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ICUC-073_2021.8.15【小説APとSMAP:推しの熱情について】

【ICUC知的好奇心向上委員会】の知的好奇心の向上&趣味の文字起こし。I see, You see ! Intellectual Curiosity Update Committee

発売図書
『AP アシスタントプロデューサー』角田陽一郎(工パブリック)

角田陽一郎73「小説APとSMAP:推しの熱情について」ICUC知的好奇心向上委員会
角田陽一郎の初小説『AP』が8月18日に発売されます!
そして8月12日に寿司特コトブキツカサスペシャルで、「SMAPについて」を話したところ、視聴数やアマゾンでの事前予約数など反響がとても大きかったです!
今回は、そんな小説APとSMAPについて、”推し”という観点で思ったことを語っています。

角田陽一郎 オフィシャルwebサイト

mireva channel

動画の内容(+文字起こしメモ&感想)

寿司特でSMAPの話をしたところ…

 おはようございます。知的好奇心向上委員会ICUC バラエティプロデューサー角田陽一郎でございます。今日は8月15日でございまして、全国的に雨なのかなぁ?台風、すごい被害が大きくて。なんかもう嫌ですね、本当に。自然災害が…コロナもありますけども、自然災害がどんどん行われちゃうような感じになって、う〜んって感じでございますが。今日は私、車の中からお送りしようと思います。車の中と言ってもね、運転しながらみたいなのもあるんですけど、今日は雨ですし、運転しながらってのはなかなか…なかなかかなーなんて思って今車の中でやっております。よろしくお願いいたします。
 どこから話そうかな。今日はね、本当は8月15日で、8月18日に私の初小説(画面に本を出す)…あ、逆だ(笑) 私の初小説『AP』というものが発売されますので、小説を書くことっていうテーマで話してみようかなーなんて思っておりました。(小説を画面左から右へ移し)…こっちの方がいいかな…あ、こっちの方がいいですね。何がいいのか分かんないけど(笑) はい、そんな感じでございます。
 で、何を話そうかなって思った時に──と言いながらですね、先週の木曜日、8月12日の日にコトブキツカサという映画パーソナリティと私が毎週木曜日の夜20時からやっている寿司特 - コトブキツカサスペシャルね。コトブキツカサって書いて寿司(スシ)ですからね。…うん?寿司(スシ)って書いてコトブキツカサか、うん。で、その名前を取って「コトブキツカサスペシャル」なんで、漢字で寿司特っていう番組を、もうなんだかんだ言って…いつからやってんだ?去年の夏ぐらいから。あ!間も無く1年やってんだ!やってんですけど。そこでですね、芸能界のこととか映画のこととか話てるんですけど。ってかこのICUCを見てる人はむしろ寿司特も見てるのではないかな?なんて思っちゃったりもしますけども。あのーね、どちらもそんなに見てる人がいないと言う意味では(笑) なんですけど。
 で、まさに木曜日の日はですね、SMAPについて、S,M,A,P,スマップについて語ったわけです。そしたらですね、いつも本当にぶっちゃけ200回ぐらいしか視聴数が行かないのが、そこから3日間くらいたって今の時点で、えーと…今調べますね、今…あれ?!すごいよー、なんかね、なんかね、8514回も見て頂いてて。この増加傾向だと今日中に10、000回行っちゃうんじゃないかなーなんて思いまして。10,000回ってすごいですよね。10,000回っていつもの50倍?見ていただいてるということなんだと思うんですよね。これってなるほどなーと思います。

