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ICUC-040(週間034)2020.11.15【新月と星座の意味するところ】

I see, You see! Intellectual Curiosity Update Committee【知的好奇心向上委員会 ICUC】今週もゆったり知的好奇心のアップデート&趣味の動画文字起こしメインのメモ。

今日の推薦図書
石井ゆかりさんの星占いの本
石井ゆかり公式ブログ

ICUC#34「新月と星座の意味するところ」
11月15日は新月です。
石井ゆかりさんの星占いのこと、新月は始まりのタイミングであることを話しています!
何かを始めたい方、何を始めればいいかわからない方、気ままにごらんください!

[CAMPFIRE] ICUC 知的好奇心向上委員会

ICUC note「ICUC知的好奇心向上委員会とは?」

ICUC主宰:角田陽一郎webサイト

mireva channel

動画の内容(+文字起こしメモ&感想)

海街

 おはようございまーす。ICUC知的好奇心向上委員会、Intellectual、Curiosity、…I,C,U、Update Committee のお時間でございます(笑) バラエティプロデューサー角田陽一郎と申します!よろしくお願いしまーす!
 はい、ということで、11月15日、今日は新月なんですよね。新月になるんですけども、先週言いましたように拠点を東京、「さよなら、東京」というこで東京から引っ越しまして。先週は怒涛の引っ越しが終わりまして、やっと落ち着いて今、海の近くの街に住んでおります。住んでるというか海の近くにこの拠点を移しました、と。はい、まあ、海の近くです。なので仮に海街とこれから呼ぼうかなと(笑) 海街に住んでおります。住んでる…?まあね、うん、そうなんですけど、海街に拠点を移しまして。先週は東京の西麻布だったんですけど、西麻布から移動して。この景色も珍しい、もう最後なんだよなーなんて言ってまして。で、今新しい場所にいるんですけど、後ろにこう(笑) 本が並んでるから、あれ?本棚のレイアウトが変わっただけじゃないか?!と思われた方はですね、あの、そうです、この本棚ごと持ってきてるので(笑) そんなに変わっていないといえば変わってないと。まあ強いて言うと、僕の感じだと全然変わっておりましてですね。つまり上見るとどうなってるかな、(カメラを)ぐいーんと上げるとですね…ああ、ここまでか、ダメだ、ここまでか。すいません。上がこう、これは木造の建物でございますが、壁が全部ウッディな感じになっておりまして、天井も高いんですね。すごいログハウス的な感じでございまして、僕の感じだと全然違います。見てる方の映像的には(笑) 要は本じゃん、椅子も一緒じゃんみたいな。まあ一緒なんですけどね、持ってきたんですからね。そんなに変わってないじゃないかみたいに思われますかも知れませんですが、なんか日本語がおかしいですが、まあそんな感じでございます。

 で、どうでしょうね。今日どんなお話をしようかなーなんて思ってまして。この海町に引っ越して来ての感じは、まだ引っ越して…そういう意味で言うと木金土日と4日間しか経ってないもんですから、まだ分からないです。分かんないけど、ここに決めた理由みたいなものは満喫してるなというか。静かだし、朝は鳥の鳴き声で起きるし、風も気持ちいいし。別に東京西麻布もそれはそれで静かだったんですけど、なんかこう空気が違いますよね。空気が良い悪いと言うとよく分かんないんだけど、人の量が違うのかな?でも別にこの建物の周りは全部住宅があるんですよね。だからそんなにこう人の流れがどうこうってわけでもないんですよ。なのにやっぱり雰囲気が違うって、これ面白いなーなんて思うので、今後こういうことはね、分かったらお話していこうかなーなんて思っています。

新月から始める

 で、私としましてはですね、非常事態宣言と言っておりますが、今も非常事態宣言でございまして、修士論文を12月までに書かないといけないもんですから、もう11月も半分になりましてですね、えー、本当に、まさに、今日から!(笑)いつも言ってますけど、今日から始めようかと。やっと引っ越して落ち着いた感じだ、と。
 なんで今日から始めようかなーと思ってるかと言いますと、それはやっぱり、今日は「新月」でございましてですね。私のメルマガDIVERSEっていうのは新月と満月に発行してるぐらいですから、月の満ち欠けというのは自分の中では結構大事なファクターになっておりまして。別に僕がと言うより、人類がと言うか、自然がというか、地球がと言うかだってあれですよ、前も言ったかも知れないけど、海。波がざぶーん、ざぶーんってなってるじゃないですか。あれ月の引力なんですよ?あれ俺聞いたときマジ?って。だって月、あるのはあるけど遠いじゃないですか。なのにあれだけ引力で海の水を、波を作ってしまうというんであるならば、その力というものが人体に影響しないわけがないのではないかな?というのが、個人的な思いでありましてね。だからやっぱり1年は12ヶ月というのは基本的には月の、○月のガツというのはツキの、新月から満月、または満月から新月というのの29日間、30日間なわけですから、やっぱり意味があるんじゃないかなーなんて思ってますね。

