか、何かそういう感じで分けることで、この部分あの部分というのが何か見えてきて面白いなって思ったっていうことをその8月7日に思ったんでしょうね。
 で、思ったんで、8月8日のその月曜日の seasoning ではそのことを話したって言うようなことだと思います。はい。

分人主義:dividual

 それでね、じゃあそこからどこ話が行くかっていうと。で、分人主義って言ってるけど、分人主義って英語でなんて言うのかなと思ったんです。英語で何て言うのかなって思って。まあ平野啓一郎さんが作った言葉だから、英語で何て言うかっていうのは決まってないんだろうなーなんて思ったわけですけど。それで調べてたらその本の中に…本だったかな解説だったか、なんか分かんないけどあるんですけどね。ディビデュアルって言ってるんですよ。分人って。
 ディビデュアル?って何だ?と思うんですけど。ディビデュアルって、個人てインディビデュアルじゃないですか。インディビデュアル。インディビデュアルは何となく分かりますよね。インディビデュアルの言葉を分析すると in - dividual なんですよね。”イン”と”ディビデュアル”。で、インっていうのは接頭語ですけど、inて”中”みたいな接頭語もあるし、否定のインもありますよね。だから一番僕らが受験英語で分かるのってインポッシブル。ポッシブルは可能だけどインを付けてインポッシブルで不可能みたいなことで言うと、インを付けると否定になるんですよね。
 ってことでインディビデュアルってディビデュアルっていうのはディバイド、分ける。だから分けることのできないもの=インディビデュアル。つまりそれが個人、人間なんだと。だからこう、たぶん社会とか世間みたいな、どんどんどんどん人間の世界を分けていっても、個人というのは分かれませんよ、だからインディビデュアルって名付けてるんだなーっていう言葉なんだと思うんですけど。なので、分人ってのはそのインディビデュアルの中を分けるって言う意味なので、インを取ってディビデュアルなんじゃないかっていうことを平野さんをおっしゃってるわけですね。

“uni”verse と “di”verse 

 ほおー!なるほどなーと思った時に、ディビデュアル…ディビデュアル?って思ったときに…。あのですね、…あのですね。僕ね、自分のホームページってダイバースって書いてるんですよね。
ダイバース、ディビデュアルって、考え方が似てると言うか、少なくとも語感が似てんですよね。ダイバース…ダイブ──。
 で、僕ね、そのダイバースっていう言葉はこのICUCでは何回か言ってますけど。宇宙ってuniverse。uni って1つ、1じゃないですか。で、バース。だから単世界、単一な世界、このユニバースというのは色んな世界じゃなくて単一の世界、宇宙…単一な空間なんですよってことでユニバースっていうのを宇宙としているんですよね。でも実は単一な世界ではなくて多元的なものなんじゃないかということでユニじゃなくてダイ。で、ユニバースってその統合大学みたいな意味ではユニバーシティって、統合大学みたいな感じですね。色んな学科がこう1つに統合されているのがユニバーシティなんだけど。一方でダイバーシティと言いますよね。だから一つの価値観じゃなくて様々な価値観。男性だ女性だ、それ以外もあるよ、考え方もあるよ、みたいなのがダイバーシティだとすると、ユニバーシティからユニバースってあるんだからダイバーシティからダイバースっていう考え方っていいよなと思って。
 で、ダイバースって言葉がないわけではないんだけど、そんなにメジャーな言葉ではないので、僕は自分のホームページは「角田陽一郎[DIVERSE]」って言ってますし。そもそもの自分のメルマガはへメルマガ[DIVERSE]ってタイトルにしてるのは、その多元宇宙というものを表現しているっていう意味なんですね。で、それって僕が自分の肩書きを、プロデューサーをバラエティプロデューサーて言ってることの、バラエティーって意味とダイバーシティってのは同じことなんだなっていうことに、それこそ7、8年前に思い立ち。なので僕がバラエティプロデューサーという肩書きで活動しているって事はダイバース、ダイバーシティ。なので僕のやっている世界は多元宇宙、ダイバースっていうようなことを思ってたんですね。
 だからダイバースって名付けてるんですけど、ディビデュアルっていう言葉もダイバースとディブという意味で言うと、すごい重なってるなあと思った時に、あれ?ここへ来てやっとディビデュアルの話に僕がの頭がなったんだけど。実は元々ダイバースって言ってる時からディビデュアルなことを考えていたんじゃんって思った時に、僕はバラエティプロデューサーというものをダイバースだって言ってるのにも関わらず、インディビデュアル、つまりさっきもね、自分というのをどう統合するかっていう様なことをね、インスタに書いてましたけど。インテグレートって言いましたけど。そのインテグレートするんじゃなくてディビデュアルしていく方がバラエティープロデューサーとしての生き方としてはすごい合っているのではないかなって思ったし。もともとダイバースって名乗ってる時にその思いがもう込められていたんだなーなんてことに、なんかちょっとびっくりしたわけですよ。まあ、びっくり…うん、したわけですよ。