なぜ寿司特で金スマの話をしたのか

 ボクは金スマっていう番組をやってて、そこで中居さんと仕事をしてた時にどういう経緯でやったかということを…どこかで話そうかなーと思ってたんですけど。なんで話したかというと、もう本当にあれですけど、先程言いましたこの『AP』という小説が発売されるので。APってアシスタントプロデューサーなんですね。ボクはプロデューサーをやったりとか、チーフディレクターやったりとかしてて、金スマはチーフディレクターだったんですけど。APという職種がいて。APって男性の方もいらっしゃるんだけど比較的若い女性がやる職業なんですね。そう、なので当然金スマにもいましたし、ボクがやってる番組にもいますし、厳密に言うと今もAPさん一人雇ってる感じなんですけど。
 そんな感じでAPさんが主人公の小説を書こうと思ったわけです。で、そうするとそれって「金スマ」でボクが経験したこととか「さんまのからくりTV」で経験したこととか「EXILE魂」で経験したこととか「あいまいナ!」って番組で経験したこととか、「オトナの!」「オトナに!」で経験したこととか、あとはね、様々な特番で経験したことをベースに書いてあるんで、まさにこれを読むと…想像がつくんじゃないかなみたいな。「あ!これ、こういうことかな?」みたいな。実話なのか?虚構なのか?みたいなことは置いといて。…置いときたくないんですけどね。本当は喋りたいんですけど。
 うん、なのでそのことについて本当は今週の…今週というか8月18日発売なので、8月19日に『AP』について語ろうかなーと思ってたんですね、寿司特で。なので、その1週間前の8月12日はそのベースになるSMAPの話をたっぷりしようかなーなんて思って。結構初出しのネタとかも話したんですけどね。そしたらさっきも言いましたけども、すごいたくさんの方に見ていただいて。で、その中で『AP』のことも紹介させて頂いて。
 で、この『AP』がヒットするとですね、なんかこうSMAPファンの方にとってはちょっとだけいいことが起こるのではないか?ってか、ちょっとじゃないいいことが起こるんじゃないかな?と。つまりいいことが起こるかどうかは断言は出来ないんですけど、いいことが起こったらいいなーと思って、ボクとしても…なんて言うんでしょうね?この作品を立ち上げてるところがあるので。ちょっとそういうことをお伝えしたところですね、そのファンの方が皆さん買って頂いて。

Amazonランキング

 で、あれなんですよ、Amazonにはね、ジャンルで順位があったりしてて。で、まだ発売前ですよ?発売前なのに木曜日の夜、金曜ぐらいにはですね、日本文学のジャンルで29位まで行きました。で、29位って…だから上にはなんかこう…「金閣寺」とかが(笑) え?三島由紀夫の「金閣寺」と並んでたりとかね、「夢を叶えるゾウ2」と並んでたりとかね。「流浪の月」っていう本屋大賞受賞の…本屋大賞受賞の作品とですね、並んでるという。ちょっとね…面白いと言うとなんですけど、嬉しい順位まで上げて頂いたのは、みんな見て頂いた方が買って頂けたんだろうな、予約して頂けたんだろうなと思うとですね、ちょっとね、泣けるくらい嬉しいですね。うん、ちょっと泣きそうになるくらい結構嬉しいもんです。うん、やっぱりこれ…あ!すごい!今見たら、今見たら、…(スマホ画面が)映んねぇか?映んないや(笑) 今みたら19位まで行ってる!ちょっとこれ…19位?!すごいなぁ!19位って。
 ちなみに…1位は「残像に口紅を」なんですよね。筒井康隆先生のね。ボク大好きなんですこれ、「残像に口紅を」って。これ絶対読んだ方がいいですよ。うん、死ぬまでに死んでも読んだ方がいい作品の中の一つですね。それが1位ですけどね。で、2位、3位…3位が「夢を叶えるゾウ」、4位が「太陽の子」今映画化してますもんね。5位「こころ」ですよ?夏目漱石先生の。で、まぁぱぱっとあって…12位が村上春樹先生の「女のいない男たち」とかですよね。で、14位が「西の魔女が死んだ」とかがあったりして。16位、17位、18位「きみの友だち」、19位「キネマの神様」!あの原田マハさんのね、映画が今、山田洋次監督、ボクの尊敬する山田洋次監督、これ見に行こうかなと思ってるんですけど。「キネマの神様」19位。
 で、あ、え?『AP』20位になっちゃった。…20位になってるな、いま変わったのか?『アシスタントプロデューサー』『AP』20位になっております。あれ?おかしいな、このランクだと19位になってるんだけどな…うん?まあいいや、もう1回検索してみよ(笑) すいません、なんか撮影中にこんなことやってるのもなんなんですけど。でも19位はちょっとすごいなぁ…すごーい!19位になってる!19位になってるけど、こっち見ると20位になってる。ん?どういうことだ?まぁいいや、19位、20位、ベストテンで言うともうすぐ…あ、19位になってる。なってる!なってる!!「キネマの神様」17位、「今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和」が18位、19位が『AP』、20位が「推し、燃ゆ」。ぉおおーすごい!すごい!!(スマホを画面に寄せて)これ見えるかな?…ぁあー見えた見えた見えた見えた!じゃーん!19位!こぉ〜れは、うれしいです!本っ当にね。いやぁー、だってまだ発売してないですからね。嬉しいですね〜、ありがとございます本当に。