意味があると思い込むことで始められる

 そうするとやっぱり、この引っ越したタイミングでさあ今日から始めるぞというのが新月になってるというのはすごい象徴的だし、表層的だし、なんかすごい意味があるんじゃないかなーなんて思ってます。で、思ってるののもう1個の裏側で言うと、という風に思うことで、新しいことが始められるんですよね。「今日新月だから新しいことやろう!」みたいな。なおかつその新しいことって本当に新しいことでも良いんですけど、「いやそんな新しいこととかないよ」みたいな。僕は「好きなことだけやって生きていくという提案」って本を書いた時に、「好きなことないんですよね。」「何やっていいか分からない」って人が結構いるんだって話は聞きます。特に大学とかでね、講演とかしたときとかは、よく好きなこと、やりたいことが分からないみたいな人が沢山いるみたいな。
 そんなの当たり前ですよね。そんなやりたいこととか20年ぐらい生きてるだけで見つかってる方がすごいというか。で、見つかってないと焦るみたいなこととかもあると思うんですけど、そんなのやってみなきゃ分からないわけですよ。だから”何かこうやってみるとき”というのが”新しいことを始めるとき”なんじゃないかなーなんて思ってて。で、それはもう1個で言うと、本当に新しいことでもいいし、今まで挫折したことでもいいんじゃないかなと思うんですよね。本当に新しい必要もなくて。という契機、チャンス、きっかけ、にしてしまって、今日は新月だから新しいことやるぞ!と言って、今までやれてなかったことをやるというエクスキューズにしちゃうっていうか。だから、始まりのきっかけにしてしまうというのが実は意味があることなんじゃないかなーなんて思っております。
 そういう意味でですね、今日、新月に、まずは引っ越して、よぉし!やるぞ!みたいなことだし、修士論文を、さぁ本格的にやるぞ!みたいな。───っ、あと2週間だぞ?大丈夫かなぁ?…みたいなね。そういうことを考えてますけど、ただそういうきっかけを自分に言って、なおかつこういうところでやります!って言ってしまうことで、自分を奮い立たせるみたいなことなんじゃないかなーなんて思ってる次第ではありますね。

星栞

 で、そんな中ね。新月新月と言っているのは、今日もうさっそく紹介する本を紹介しちゃおうと思うんですけど。これです、石井ゆかりさん。占い師?占星術師なのかな?(本を開いて)ライターって書いてありますね。石井ゆかりさんの人気占い…ぅん?だから、星占い師?星占い師でいいのかなぁ。占星術師っていうと…でもライターって書いてますけどね。
 石井ゆかりさんの、僕獅子座なので獅子座になっておりますが、2021年の星占いの本を紹介したいと思います。ただ、この本を紹介というより、石井ゆかりさんてすげぇよって話かなーなんて思っております。僕、石井ゆかりさんに実はお会いしたことがあるんですよね。もう10年ぐらい前かな。だからご本人は覚えてらっしゃらないかも知れないけど。TBSで1回お会いしてるんですよね。ただご本人はそんなに表に出るよりはというような、落ち着いた方なので。ただそれからアプリとかに来る占いというか、LINEで来るやつとか、メールで来るやつとか、あとTwitterフォローしてたりとかしてるんですけど。この石井ゆかりさんのすごいところは占いじゃないんですよね。頂ける言葉がすごいんですよね。その日その日のきっかけになる言葉というか。その時、そのタイミングのね。それが結果的に今の自分の気持ちをズバッと表してるというか。何で知ってるんだ?みたいな(笑) それが星を見て石井さんが分かってるのか…やっぱ感受性が強い方なんだろうな。