8パターンの分人、占い:diver

 で、そんな中、自分の、じゃあこのディビデュアル、自分が分人として生きる時に、自分のこの分人としての要素って何個あんのかなーなんてことを思っているわけです。だからまあ、それは出来てるか出来てないかは別として。
 例えば大学で今いちおう教えてて。だからその…教える、つまりプロフェッサーとしての自分というのが1個ありますよね。で、一方、本を書いているという意味では作家としての自分っていうのがいますよね。…みたいな感じでこう、何個自分のがあるのかなと思った時に、またあの話がちょっとだけ飛躍するのは、いつもこうやって飛躍してますかね?これを見ている方は慣れてるのかな。
 あの、僕1冊目に書いた本、占いなんですよね、実は。占いの本を書いてて。カテゴライズドっていうんですけど、人間関係分析学と名乗っておりますが。カテゴライズドという占いを考えていて。それって3つの質問で人間を8パターンに分ける、1個の質問が○×だから2パターンあって、二つ目があって、三つ目があるってことは2の3乗=8なので8パターンに分かれるっていうカテゴライズドっていう占いをやって。それが勤勉家、思想家、革命家、芸術家、冒険家、人情家、経済家、分析家の8パターンに分かれますよっていうことをまぁやってるんですけど。なので僕はよく自分の仕事とかをその8パターンにを分けてね、方位図みたく書いたりして、よくまとめたりするんですけど。この分人てのも8パターン出来るじゃんって思ったりしてるわけです。
 その内の1つに自分の分人としての一つの中に、まぁこうやって占いの本も書いてるし、1個占いっていうのはあるなと思って。で、占いってあるなぁと思った時に、じゃあこの…書いてる時に大体その…例えば自分が作家って書いたらライターって書くじゃないですか。自分の側面ね。そうすると自分の中の占いって側面を英語で何て言うのかなー占いってと思って調べたら、まあ占いってまぁ色々、色々英単語があるんだけど、1個ね、diverってあったんですよ。ディバイナー、ディビナー?ディバイナー。ディバインっていう。で、ディバインって神に捧げるみたいな意味なんだけど。神と分つみたいな意味かも知れないんだけど。

div・・・(diverse, dividual, diviner)