Twitterのフォロワー数

 でね、もう1個嬉しいことは。ってことでこれ何回もこのICUC 知的好奇心向上委員会は言ってるんですけど。ボクのTwitterのフォロワーは大体1万人くらいだったんですけど、1万を超えたのが去年の…春ぐらいだったかな?で、だったんだけど。去年の10月ぐらいからなんかこう減り始めて。で、インスタとかは適度に増えたりとか、noteとかは適度に増えたりしてるんですけど、Twitterがどんどん減り始めてですね。で、いつものように呟いてたつもりなんですけどね。で、去年の…今年の1月か。今年の1月に1万を切っちゃって。それでも微減してて、やだなーなんて…いつも数字じゃないとかね、言ってる割には気にしてるという小さな小さな男なんでございますが、1万を切って。で、どんどん減ってて。9940くらいまで減っちゃったんですね。
 いつも三歩すすんで二歩下がるじゃなくて、二歩進んで三歩下がるみたいな、マイナス1減みたいなのをずーっとやってて。で、9940くらいになっちゃったんですけど。その寿司特でSMAPについてを話したところ、ちょっと、微増し始めたんですよ。9960くらいになってたんで、その「嬉しい!ありがとう!」ツイートをですね、昨日したんですよ。…昨日したんです、うん。昨日の何時にしたんだっけなぁ?18時間前だから何時だ?…昨日の10時ぐらいにしたんですね。

1月に自分のTwitterのフォロワー1万を割って微減し続けてたんだけど、一昨日の寿司特「SMAPについて」配信から、また反転増加して先ほど1万を突破。なんだかんだで嬉しい。皆様ありがとうございます、ちょっと本腰入れてやりたいことがあるので、これからもよろしくお願い申し上げます。

 って呟いたところですね、これをこう…なんか、なんて言うんでしょう?皆さんがまた見てくれて。どんどんフォローして頂けてるんですよ。で、フォローして頂けて現在10,141。だから200ぐらい、フォロワー200アカウントくらい増えて下さったというのは、これも泣きそう…泣きそうになるくらい嬉しいですね。

SNSで発信し続けること/金スマ20年目

 うん、あの、ボクみたくね、個人でやってる人間って…なんて言うんでしょうね、なんの宣伝媒体もあるわけじゃなく孤軍奮闘してるわけで、そんな中でTwitterとかってね、色々功罪があると思うんですよ、TwitterだけじゃなくSNSってね。このYouTubeも然りね、メンタリストDaiGoさんの件もありとか、様々な誹謗中傷みたいなのがあったりとか、メンタルやられるなーみたいなこととか。あとは、むしろ知ってる人に見られて「ああ恥ずかしい」みたいなことがあったりとか。むしろ全然既読スルーかよ、みたいなこととかも含めて。SNSってのは相当色んな精神的にやられるなーなんて思ったりして。
 ボクも…もうやめちゃおうかなーみたいなこととかを思ったりするときもままあるわけですよ。ままあるんですけど…なんて言うんでしょうね、なんて言うんでしょうねじゃないな、つまりボクは、結局、個人でやってるからSNSがないと自分のやってる活動をPRするポジションがないわけですよね。…まぁありますけどね、ラジオでseasoningってやったりとか、週間プレイボーイで映画の連載してますけど、でもそれはやっぱり限られてるとすると、やっぱりSNSで自分の本が出た時につぶやくみたいなことは結構大きいんですけど。
 今回ね、寿司特でSMAPについて語ったところ、皆さんから「ありがとうございます」的なものが頂けるだけでも嬉しいし。なんかボクが2001年から2006年まで5年間「金スマ」やってましたけど、なんかやってた…なんて言うんだろうな、頑張った甲斐があったなーみたいなこともあるし。一方でやっぱりSMAPってすげぇ!みたいなね。
 うん、だってその話って言うたら15年前くらいの話、20年前から…そうか!だからちょうど20年前だ「金スマ」始めたの。2001年だから。そっかぁ!「金スマ」始めてちょうど20年なんだね!…うわぁー、その20年でその時の思い出みたいなものをこの小説『AP』に書いてるっていうのは感慨深いですね。この小説自体も話を頂いてから書き始めて、直したりとかして、その間出版社が変わったりとかも色々あったんですけどね。でも結局担当の方が同じ方というか、担当の方がぜひ小説化しましょうっていう風に言って頂けて小説になってるんですけど。うん、感慨深いですね。それだけでも5年くらいかかってるんですよ。なのにその…ね、そのことで20年前とかの経験みたいなものが、さらに言えばその前の、ボクがAD時代の経験したこととか、ディレクター時代に経験したこととか、そういうことを詰め込んだ作品になりましたからね、すごい感慨深いです。