マクトゥーブ

 マクトゥーブという言葉がありまして。それはアルケミストという小説に出て来ますけどね。つまり世の中のことは「起こると決まってることは起こる」と。その前兆みたいなものが現れて、それがマクトゥーブで、マクトゥーブというものを感じられる人は感じられて、感じられない人は感じられないと。そのを鋭敏に感じられる人を預言者と言ってるんだというのが、なんかイスラム的な、イスラム的なのかイスラム地方なのかね。イスラム教といか、その辺はちょっと詳しくないので明言はさけますけど、そういう考え方があって。そのマクトゥーブという考え方がすごい興味があるなーなんて思うんですけども。そういうような、だから感じ過ぎちゃうと疲れちゃう、ご本人が疲れちゃうみたいなこともあるんでしょうけど。石井ゆかりさんがどういう方なのかは、そこまでは流石に私も存じ上げてないんですけど、
 その1つが星の流れだったりするのかも知れないですけど。星読みというか。まさに星読みをされてる方だと思うんですけど。その石井さんのお言葉がね、言葉がいつも素敵で、なんか自分の生きるヒントみたいなものを頂けるなーなんて思ってます。

月と占いの自分へのフィードバックの仕方

 だから別にこの本、この本は2021年のことなんで、逆にいうと僕そんなにまだちゃんと読んでないですね。2021年になったら読もうかなみたいな。それはやっぱり修士論文は2020年のうちに書かなきゃいけないからなんて思ってやってるんですけど(笑) あと3年占いっていうね。来年版からまた新しい3年が出るんで、もう間も無く出るんじゃないかなーと勝手に思ってるんですけど。2018、19、20年の3年占いなんてのはまさに18年のときに買ってね、結構自分の生き方の指針になってるなーなんて思うんですね。
 だからこれってさっきの月の満ち欠けの話と占いの使い方って、僕の中ではすごいこう…使い方っていうと占い、自分の人生へのフィードバックの仕方っていうのはすごい似ていて、もしかしたらそれは”おみくじ”とかもそうかもしれないし、八卦、今度八卦の話しもちゃんとやりたいんですけどね。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の八卦というのを僕は月イチでずーっとやってるんですよね。それも「高い白の男」という小説を読んで、その中で…話すとまたその話になっちゃうんであれなんですけど。その小説の中で占いで物事を決めてる政府みたいな話が出て来て。それをこう電気羊の作家の方が書いてるから、アメリカ人なんですけど、東洋思想の八卦に興味があるみたいなところが面白いなと思って、自分も易経みたいなものをやってみたら、またいい御託宣を頂けるんだよなーなんて思うわけですね。
 だからそうすると僕的には、あくまで僕的な考え方ですけど、何を信じるか信じないかというより、そういう意味ではすごい色んなことを信じてて、色んなことを信じてないんだと思います(笑) それはやっぱり色んな見解があるし、色んな見方があるし、色んなファクターがあって、様々な思いとか、様々な考え方とか、あとは様々な言葉みたいなものがあるわけじゃないですか。それを全部受け取ってたらなんにでもなっちゃうし、なんにもならないしってなったときに、僕が今、今というかそれは昔からですけど、たまたまその瞬間に自分が受けた言葉というのはそれを見ろというマクトゥーブだったんだなという、そんな風に考えるタイプなんですね、僕はね。
 なので、それは別にいいんですよ、相田みつをさんのあのお言葉は料理屋さんのトイレに飾ってあってね、たまたまそのトイレに入ったときにその言葉が目について、ああ良いことを言ってるなと思えばそれは良い言葉だし、トイレに行って飾ってあるのを全然気づかないで、だったらその時の言葉というのは自分にとっては気付くものでは、気付く必要もなかった言葉なのかも知れないし。もしかしたら相田みつをさんのああいう言葉っていうのはそんなに、人間だものみたいなものはどうでもいいやと思ってる人も当然いたりして。それは別にどうでもいいと思ってるんです。ただ僕はそういう言葉達に出会ったときに、自分が出会うために発せられたんじゃないかなって思ってると、結果的に自分の中でのフィードバック感がすごい良いんだよなってことが僕の中では、もしかしたら色々本を読んだり、人と出会ったり、人と話したり、どっか出かけたりとかして何かを見るということは、タスクじゃないんですよね。降ってくる感じ。星が降ってくる感じというか。その星が降ってくる感じをどう自分の中で感じるか?みたいなことなんじゃないかなーなんて思ってます。