 ね?またそのダイバース、ディビデュアルとすごい重なってるディバイナーっていう単語。それこそ、それはもう数ヶ月前ぐらいに何か調べてたんですけどね。
 だから話の時系列で言うと、ダイバースっていう言葉をほぉー!って思った中で、占いっていうのを占い師って何て言うのかなといったらディバイナー。へぇ~。ダイバースとディバイナーってまたちょっとと似てるなぁと思った時に、僕はダイバースって名乗ってる時にそもそも占いのディバイナーって要素が入ってたんだな。で、そこから先日のディビデュアル、分人に話が行くんです
けどね。まあ、そういう様な、本当はそういう時系列なんですけど。
 そのディバイナー、占い師って、ダイバーとまたちょっと似てるでしょ?海に潜るダイバーとね。ダイブって潜るみたいな意味と。で、ディバインというのは神様との…だから祈祷師とか巫女みたいな、霊媒師みたいな意味もディバイナーであるんですって。ああー、だから僕の中では占いってディバイナーだなと。神様の…神様というのは神様が人格化されている神かどうかとか、壺を売るかどうかとか分かりませんけど、まぁそういう様な僕と違う他者との接続をどう考えるかが僕の中では占いなので。すごいディビナーって面白いなって思ったんですよ。
 そう考えると、何か、僕はダイバースっていうのをもともと標榜していて、占いというのはディバイナーで、分人ってディビデュアルっていう。このなんか僕の中での考え方のことが元々指し示されてたとも言えるし。そう、なんかずーっとバラエティプロデューサーとしてのこう…なんか、上を目指す…でも言いたくないんだけどね。でもべつに僕だけが上を目指してるわけじゃなくて、みんな目指してるじゃないですか。で、挫折して、そんなに上を目指さなくてよくなったんじゃないですか?みたいなことも含めて、そういう…。キレイになりたいとか、いつまでも若々しくいたいとか、モテたいとか、金持ちになりたいみたいなものって一緒だと思うんだけど、そういうものに対するある種の違和感、ある種の距離感みたいなものって、なんかディビデュアルってことで何か見えてきたし。それってともともとダイバースに内包されていたんだなっていうのって、すごく僕の中では面白いですよね。

ストック的なビジネスプラン

 で、そんな感じで僕の中では分人として8パターンあるなーなんて思ってて。でもね、厳密にやってると7ぐらいしかないんですよ。無理くり作れば出来るけど、まあ7パターンしかないなーなんて思ってたのが今週の月曜日ぐらい。いや、それでね、その火曜日。さらにその翌日。だから8月の9の日に僕のいつものメンバーと最近よくお話ししているね、プロデューサーと。雑談交えつつ、何か新しいビジネスを考えましょうよみたいな会を最近定期的にやらさせて頂いてて。まあやったわけですよ。そしたらそこで、なんかね、1個のビジネスモデルがちょっと発見されたんですね。その発見されたことをビジネスモデルだから、そんなに大仰には言えないですけど。またインスタとかに上げてますけど。

ダリの『クリストファー・コロンブスによるアメリカの発見』

 っていう絵があるんですね。僕この絵、好きなんですけども。もし見て頂けたら。サルバドール・ダリの『クリストファー・コロンブスによるアメリカの発見』

僕の好きな絵なのだけど、今日皆でミーティングしていて、僕らの来るべき未来に向けて目指すべきビジョンがつまりこのことなんだと悟った次第

 で、ハッシュタグで

#Reconquista #1492

 って付けてますけど。そう。あの、そういうようなね、ビジネスモデルがね。ちょっとね、見つかったんですよ。それが簡単に出来ることではないんだけど、僕の中でのさっきのその分人としての八角形の中で──。
 えーと、八角形って本当にね、これ、アレなんですね。上が勤勉家でとか。東側が革命家で。西側が経済家で。南側が冒険家で──っていう。まあ、こう8パターンが全部性格的なものとくっついてるし、それって陰陽道とかにも通ずる八卦っていう易経ですね。中国の易経と実はリンクさせて作ってあるのがカテゴライズドなんですけど。その新しくやろうとしていることが、ちょうどこの経済家のところにピシッと嵌ったんです。だからその経済家っていうのはやっぱりその人生の中でのお金的な要素みたいなことだと思うんだけど。僕のその分人の八角形の中で、うーん…その、弱いところと言うか、そもそもそこに無かったお金的な要素っていう(笑) だからお金的な要素がないままなんとかお金儲けして生きているというのが僕の中でも、なんて言うんだろう?大変なとこだったとは思うんですね。
 それって自分で分析すると、ある意味やっぱりTBSテレビっていうのに入っちゃって、そんなにお金とかを気にせず自分で好きなことを作ってきなさいよってことをずっとやって来たわけで。なんかそれ…お金のことなんか後回しでいいじゃんっていう思いがずっとそもそもあるんですよね。で、そもそもあったのにフリーランスになったところで、それってやっぱりお金のことを考えないと…いやまあ考えてるんですよ。その前も考えてるんだけど、そんなにお金儲けを考えるというより、どういう面白いことをやるかっていうことに注力して物事をやり始めて、やり続けてきたと思うんだけど。
 それってね、自分という人間が仮に元気じゃなくなったりすると急速にお金の流入が止まるわけで。だから簡単に言うとストック的なものを僕全然持ってないんですね。フローの中で流され続ける人生みたいなことをずっとやって来たもんですから、ストックしようってわけじゃないんだけど、ストック出来るような新たなビジネスモデルっていうのを本当にここ数年で考えないと、自分がおじいちゃんになった時に生きていけないようなっていうのなんか真剣に思ってたりもしたわけですよね。
 で、そんなことを思ってはいるけど考えたことなかったんだけど、8月9日の日の会議ではちょっとそういうようなビジネスプランというかモデルみたいなものが1個発見されたんですよ。うん。