工パブリックさんも感慨深い → 工パブリックTwitter

『AP』ハンパない疾走感と読後感!

 ただね、そんな思い出…思い出小説だと面白くないわけで。やっぱりエンターテイメントにしなきゃいけないなっていう。で、一応エンターテイメントを作ってきてる端くれの人間でございますから、そこは楽しんで頂けるようにした次第でございます。次第でございますし、あとはあれですね、この中開き見るとですね、…ほら、主人公の美南さんっていうんですけど、美南さんの絵があったりとかですね。で、こう…こういう風に絵があったりとかですね。なんとなく各章の扉にも絵を入れたりとかですね。
 この絵はですね、ボクの今のAPさんのお友達がすごい絵が上手いんで、そのお友達に描いてもらったりとかして。こういう感じで描いてもらってるんですけど。こういうのもやっぱり小説って今そんなに読まないんでっていう…難しいから読めないんですよっていう方にも、「いや、読めるように書いてます」というか、あのー…、ライトノベルなのかな(笑)?分かんない…ボクがライトノベル書いてるのかな?分かんないけど。ライトかどうかは分かんないけど、なるべく読めるように書いておりますというか。そこに様々な、ボクの中ではこう…想いが、想いというか構成を書く時にそんなに文章が苦手な人でも読めるような…。だからここに書いてますけど、ここに書いてある?書いてねぇか…?「このおもしろさ、さえげつない!」って書いてありますけど、…あ、ここだ。「ハンパない疾走感と読後感!」って書いてあるんですけど。その疾走感みたいなものはすごい気にして書いたつもりです。
 で、ボクが本を書き始めたのって2013年ぐらいからなんですけど。やっぱりね、子供の頃から小説とか書いてみたいなーなんて思いながらも。最初に書いたのは「カテゴライズド」っていう占いの本ですからね。占いの本から「成功の神はネガティブな狩人に降臨する」っていうバラエティ企画術の本を書いたりして。その後に「オトナの!格言」ていう「オトナの!」という番組やってた いとうせいこうさんとユースケ・サンタマリアさんとやってた番組の本をまとめたりとか。で、そこから「最速で身につく世界史」という世界史の本を書いたりとか。
 つまりなかなか小説にいかなかったのは、まあ小説ってやっぱり売れないなーというのもあるし、発注が来なければ書かないというか。発注がなくても書いてもいいんだけど、別に賞が取れるかどうかみたいな話になっちゃいますからね、そうすると。そうすると、なんかボクがプロデューサーとしてやってきた中でどういう風に作品を出せばいいのか?みたいなこととか逡巡して、なかなか書けなかったんですけど。ね、それがやっとの思いで出たという意味ではやっぱり感慨深いですよね。

