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ICUC第30回(篭もって第24回)2020.9.6【新たな時代に既存のモノを裏返して行こう!:東京裏返しと文化資源学】

今週ものんびりと知的好奇心のアップデート【 ICUC 知的好奇心向上委員会】に参加したので、復習用の参加メモを作成しています。

今日の推薦図書
『東京裏返し 社会学的街歩きガイド』吉見俊哉著(集英社新書刊)

動画 (ICUC先行公開後に一般公開)
ICUC#24「新たな時代に既存のモノを裏返して行こう!:東京裏返しと文化資源学」
9月になって、自分も含めて、まさにポストコロナを迎えるためにいろんなことが胎動してきた感じがします。そのキーワードは”裏返し”
僕はいろんなことを裏返して行こうと思います。
もしよかったらご覧ください。

オンラインディスカッション講座:テーマ「知をプロデュース」する
ゲスト:吉見俊哉 東京大学教授

[CAMPFIRE] ICUC 知的好奇心向上委員会

ICUC note

ICUC主宰:ヨウイチロウ web サイト

mireva channel

動画の内容
・ジメジメしつつも元気よく
・9月、心機一転みんな始動する
・新しい案件いろいろ+修士論文
・引越し/無人島+リモート
・寿司特/豊津徳
・面白い人の話は面白い/業界用語
・視聴数/一生は宇宙の中の瞬き
・天才になる方法/選ばない心地よさ
・YouTuber/Butterfly
・東京裏返し/街歩き
・点と点の間の体感/東京トラム構想
メモという名の私の感想

ジメジメしつつも元気よく

 おはようございまーす。知的好奇心向上委員会の9月6日でございます。バラエティプロデューサーのヨウイチロウでございます。今足がガタッて当たったら机がちょっと動いたんで、ちょっと画面が動きましたね(笑)。そんなことはどうでもいいんですが。
 えー、9月になって一週間近く経ちました。なんかね、8月は僕はまあ色々あったんでちょっとなんかジメジメ、いつもジメジメしてんですけど、何となくこのジメジメした会話をしておりましたが、9月は心機一転気持ちを入れ替えてジメジメしつつも…するんかい!って話なんですが、ジメジメしつつもまぁ元気よくね。どうせ死んじゃうわけですからね、みんなね。それまで生きてるうちに元気よく楽しくやろうかなって思いながら、この動画を今撮影しております。

9月、心機一転みんな始動する

 そういう意味で言うと、なんにも話すこと決めてないのに、果たして話始められるのか?みたいなことも思いながらやってはいるんですけど、9月になって、これ面白いんですけど、心機一転頑張りまーすなんて言ってるから、じゃない。ないのに周りもそうなるっていうか、周りからも新規の案件みたいなのが結構始動していく感じ。
 でもそれって皆んなそんなこと思ってるんでしょうね。つまり9月になり、8月ってお盆があって暑いし、9月だからそろそろ頑張って本気入れて仕事するぞみたいな。通年だとゴールデンウィーク明けとかがそうなったりするんですよね。4月から期首が始まって、まだ人事異動があったり新しい環境とかで浮ついてたりして、そのままゴールデンウィーク行っちゃうじゃないですか。ゴールデンウィーク明けでそろそろ仕事しようみたいな感じになるわけです、たぶん。ところが今年はコロナで、なんとなく9月になって株価がちょっと上がったりしてるのって、もうウィズコロナで行こうってなんとなく皆んな思い始めたんだなっていう空気感みたいなことかと思いますね。
 話したり文章で書いたりしましたけど、もう同じ世界には二度と戻らないと思うんです。なんとか取り戻そう取り戻そうという気持ちが色んな人の、一人一人の気持ちに現れてるから 政府がやってることも企業がやってることも学校がやってることも、なんとなく普通に戻そうみたいな空気が、9月になって心機一転「どばぁっ」となってきたのかなーっていうのが、僕の周りの人と話しててもそんな感じかなと思います。