Reconquista

 で、それってそんなに詳しく言えないけども、1492年でさっき言いましたけど、それってクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見した──。インドに行けるかと思ってインドに行ったら新大陸だったっていう有名な話ありますけど。ということでもある重要な年でもあるけれども。その年ってもう一個、さっきもう一個ハッシュタグ付けたレコンキスタって言う都市が完成した年でも…うん?レコンキスタというものが完成した年でもあるんですよね。
 で、レコンキスタって何かというと、日本語の世界史の教科書で言うと国土回復運動とか失地回復運動みたい名前で上がってますけれども。それこそイスラム教徒に…占領されたって言うとあれですけどね、ヨーロッパのイベリア半島ってイスラム教だったのがスペインの皇国がどんどんこう…まあ押したり引いたりしてて、1492年にグラナダっていう南のスペインに残ってたスペインのイスラム教勢力圏を排除できて、ヨーロッパからイスラム教世界を配した年。キリスト教側からの目線で言うとね。これは正しいが正しくないかというよりは歴史的事実として。
 その失地回復運動っていうのは1492年に起こったんですよね。そう。その1492年に失地回復できたということでスペイン王室はちょっとこう余裕が出来て。なのでコロンブスの言っているちょっと冒険的な活動に投機してあげよう、経済的な投機をしてあげようと思って、スペインがそれを認めたことでコロンブスは西に行くと新大陸を発見したって意味で言うと。失地回復運動と新大陸の発見って繋がってるっていう事実はもうずっと高校、大学ぐらいの時に習って、面白いなと思った時に、僕が考えた新しいビジネスモデルってまさにレコンキスタなんですね。別にキリスト教、イスラム教とか関係なく。
 2022年にこれからどうレコンキスタしていくのかなっていう。”レ(re)”って再びって意味で。コンキスタってね、コンクエストって英語の、占領…征服…?征服か。っていう意味。征服者でコンキスタドールって言うんですけどね。という意味で言うと、再征服しようっていうのって、まあなんとなく想像ついて頂けると。たぶん僕はメディアにいるので、メディアのレコンキスタっていう様なことを考えた方がいいんだよなっていう時に出来たビジネスモデルなんです。で、それができた瞬間に、それがこの経済家のところ、西のところにポンと置かれたことで、僕の中での経済的なビジネスをやってみようって、初めて、初めて分人として現れてきたんですね。そうすると僕の分人としての人格としてこの八角形、8種類の分人が出来ました。
 ちなみに言っておくと、その勤勉家ったところやっぱりそのプロフェッサーという、学術研究的な。思想家っていう北東ところは思想家なんで密、作家。ライター的な。で、東の革命家っていうところは英語で言えばボイジャーですね。旅行、航海者という意味だけど、自分の中ではそこに海外をどう自分と接続出来るかっていうことを考えていく。で、南東の芸術家ってところはアーティストっていう。自分の中でのジャンル。で、一番南の冒険家ってところは、アクター。僕がよく出てる部分、出演している部分ということでアクター。で、こっちの南西に行くと人情家なんですけど、ここはその占い。ディビナーという1個の考え方。で、西の経済家ってところにファウンダー、というものが出来たというのが、その今回のレコンキスタなんですね。
 で、分析家、北西。分析家ところにあるのがプロデューサーっていう。今までのところは何となっくプロデューサーというところで自分の経済的なことをやってたところ、経済下の部分を1個作ってみようって思えたっていうよ様な思考の変遷が今週、diverse、diviner、dividual で起こったというお話でございました。はい、では今日は月曜日ですけど、皆さんまた今週頑張りましょう。お願いいたします。