数字のメルマークとギフト

 で、その感慨深いところって…百田尚樹さん、「永遠の0」の、あの方って放送作家でいらっしゃるんですけど、あの方も50歳の時に放送作家を辞めて小説家だって言って「永遠の0」を書いて、もう270万部でしたっけ?280万部でしたっけ?すごいベストセラー作家で。その後の作品もね、すごい売れてらっしゃいますけど。それってボクの中でのメルマークというか、指標なんですよね。そもそも42歳の時に本を出そう、映画監督をやろうと思ったのって、それまではただのTBSのいちサラリーマンだったんだけども、やっぱり自分の名前で勝負しようって思ってた時に、これはよく…何回もこのICUCで言ってますけど、金スマとかEXILE魂とかそういう番組やってて。でもそれってやっぱりひとつのテレビ局という、テレビというブランドの中でのいち人間という意味では、やっぱり個人の名前で勝負してない。で、個人の名前で勝負しようと思ったときに、じゃあ一体何歳まで勝負していいんだっけ?って、ちょっと思ったんですね、30代の時にね。
 その時に42歳、松本清張さんっていう推理小説家は42歳でデビューしてて、そっか、42でデビューしてんのに、松本清張さんってね、多作ですごい作品残してて、ああ、42からでもあんなにたくさん残せるんだと思った時に、じゃあ42までに本を書けたら…自分は個人の名前で勝負しようかなーなんて思ってたという…って思ってたら、本当に42の時に書いて出せたんですよ。43になる手前だったんですけど。だからちょっと個人で名前で勝負しようかなって、そこから46の時にTBSテレビを辞めるっていう感じになるんですけど。
 そうなった時にボクの中では「じゃあ50までに小説書こう」うん、書けなければ小説は諦めるというか、諦めないかも知れないけど趣味でやるぐらいでもいいやと思ってたんだけど。この『AP』が…今日何回も出しちゃいますけど、50歳──、ところがね。ちょっと間に合ってないんですよ。ボク8月17日誕生日なんで、つまり明後日、明後日誕生日なんで、誕生日で51歳になっちゃうんで、この本がでるのは8月18日という(笑) 1日間に合ってないんですけど。1日間に合ってない…えぇー!どうせだったら17日にしてよ!とかってちょっとこう編集者の人にお願いしようかなと思ったけど、なんかあるんでしょうね?曜日とかね、なんか。18日って水曜日か、うん、本は水曜日とかに出るんじゃないですか?だからまぁ、うぅー。
 でもまあ、しょうがないかなーなんて思ってたところ、18日ってあれなんですよね?中居正広さんの誕生日なんですよ、SMAPの。で、この本がそれこそ…8月18日ってちなみにボクが個人でやるために一つのきっかけを与えてくれた水道橋博士も8月18日が誕生日で、なおかつ高城剛さん、ハイパーメディアクリエイター、沢尻エリカさんと結婚されて別れた…。
 ボク高城さんお会いしたことないんですけど、結構尊敬してましてですね。生き方がなかなか興味深い方なんで。あの方が40歳の時に作ったVTRっていうのを見た時に、すごい良い40歳…ボクはそれ30代の時に見たのかな?あんな40代のクリエイターになれたらいいなーって思ったっていうのがあったりして。
 …っていう、8月18日ってボクの関わってる方が結構誕生日でいらっしゃるんですけど。その8月18日にこの本が出る。って、これまたなんかすごい巡り合わせだなと。つまり17じゃなくて18にしたのは、むしろ中居さんの誕生日に合わせろという…というのは、この本の中に当然中居さん的な方が出て下さってるからですけどね。これあの、色々読んだ後に「え?」と言われちゃうとあれだから、語弊がないように言っておきますけど、えー…「この作品は書き下ろしです。この作品はフィクションです。実在する人物・団体等とは一切関係ありません。」なので、関係ないんですけど。えぇ〜…関係ないんですけども、みたいな感じで関わってるような方が出てくるわけで。あれ?それって実は8月17日、1日お前の誕生日を遅らせてでも8月18日に出ることを、なんかこう神様がギフトとしてくれたのではないかな?なんてすごく思ったりしてですね。
 で、そんなことちょっとだけ忘れてたんでよ。で、8月18日に発売ですってインスタにあげたら、まさにね、インスタを見て頂いた方が「あ!中居さんの誕生日ですね!」って書いて頂いて。「ああ!そうだ!」と思って。で、中居さんの誕生日ですねって書かれたんで、そうかと思ってそれをTwitterに書いたら、みなさんがまたいいねとかリツイートとかして下さって。で、それリク…ぅぇえと…(笑) 言えてない(笑) いいねとかリツートとかして下さって。だからそれがあるから、じゃあ逆に今度の寿司特で12日の前だったんですけど、「そっか、SMAPについて話せばいいんだ!」って思ったっていう。