例えば獅子座の占いを見てみると

 だからね、朝7時に送られてくる石井ゆかりさんのLINEとかを見てるとね、例えば今日のところを読むと、、、

おはようございます、今日15日の星占いです。
今日は蠍座の新月。
山羊座の3星とセクスタイル、ちょっとゆるいけど海王星もいれると小三角。

 みたいな、まあそういう話が書いてあって、僕はそこら辺はよく分からないんですけど、ああそういう星なんだなーと思いつつ、、、

悲しんでいるからこそ愛がある。傷ついたからこそ闘いへの意志が生まれる。辛いものや暗いものがなければ存在し得ない「前向きなもの」は、たくさんある。渇いた心に水、疲れた心に安らぎや滋養。いいものが「いい!」と思える時、私たちはその直前まで、意識しているといないにかかわらず、なにかしらの苦悩を抱えている。フレッシュなスタート!というよりは、なにか、覚悟が決まって一人でもいけるぞ、みたいな凄みを帯びた出発の雰囲気。これまでの重厚な経緯があった上での、第一歩。

 って、書いてあるんですよ。ね、なんか一人でもいけるぞ!っていう覚悟みたいなものって、僕がこの海街に引っ越して来たんだよなっていう思いがね、やっぱり自分の中での拡張される言葉だよなーって思うわけです。
 で、その日の獅子座を、私獅子座なので獅子座を見ると、、、

獅子座は「日常」がパッと変わるかも。新しい日常、フレッシュな習慣。心が開くような。

 って書いてあるんですよ(笑) だからこれを朝見て、「ああーそうか、確かにフレッシュだよな、引っ越したばかりだし。」とか思いながら、なおかつそういう言葉を抱いて午前中は修士論文を頑張ってたわけですけどね。
 毎日毎日こういう風に送られてくるものもありますし、それとは別に新月の前日ぐらいにメールが来るんですね。石井ゆかりの星暦(ほしごよみ)メールっていうのが。星暦(せいれき)ってよむのかな、ほしごよみだろうな。ちょっと読んでみると、

 こんにちは。石井ゆかりです。15日蠍座で新月が起こります。山羊座の星々とセクスタイル、魚座の海王星とゆるくトラインを組むとても密度の濃い新月です。新月はスタートのタイミングですが、今回は温故知新を感じさせるところがあります。この次の新月は12月15日で日食。そこから数日の間に怒涛のように木星、土星の移動。そしてグレートコンジャンクションが起こることになります。

 そうなんですよ、グレートコンジャンクションが起こるって。グレートコンジャンクションというのはすごい変化らしいですね、私は全然わかってないですが。ただ、すごい変化だなーってことが実際に起こってるのは事実じゃないですか。日本も首相が変わり、アメリカも大統領がたぶん変わり、コロナ禍がこんな風になり、僕は引っ越し(笑) だからなんかそういう変わるタイミングなんだろうなーっていう風に思うし、そういうタイミングだからそういう風な言葉が出てるのかも知れないし。それはどっちが起承転結なのか、どっちが原因でどっちが結果なのかわからない。むしろあらゆるものは原因で、あらゆるものが結果で、それはくっついてると原因結果みたくなるし、結果から原因と戻ることもあるし、実はたまたま関係ないことかも知れないしなんだけど。それを発見した人だけが発見してるんじゃないかなーなんてね。そんなことを思ったりするわけです。
 で、そのまま読みますと、、、

 そのひとつ手前の新月であるこのタイミングは、次の世界への出発の前に絶対しておきたいことに取り組み始めるような時間となるかも知れません。今だから出来ること。今しかできないこと。あと1ヶ月ほどの中でぜひやっておきたいこと。封印していた箱を開くような、なにか素敵なものを取り出すようなアクションを起こす人もいるはずです。

 これを読むと、次の世界への出発の前に絶対しておきたいこと。僕の中では終始論文にやっぱりなるわけですよ。今だからできること、まさにそうなんです、今しかできないことね。あと1ヶ月ほどのうち、1ヶ月ないんですよね、あと2週間ちょっとしかないんで、3週間あるかどうかな感じなので、まさにそういう感じなんですけど、すごい気持ちを言い当ててるなーなんて思うんです。
 で、という全体の流れの後に12星座別の運勢っていうのがあって。獅子座を見るとですね、、、