文字起こし後の文字寝かし

(好き勝手に思った感想を書き残しておくことを文字寝かしと言うことにしました)

 月曜朝イチICUC。視聴者数を見る限り何人かいて、出たり入ったり。やっぱり人の自由に使える時間帯って色々だ。だからアーカイブが残るってありがたい。
 関係ないけど、ライブ中の視聴者数ゼロって表示があるのかどうか分からないけど、視聴者がゼロを見ることはないんだな。

 サードネーム。言ってることは分かるんだけど、どうしても自分では使えないなと毎回思う。例えば私が鈴木という名前で仕事でトラブルがあったとして、ショックを受ける度合いが本名と鈴木で違う気がしない。鈴木は私のサードネームだし、対応するのも私自身なんだからと思うと思う。気持ちの切り替え下手だからか?
 ただ最近ちょっとだけ思ったのは、有名人の鈴木だったら違うのかも知れないなと。例えば鈴木で家を探しても見つかないという安心感とか。空想みたいに姿かたちが変えられればもっといいんだけど…そうか、それはネット上のアカウントに相当するんだな。アバターなんか特に。
 サードネームに合点がいかないのは、気持ちの切り替え下手に加え、私の活動規模や活動力が小さいことが原因なんじゃないか?どこでも私で通せてしまう。では逆にしっかりサードネームを作って、それぞれの活動を区切ってみたら…何か変わるだろうか?今現在は複数のSNSにそれぞれアカウントがあっても、自分の投稿内容に差があるとは思えない。やっぱり切り替え、分けるということが自然と出来ている部分もあるにせよ、頭の中で整理できてないんだ。

 分人という考え方の1つにサードネームがあるということだと解釈すると、ちょっと合点がいきそうに感じる。人が何枚の面を持っているか?は時々話題になるけど、「お母さんが電話に出ると1オクターブ声が高くなる」って話をつい思い出してしまう。それも立派な面の1つだから。
 知り合いの数だけ面を使いこなしてるんじゃないかと思う。やっぱり仮面というより面だと思う。思いやりだってそうだ。それぞれに向けた思いだから、面の一つになるんじゃないか?
 カテゴライズド的に8要素として自分を分けるという考え方は、カテゴライズドのカテゴり方を知らなかったら合点がいかなかったと思う。対自分、対他人、対社会について○ポジティブか×ネガティブか。自分を8要素に分けて見るなら、新たな名前を付けるより感覚が掴みやすいし、私の様に区分けや整理が苦手な人には、自分を分けて見る、分けて考えるための使いやすい手段の1つかも知れない。
 とは思うものの、自分に置き換えるのも苦手。8個のうち2つしか当てはめられず。さらに1つは当てはめても○×の答えが実情と合わなかった。実情が○×に合う様に意識していくといいんじゃないか?
 当てはめるものが分からなかった6つ、自分とってこれだというものがそのうち見つかるだろうか?

                                    対/  自 他 世
1.勤勉家 Hardworker        ×  ×  ×
2.思想家 Philosopher       ×  × ○
3.革命家 Revolutionary   ○  × ○
4.芸術家 Artist                  × ○ ○
5.冒険家 Adventurer       ○ ○ ○
6.人情家 Humanist          ○ ○  ×
7.経済家 Investor              × ○  ×
8.分析家 Analyst              ○  ×  ×

 代官山蔦屋書店の文具アカウント。毎日万年筆とインクの紹介を兼ねて動物の絵のバースデーカードが描かれている。こんな絵が描けたらなーと毎日拝見してる。その日の誕生石や誕生色の紹介もあって、2022年8月17日は…アライグマかな?誕生色プリムローズイエローの色言葉が「好奇心」だった。


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