計算せず熱いを熱く

 面白いでしょう?つまり…だんだん知的好奇心向上委員会的な話になる…ちょっとだけしないとかなーと思って。そうしないとただの自己PR番組になっちゃうんですけど。つまり自分がやりたいこと、みたいなことをやろうと思ってなんかちょっと違うことがぴゅっと起こると、そこにやっぱり接続されるんですよね。その接続されたものから…じゃあ8月18日だから中居さんの誕生日だから、それでリツイートされて、あ、じゃあ中居さんとは…SMAPについてちょっと語ってみようかなと思って寿司特をやってみる、と。で、寿司特の中で中居さんのことを喋ってたら、それがすごい視聴数も行ったりすると、Twitterのフォロワーも増えて。インスタも増えて。で、そこからAmazonのランキングが増えて。今現在Amazon19位。
 これ──、なんかね。こういう事をプロデューサーとしてはやってきたつもりではあるんだけど、なんかちょっとだけ誤解されちゃうと嫌だなと思うけど──、そんなに計算してないって言うか(笑) うん、ICUC…違う、寿司特、この前の寿司特の中でもね、コトブキとちょっとこれ喋る、あれ喋ろうみたいなことでちょっといつも掛け合いするけど、ちょっと言い合いっぽくなった時もありますけど、結局ボクの中ではそんなに打算があるわけでもなく、熱い想いをただ熱く語ってるだけということにしか、もうボクには出来ることはないなーなんて思ってですね。ただそれをやってるだけなんですよね、正直。で、それをこう愚直にやってたらこの作品をつくるのにも5年かかってしまったし。金スマはじめて20年経たないと出せなかったというか。
 でも面白いな。そういう運の巡り合わせなんだなーなんてのも思いますね。なんかね、この中身について重なってるところと、それこそボクが「金スマ」とかで経験したことって何か?みたいな話ってのは、そんなにまだ読んでる方もいらっしゃらないから言うのもアレなんで、これはそれこそ8月19日、その翌日がまた寿司特があるので、その時にちょっと語ってみようかなーとは思ってます。なのでまた寿司特見て頂けると嬉しいなーとは思うんですけど。これはね、ボクはあくまで一人喋りで喋ってるだけなんで。