 獅子座から見て今回の新月は居場所、家族、身近な人々、親、環境、ルーツ、守るべきもの、変えるべき場所、もっともプライベートな世界、本心、物事の最終的な結果などを象徴する場所で起こります。

 ほおー、なるほど、なるほど、と思うんですが。次はまあびっくりするんですけど、、、

 居場所に新しい要素が加わりそうです。生活環境が変化し、心の中にも新しい光が差し込みそうです。自分の居心地の良い暮らし方と、それを可能にする生活の場を作り始めることができるときです。

 って書いてあるわけですよ(笑) おいおい、石井ゆかりさん、僕が引っ越したことなんで知ってるんだみたいなね(笑) なんかそんな思いに毎回囚われるんですよ。おい、ゆかりちゃんよ、と。すいません!失礼、ゆかりさんよ、と。なんで僕の今の気持ちとか僕の今週の行動が分かってるんですか?みたいな風に思うみたいなね。

占いの見方、取りよう、思い込み方

 これすごい面白いんですよね。強いて言えば居場所が変わるタイミングですっていうのは12星座あったときに、例えば今、獅子座に書いてあって、もしかしたら先月の新月の時には、分からないですよ?蠍座に書いてあって、その前の新月の時には水瓶座に書いてあって、みたいなのがあったのかも知れないです。だからそれをそういう風な言葉を順繰り順繰りやってるだけじゃんっと言われたらそうかも知れない。ただそうなんだけど、僕が今この言葉を読んだときにたまたま引っ越していて、その星読みの言葉を見たら、生活環境が変わる時って書いてあることの偶然性みたいなものが面白いなって思う。そこに因果関係あるか?確率的にどうなのか?みたいなことを指摘する方もいらっしゃるんだけど、それを僕の中ではという指摘も面白いなーと思うけど、という思い込んでしまうことも面白いなと思ってるということなんですかね。「そっか、居場所が変わるタイミングだったんだな今は」みたいな。「だから引っ越したことはそんなに間違いじゃないんだ」とか。なんかそういう風に思えることがすごい大事なんじゃないかなーなんて思うんですよね。
 だからそういう風に出会うというのはなんなんだろう?ってことを最近は考えてます。最近というかずっと前から考えてます。そうすると、出会うことって、良いことで出会うってこともあるし、当然よくないことで出会うってこともあるし、すごい良い人と出会ったな、運命の巡り合わせだなと思うこともあれば、あの人と会いたくなかったな(笑) みたいなことと出会うみたいなこともたくさんあるじゃないですか。それをそんなに取捨選択しても自分の力だとなにもできないんだなと思った時に、来たものを、これはもうずーっとこのICUCで言ってるのかも知れないですけど、来たものをただ自分の中に降り注ぐ星の光のように受け止める、月の満ち引きみたいなものに引っ張られるものに引っ張られてもいいんじゃないかなーと考えてるというか。
 そう考えると面白いですよね。この海街に引っ越して来たということは、自分の意思なんだけど、誰かに引っ越せと言われたわけでは決してない、けど、そういう言葉とかの集合体、あるいは出来事の集合体、コロナ禍もしかり、自分の父が死んだこともしかりとかね。なんかそういうようなこととかで、このタイミングになってるということがすごい面白いなーなんて思ったりするんですよね。
 実は、たぶん、占いってそういうことでいいんじゃないかなって思ってます。未来を予言するとか自分がどうなるっていうことじゃなくて、という巡り合わせみたいなものが自分の中にどう出てくるのか?みたいな。そういうことなのかなーなんて思いますね。