新しい案件いろいろ+修士論文

 だから何か新しい案件をやりましょうみたいなのがどんどん出て来たり。面白いですよ。ある芸能人の悩み(笑)の相談を受けたりとかね。だから来週は芸能活動のお手伝いみたいなものをご相談したりとかね。8月からはスマートシェアという会社の社外取締役やってますけど、SNSの新しいシステムってのを生み出せたら面白いなーみたいな。僕なんかSNSなんて全然詳しくないんだけど、広告とか、こうなったらいいなとかね。テレビも含めたYouTubeなんかも含めた動画とか広告PRみたいなものが、生まれ変わった方がいいんだろうって時期に来てると思うんですけど、そういうもののためのシステムを作り変えること、面白いなと思うし。
 後はあれです。文化資源プロデュース塾っていうのを東大の先生方と始めて、9月1日に一発目をやったんです。そこから2週間毎に6回やるんですけど、僕は今、東大の大学院に通ってるじゃないですか。そういう意味では学生なわけです。学生なんだけど東京…じゃない、文化資源プロデュース塾では自分はプロデューサーとして、第1回目は僕が話してるんですよね。だからこの学生なのか?教える方なのか?の境界線みたいなものを渡ってるのって面白いし、まぁ疲れるでもあるんだけど。
 そんな中で東京文化資源会議っていう団体というか学術団体と一緒にやってるんですけど、素晴らしい先生方がいらっしゃるからお話し聞いてると面白い。文化資源プロデュースっていうのもできるな、とか思います。

 だから僕が今やってるのは、スマートシェアの社外取締役と、あとライバーって会社の社外取締役をやってて。ここも名ばかりの社外取締役だったんですけど、今ちょっとこんな大きなことができないか?みたいなことを話しててね。それこそ色んなメディアをミックスしたような。そしたらなんかちょっと動きがありそうなのです。
 一方で西原グループという静岡三島の飲食店の会社の顧問をやらさせて頂いてます。そこでも色んな動きが。クラウドファンディングで餃子をお送りするみたいなことやったら、即完。即完というか、クラウドファウンディングの100%超えて、今何百%まで行っちゃったりとかしてたり。
 あとさっき言った芸能プロの話し。元々私はカイトって会社を去年の4月に作ったんですけど、それが一応メディアブランディング&コンサルティング会社でございまして、そこでいろんな会社のお仕事をこう…お手伝いと言うか、こういう風にすればいいんじゃないですか?といったアイデア出しみたいなものを手伝ってるんですけど、それもなんか活況になって来ました。
 なおかつ修士論文を。本当に書かないと、今、修士2年なので。それが一番進んでないと言えば進んでないですけども(笑)。それをもう本当にやらないといけないなーっていうようなことがあったりとかね。

引越し/無人島+リモート

 あとは先週、先々週言ったけど、引っ越そうかと思ってて。だから昨日とかも物件探ししてたんです。内覧?内見?ってやつを数社の不動産屋さんと一緒に回ってみたりして。物件探しって面白いんですけどなかなか、帯に短し襷に長しっていうか、この物件のここは良いけど場所がちょっと、ここは場所が良いんだけど景観がちょっと…とか。なんかこうパパパパッて嵌らないです。だからどうやればピシッと嵌るのか?って、本当タイミングとかがずごくあって。
 ここ、今借りてるスタジオも、これだけの本がわーっと並ぶひと部屋が欲しかったんだけど、そういう物件ってなかなかなくてね。でもあったんですよ。あったからそれこそ3年前に借りちゃおう!って借りちゃったという感じなんです。

 このスタジオはホントに都内のど真ん中にあるので、今回コロナで篭ってる、まさに無人島のように篭ってると、無人島に篭ってても都内のど真ん中に篭ってても同じだったら、無人島に近い方が面白いんじゃないかなと。面白いというか、そもそもそう思ってた上に。ただ実際ね、バラエティプロデューサーって言うと結構都心に出かけなきゃいけないから、遠いっての面倒臭いなんて思ったんだけど、今やほとんどがリモートでいけちゃうとすると、大学もリモートの授業だから、そんなに都内のど真ん中に居る必要がないというのがそもそもあって。
 で、なんとなくほら、ほらって言うのもあれですけど、去年…去年じゃないや先月、誕生日で50歳になって心機一転なにやろうかと思ったときに、DIYじゃないんですけど、何でも自分でやるっていうことをやってみたい。DIM?Do It Yourself じゃなくて Do It Myself 的な。何でも自分でやってみようなんて思ったときに、極論すれば家の近くにコンビニなくてもいいかと。欲しいものは宅配で持って来てもらえばいいし、リモートでミーティングやれば良いしって思うと、自分がどうせ篭るんだったらもうちょっと(目の前の窓を指差して)自分の向こうの先の窓の外の景色とか空気みたいなものが良いところがいいな。ここも良いところなんですけどね。良いところなんですけど、簡単に言えば家賃がカイター。カイターね、業界用語で言うと高い。チンヤーがカイターな訳ですから、調べたら1/3ぐらいになったりするんですよね。だったらそういうところがいいかなと思って探してるんですけど。ただそれはそれで、なかなか無いなーなんて思ったりもしております。