『AP』のテーマは推しの愛情

 ただね、なんて言うかね、もしこの今日のICUCをね、SMAP、金スマ関連でボクのことをリツイートしてくれたり、いいねしてくれたという感じで見て下さってる方がいたとすればですね、1個言いたいことはですね。皆さんが思ってるSMAPへの愛情みたいなものってあるじゃないですか。すごい推しへの想いみたいな。その推しへの想いみたいなものってのは、なんかボクも一緒なんですよね。で、ボクが一緒なんだけど、ボクは別にSMAP好きですけど、推しではないわけですよね。元制作者というか。一緒にやってた、ある意味中の人みたいな意味で言うと、推しではないけども、推しと同じ想いで作ってるみたいなところって、やっぱりあります。
 で、それはボクの中では…例えばオトナの!て番組はユースケ・サンタマリアさんと、いとうせいこうさんとやってたけど。そう言う意味ではすごい愛着があるしとか。「さんまのからくりTV」やってたときは、さんま師匠にすごい愛着があるしというか。EXILE魂やってた時はEXILEさんにすごい愛着があるというか。じゃなきゃやってられない、やれないというか。生きてるってそういうことだなーなんて思うんですね。だから皆さんがSMAPについて復活を望むとか、すごい色んな想いがあると思うんですよ。熱い熱い想いが。それ、すごく分かりますね。
 ボクの中では「ムーンライダーズ」ってバンドが好きなんですけどね、ムンライダーズってバンドへの熱い想いみたいなものってのが、活動休止を来た時には本当にショックだったし。その前にドラムのかしぶち哲郎さんがお亡くなりになった時はもう本っ当にその日もう何にも手に付かないくらい落ち込んじゃったし。で、そこから活動休止の休止をやって頂いた2016年みたいなものは、ボクはツアーに付いて行っちゃいましたけど。すごい好きだし、とか。
 あと同じような意味で岡村靖幸さんも大好きだし。佐野元春さんも大好きだし。アジアン・カンフー・ジェネレーションも大好きだし。サンボマスターも大好きだし。ガカガSPも大好きだし、とか。映画監督で言うとホドロフスキー監督も大好きだし。山田洋次監督も大好きだし。
 なんかそんなような熱い想い、推しみたいなものがすごいパッションとしてあるというのは、すごくこの世界にとっていいことだなって思うんですよね。この世界でそういう推してるという愛情みたいなものを作り手側もたぶんビュンビュン感じてですね、そのビュンビュン感じるからこそなんか負けまいとする心というか、なんか色々やってみたいよなーなんて思うんじゃないかなって思うんです。色々作ってみたいなーというか、今度はこういうことやってみようとか、ああいうことやってみようとか。当然大変なこととか嫌なこととか儲からないこととか、色々あると思うんだけど。それでもやっぱりやってみようと思うのって、そういう推しの愛情みたいなことかなーなんて思います。
 で、そうするとね。この本、何人かの方に読んでもらったんだけど。その推しへの愛情みたいなことが結構1個のテーマになってて。テーマって言うか、結果的にテーマになってるんだけど。この主人公の美南さんっていう女の子がね、あるアイドルの推しだったわけで。それで推しという想いだけでテレビ局に入った、テレビ局というか番組作りに参加して。そこからどうアシスタントプロデューサーになっていくか?という一つの青春お仕事小説になってるんだけど。これ何人かの周りの人に読んでもらったんですけどね。その推しの気持ちが超、推してる女の子とか超共感するんではないでしょうか?ということをある女性から頂いたりして。うん、そう言う意味ではそういう皆さんの想いみたいなものも投射できる作人になってるんじゃないかなーと勝手に思ってます。うん、だから…難しいですね。読んでみて全然違うぞ!こら!みたくなって、そんなに応援してくれた割には『AP』つまんねぇじゃねえか…みたくなっちゃったりとかは悲しいですし。なんなら「え?これ何がSMAPと繋がってるわけ?ぷんぷん٩(๑`^´๑)۶」みたいな、仮にぷんぷんされちゃっりするかも知れないですしね。だからそう言う意味で予約段階でそれだけ盛り上がってしまうと、むしろ読んだ後「えぇ〜全然だめじゃん」みたくなっちゃったりすると逆に嫌だなーというか悲しいなーというか、ちょっと怖いなーというか。そんなことも今思っている角田陽一郎でございます、と。 
 まあそんなん感じでICUC知的好奇心向上委員会をまた30分くらい喋らせていただきましたけども。まぁね、ボクの中での50歳最後の動画でございます。明後日51になるわけで、今年の2021年、2020年から皆さんもコロナとか色んな色んな天変地異、災害とか、色んな色んな大変なことがありますけども。うん。そんな中でも生きていくしかないわけで。そのためにエンターテイメントはあるのかなーと思って、パワー・オブ・エンターテイメントを信じてやっておりますので。なんか一つづつ皆さんがこの『AP』を読んだりとか、この動画をみたりして、ちょっとでも気づきが、人生のゆとりが、出来るといいなーなんて思っております。はい。そんな感じでございます。また来週よろしくお願いいたします。

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文字起こし後の文字寝かし

(好き勝手に思った感想を書き残しておくことを文字寝かしと言うことにしました)