修士論文は研究者の第一歩

 まあそんな感じでございます。あとはですね、まさにこんな言葉を言ってる中で修士論文を本当に仕上げなきゃいけないんですけど。先々週に論文の書き方がやっと分かって来たって言って、この先人の考え方を引用して自分がどう思うかってことを書いていく、ということが論文なんだなってことの楽しさが分かったって話はしたと思います、先々週にね。…先々週?先々週じゃなかった…?先々週は、今日は15日、先々々週だ。(笑)ちゃんと毎週見てる方がどれだけいるか分からないですけど。先々週はみんなでICUCで話したから、その前か。
 で、そこから3週間経ってますが、書き方は分かったけど、書くのが進んでるかと言うと(笑)そんなに進んでないなーなんて思ってるんだけど。なんかね、問題点のカタログになってしまうんだなーなんて思いました。
 だからこの修士論文っていうのはまさに研究者の第一歩の論文で、普通だったら20代半ばとかで仕上げるんでしょうけど、僕なんかはね、この歳で今から仕上げんのかい!みたいなことなんだけど。でもなんかこれを1回自分の中で整理すると、自分の興味と自分が感じてる理論というか、問題点というか、問題でもないんだど、リサーチクエスチョンというか。…クエスチョンというと問題か。その問題みたいなものがなんか見えて来たなって思うんですね。それを今度どういう風にそれを自分の研究にするかしないかも含めて、取捨選択するものの第一歩みたいなものが修士論文なんだなってことがやっとわかりました。
 これ、まぁ、20代のうちに書いておきたかったなぁなんて思いますね。そうすると自分も研究者としてどんどん行けたのかなーなんて思いながら、それから30年くらい経ってやってるということに。ん〜、なんかだからもうそれって自分、角田陽一郎という自分の生き方として、その研究者としての面白さと言うか楽しさを味わうということをこの海街でやっていこうということの決意表明なんだなーなんてことを思うとね、またさっきの石井ゆかりさんの占い的なものとの繋がりも感じるなーなんて思いますね。

25年熟成を海街で角田理論に

 これをね、なんとか12月までに書いて、そうすると自分の中での…何回も言いましたけど、文化資源学という、東大の大学院の文化資源学専攻というところの修士の2年なんですけど、文化資源学というのは面白い学問だなーなんて思ってて。それを自分の中で、文化資源学研究者として極められたら面白いなと思ってますし、その中で自分が今回論文に書くことはやっぱり自分はバラエティプロデューサーなので、テレビとバラエティ番組についてちゃんと論文にしようかなーと思ってて。今回はまさに問題提起までになっちゃうんだなーなんて思いながらも、それを最終的には理論にまで持っていくっていうかね。うん…角田理論に、なるのかなぁ。なったら面白いなーなんて思うんですけども。理論まで持っていきたいなーなんていう風に思ってると、なんか自分がこの年でやってることも、実はその前に25年ぐらいテレビというのを実際作って来たという経験みたいなものがその論文の中で、理論の中で活かされるとすると、実はそのための…漬物で言えば漬けられてた時間(笑) ワインで言うと寝かせてた時間っていうか、熟成肉の熟成させてる時間みたいなものだったのかな?ちょっと長いけど…という風には感じますね。で、やっと熟成されたからそろそろ焼きますか!みたいなことかも知れないし、そろそろワイン飲みますか!かも知れないしね。なんかそういうタイミングなんだろうなーなんて思っております。
 それがね、成功するか失敗するかみたいなこととか、ん〜、分かんないっすね。わかんないけど、なんか本当に成功しなくても良いんだよなーという風に…でもそれって趣味とも違うんだよな。趣味じゃやっぱりダメな気がすんだよな。趣味で研究してますじゃ。プロなのか?うん…プロになりたいんだろうな。でも成りたいってことはプロはそれで食ってくってことだから、それで食ってかないくても良いんだよな(笑) うん、自分の中での仕事なのか趣味なのかという定義じゃないんだろうな、たぶん。人生なんでしょうね、人生としてテレビというものをどういう風に体系化できるかみたいなことを自分の人生としてやってみたい、みたいなことなんだろうなーなんてのは思いますね。

 はい。そんな感じでございます、と。はい、えーっと、今ちょうど話してるとどんどん暗くなってきて。闇が深いですね、11月15日だと。ね。あれ?もうこんな真っ暗なのか!みたいなね。昼間は短いなーなんて思うんですけども。また、それもね、いつか…いつかといっても来月ぐらいにはこう太陽も回帰して、また冬至から新しい春分まで日が伸びていくわけじゃないですか。今いちばん暗いところ。だからその時にたぶん、今論文を書けというのはそういう時で、今それを書いたことでなにか人の中での展開が広がる…広がらないかも知れないんです!広がんないかも知れないけど、広がるかも知れないと思うことで生きているみたいなことなんじゃないかなーなんてことを思っておりますと。
はい。そんな感じでございました。ICUC知的好奇心向上委員会、はい、知的好奇心の向上になってるかはわかりませんが、少なくとも僕はなっておりますということなので、(笑)えぇ〜、ご了承ください!バラエティプロデューサーの角田陽一郎でございました。また来週よろしくお願いいたします。