寿司特/豊津徳

 で、そんなことをやりながら、あとあれ、一昨日はコトブキツカサ師匠という映画パーソナリティの男とYouTubeの配信をやってみました。先月は東京画廊のオーナーの山本豊津さんと言う僕が尊敬するおじさまと一緒に豊津さんのトークで【豊津徳(ほずとく)HozuTalk】っていうのをやってみたらやっぱ面白くて。つまり面白い人と面白い話をするっていうのって…
 皆さんも飲んで話したり、職場で話したり、学校で話したり、家族で話したりとか色々してるでしょうけど、なんかそれを話してそのまま消えちゃうっていうのもありですよ、一方でね。でも一方で消えないでアーカイブに残しといた方がいいって言うのが僕のYouTubeやってることのそもそものテーマだったりするから、そうすると僕が一人で喋ってること以上にそういう面白い人と話したことが消えちゃうのはもったいないなーなんて思ってHozuTalkを始めたんです。

【 豊津徳 】【 寿司得 】

 で、HozuTalkを始めて、漢字で豊(ゆた)かに津(つ)って書いてトクは…そのとき豊津さんと話してて「HozuTalkのトークって漢字にした方が良いと思うんで、トクって何がいいですかね?特別の特?損得の得?あるいは徳島の徳、徳があるの徳。徳川家康の徳。何がいいですかね?」って言ったら「じゃあその最後の徳でいこうよ。」ということで豊津徳【HozuTalk】になったんです。
 で、HozuTalkってやってるんだったらと思った時に、9月になる前くらいにふと寿司特(スシトーク)ってのもできるなと思った。コトブキツカサ師匠って片仮名で「コトブキツカサ」だけど、つまり寿司(すし)って書いてコトブキ(寿)ツカサ(司)っていう、なかなか洒落乙な…洒落乙なダサい(笑)…ダサいって言うと怒られるな(笑)、洒落乙な芸名・活動ネームだから、寿司(すし)って面白いなーと思ったときに、スシトークってできるなと思ったんですよ。
 豊津さんとは「徳」にしたから、コトブキツカサのトクは「特」にして…あ、そうか、だからつまり、寿司特(すしとく)って書いてコトブキth…スパ…うん?言いにくいな(笑)!!寿司特(すしとく)と書いて【コトブキツカサスペシャル】っていう名前のYouTubeやったら面白いなーなんて思って。で、一昨日やってみたんですよ。

面白い人の話は面白い/業界用語

 そしたらね、結構面白かったですね。終わったあと自分がこうやって喋ったやつ、個人で喋ったやつなんて恥ずかしいから大体見返さないんですけど、ICUCのメンバーの彩さんがいつも文字起こししてくれてるからすごい助かるんですけど「あぁこんなこと喋ってんだ俺?!」とか、むしろ文字で読んで喋ってることの意味が分かったりする。つまり文字だから普段の自分が喋ってる動画の方はそんなに見返さないんだけど、豊津徳と寿司特はね、見直してみたんですよ。そしたらやっぱり面白くてね。うん、面白い!
 やっぱりだから面白い人の話を聞くのは面白いなーなんて思ったわけです。寿司特はそれこそ何喋ろうかって。二人でだべってるだけでもいいんだけど、毎回やっぱりテーマがあった方が面白いだろうと思って。一回目のテーマは、僕も映画の連載を週間プレイボーイでやらせてもらってるし、僕なんか映画とか全然詳しくないんですけど、コトブキツカサ師匠は一応映画パーソナリティと一応名乗ってますからねぇ(笑)。だから彼と一緒に映画の話をしたら面白いかなーなんて思い、一応「映画にまつわるアレな話」っていうサブタイトル付けといたんですよ。