 再生回数、17日23時で寿司特は1.1万回、ICUC#73は681回。SMAP効果というか推し行動学といった感じ。
 推せるものがあるということは「推すことに没頭できる時間」を自ら作り出せる、つまりセルフメンタルケアだと思う。私の場合メンタルケアは手を動かすことだけど、手を動かすには動かす目的が要る。例えば文字起こしなら起こす音声を選ばないと出来ないし、絵を描こうと思ったら何を描くか選ばないと描けない。私はこの目的選びでよく躓く。──今ふと思い出したのは中高時代にやってた吹奏楽。なぜか基礎練習が好きだった。あの同じことの繰り返しがメンタルケアになっていたのかも知れない。ならばキーボード早打ちゲームとか基礎的な描画の練習にすればいいのか。作品は出来なくても基礎練習はやって損はない。

 推しも同じことの繰り返しかも知れない。推しが歳を取ったり、推す相手が変わることもあるだろうけども、愛情の送り方は変わらない。愛情を感じることでも心境をフラットな状態に戻せるし、毎度同じだからこそ小さな差に気づくこともできる=つまり自分の見つめ直しにもなる。だから解散してもうないグループのDVDを繰り返し見ることにも意味というか効果があるんだろうな。
 以前ジャニーズJr.が大好きな友人が「Jr.じゃなくなったら推すのはそこまで」と言っていて、私はその人そのものを推すものと思っていたので、その理屈がまるで分からなかった。今思うのは、おそらく誰かや何かの一時の状態、時間と共に変わってしまう儚い状態を推してるのかも知れない。推しが人物そのものではないこともあるとすると、SMAPファンの方々は人そのものも推してはいるけどSMAPという状態も推していて、だから復活して欲しいんだろうな。

 推しが人の場合、推しとのベストな距離感はあるんだろうか?例えばSMAPなんて会いたくても会えないわけで、SMAPから見た自分はファンかどうかも分からない知らない人なわけで。だからこそ尊いなんて言い方をされるのではないか?と思ってたけど、AKB48なんかを見てるとそもそも会いに行けるアイドルという看板な訳で、顔を覚えられてるファンがいたりもする。どちらであっても推せるだろうけど、いい距離感というのは推す側の性格だけでなく、押される側のこう推して欲しいという希望とかプロモーションとのコミュニケーションの上にバランスよく成り立つものなのかも知れない。

 死ぬまでに死んでも読んだ方がいい「残像に口紅を」入荷待ちになっていたので中古を見ると、新品より高くなっている。もう少し待ってから買おう。それよりランキング見てるうちに「ライオンのおやつ」と「猫と生きる。」欲しくなってしまった。

 本の発売日は水曜日だとなんかいいのか?検索してみるとAmazonと書籍で日付が違うことに気付いた。そして本には発売日と発行日があり、発売日の方が早く、発行日=本の奥付に書いてある日が未来だったりすることがあると知る。確かに角田さんの書籍の中でもAmazonで表示されている日付と奥付の日付が違うものが数点あった。
 で、これは何なんでなの?というと、発売日は店頭に並ぶ日だけれども、日本の全書店がその日に書店に並べる訳ではないので、並べられる一番早い日になる。例えば著者が出版の宣伝をするときはその日付を使うけれども、休日を挟んだり、地方だったりすると本屋への配送で数日遅れてしまうとか。発行日の記載には明確な決まりがなく、書店に少しでも長く置いてもらう(返品出来ないように未来の日付にする)とか、そんなものらしい。

参考サイト
本の「発売日」って、どう決まってるの? (2008年3月24日) - エキサイトニュース
「発売日」と「発行日」の謎 【改めて出版業界の知識を学ぶ】

 で、角田さんの書籍発売”曜日”。16冊中──金曜6、土曜4、火曜3、水曜2、木曜1(予定)、日曜と月曜は0。アスコムだけで見てみると4冊中──土曜3、金曜1。金土が人気。もし50歳までに発売なら、17日なら0時から角田さんが生まれた時間までが50歳なので超ギリギリ、普通に考えるなら16日発売。16日は月曜、発売不人気日。確かに角田さんより中居さんの誕生日を優先するかのような発売日だ。

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 工パブリック──えパブリックだと思ってた(泣) たくみパブリックだった。もう間違えない!

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