文字起こしメモ&感想

 以前から不思議に思ってたこと。西麻布だろうが海街だろうが、住んでるとは仰らない。いわゆる住居兼仕事場なんだろうと想像しますが。仕事場、作業場、スタジオ、リブラリア、拠点。住んでると表現すると何かしっくりこないんでしょう。住み着く、根を下ろして動かないイメージより、生きる=やりたいことをやる=研究のために、今はここにいるという感じなんでしょうか?どこにいても自分の居場所じゃない気がするようなことも仰ってたと思うし。今度聞いてみようかな。
 やりたいこと=研究と書いたけど、趣味でも仕事でもない「やりたいこと」。やらずにいられないこと。それが研究だなんて素敵だ。半生を費やしたテレビという経験の上での理論というのもいい。
 やらずにいられないこと。この話を最近ICUCか?どこか?で聞いたんだけど。生活、お金、何も不便なく暮らせるときに、やらずにいられないことってのは、生まれて来た意味だとか、そんな話だったような。

 私の場合は手を動かして作ることがしたいけど、それは手を動かすという行程なので、いつも手を動かして出来るもの=目標地点が定まらないがために、手を動かせずにいる。それって本当に好きなの?と自分を一番疑うのは自分で、20年前に「好きなら本場に行くもんだ」と言われたことが今でも深く刺さってる。好きなものなんてない、本場なんか知らない、目標地点が定まらないだけの場合も当然のごとくあるんだと証明したいなんて思いもちょっとある。好きなものがある人への憧れが強いのかな。
 よくある。やりたいことを話してたのに好きなことに話が変わってること。やらずにいられないことは=好きではないし、やらずにいられないことが変わることもある。その大前提は忘れがち。
 現在の目標地点はつまみ細工と文字起こし。文字起こしは聞いたものをコピーすること、少し個性が入ってしまうこと、手を動かすこと、3つ好きなことが入るので結構楽しいんだと思う。起こせるものがなくなると少々うずうずする。やっぱり2021年に仕事にしてみようかな。それがまた変わってもいいのだし。つまみ細工は本当のところを言うと、作業は好き、つまみ細工自体には対して興味が薄めだったりする。手段優先、目的希薄。でもその目的をつまみ細工に置きつつ、ちょっと見方をアレンジというか、うまく言えないけど燻るものはあって。来年はそこら辺を明瞭にしたいな。

 文字起こししてる間に石井ゆかりさんの星栞の牡牛座が届いた(イシイジロウさんのIPのつくりかたとひろげかたも一緒に)。牡牛座のテーマ・モチーフは噴水で、長年の願いが噴水のように美しく、目標を達成する年、何かを成し遂げる年、とのこと。嬉しい。背中を押してもらえる感じがする。
 手を動かして作ることから頭が離れたことは、結局子供の頃からない。でも社会人になるのにそれを非現実的なものと思って避けたし、周りにもそう言われた。目標地点が定まらないとはそういうことだし、それまでは結局どこでどんな仕事をしても同じ。普通に就職したのは何かの糧になるんだろうな。

 やりたいことが20年と言わず一生見つからないと言ってもいいかも知れない。見つからないから焦るというのも、人のやりたいことは大層に見えるから。実はもっと小さくて身近なものでいいんだと思うけど、先に「やってみないと分からない」と言われても、分からないうちは「だからやることがないの!」となりがち。小さいもの、直感で何かやってみたところで、見つかるというより経験値が少々って感じだし。だから逆に、割としょちゅう来る新月の度になんかやる=しょっちゅう来るから小さいことでいいということになるし、角田理論で行けば挫折したことでも良いわけで。
 さて本は買った。月と365日分の占い部分以外は8割方読んだし、今まで何度挫折したか分からないギターの練習も、今度はアプリを使ってみて再開したし、オーボエが欲しかったことも思い出したし、つまみ細工は1年の規定コースを終え、今月から先生ともども手探りコースへ。
 結局全部が手探り。たぶん死ぬまで手探り。人生は手探り。これが手を使うってことなら良かったのにな(笑)

ICUCは
一人一人の知的好奇心がくすぐられるような
さまざまな「ヒト・モノ・コト」を
皆で持ち寄って
話して聞いて調べて楽しんで
自分の知的好奇心をアップデートしちゃおう
って集まりです。
(by 角田さん)
[CAMPFIRE]知的好奇心向上委員会 ICUC
ICUC note

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