 で、映画にまるわるアレな話の「アレ」も業界的な逆さ言葉なんですよね。珍しい話、レアな話、生な話のレアでもいいんですけど。レアな話の逆さ言葉でアレって言っといて、〇〇なアレな話っていうのがテーマだと良いタイトルかなと思う。とりあえず映画にしてたんだけど、始まる1時間前くらいに急に思いついたんですよね。コトブキツカサさんってナチュラルエイトって会社、マツコデラックスさんとかくりーむしちゅーさんとか有働さんとかいらっしゃるすごい事務所で、4番手がコトブキツカサさんっていう(笑)、コトブキが4番手なの?!って言うのが面白いじゃないですか。面白いからいつもこれ飲んでる時とか「これどうせバーターで仕事もらったんでしょう?バーターで。」「違いますよ!」なんて言ってた訳ですよ。7割ネタ3割くらい本気で喋ってたりしたもんだから、じゃあバーターっていうことについて話そうかなと思ったんです。

 で、結局ね、バーターって束(たば)って言葉の逆さ言葉って言われてるんですよね。だから芸能界で著名な人とそうでもない人と束にして一緒くたに仕事にしちゃうみたいなことからバーターって。物々交換という英語の意味もあるみたいですけど、どっちかわかんないらしいですかね語源は。「芸能界のバーターにまつわるアレな話」っていうのを1時間ちょっと喋りましたけど、なかなか面白かったなと思うわけです。で、そんなことを色々やってるなって思ったときに、だんだん今日の話の本筋に行くんですけど。

視聴数/一生は宇宙の中の瞬き

 この動画も含め、豊津徳も含め、寿司特も含め、視聴数200くらいなんですよ。200視聴ってことは何人くらい見てるのかな。200人見てるわけじゃないだろうなと思うんですけど、だからそんなもんしか見られてないんです。一方でYouTuberって何百万人が見てる、すごいですよね。テレビって視聴率1%で100万人って言われてるんです。だから視聴率20%なんて言ったら2,000万人が見てる。本のベストセラーってジャンプで600万部くらいでしょ?百田尚樹さんとかで270万部でしたっけ?永遠の0が。みたいな感じだからまぁ凄い数字なんですよ、どれも。
 すごい数字なんだけど、その豊津徳とか寿司特とかこのICUCだって200〜300回しか見られてないんですよ。これって僕はバラエティプロデューサーと言ってコンテンツを作ってる人間としてそれでいいのかなぁなんてことも思ったりもします。でも、それでいいんじゃないかなとも、ちょっと思ったりするんですよ。なんかそんなことを思ってて。

 それはずっと言ってると思うんですよね。これは何で良いのかって言うと、良くないじゃん!負け惜しみじゃん!っていう話が大体出ますよね。見られなきゃ存在しないとか、話題にならなければ無いのと一緒だと。でもなんか去年…去年じゃない、先月親父が亡くなって、なんか人生なんてちっぽけだなーなんて思ってたら…
っ(咳)、すいません、ちょっと咳ばっかり出るんで…(茶)、はいすいません。
 なんか人間なんて所詮ちっぽけだなと思うっていうのは言ったと思うんですよね。自分という人生がその瞬間にパッと灯りがついて、蝋燭みたいなものか燃料が無くなってヒュッて消える。点いて消えたっていう、宇宙空間の中でたまたま点いて、たまたま消えたっていう、フッて。その瞬間だけなんだろうなって思うんですよね、自分なんて。
 そうすると、すげー炎でメラメラとなってたくさんの人に気づかれてもいいし、ちょびっとだけ点いてるだけでもいいんじゃないかなーなんてのは、なんか負け惜しみじゃなく思うようになった。それはやっぱり年齢だろうなー。だからそれで言うと、すげー分析すればもう50になっちゃったわけで、負けて負けて、負けて負けて負けて50歳になったから、もう負けててもいいやって思うようになって自分というのは生きてきてんじゃねーの?って思われるかも知れないっていう意味で言うと、あながち間違いでは無い。だけど、じゃあ今からもう一回バッと燃えるのか?っていうと、なんか別に点いてりゃいいかな、灯なんて…っていうような気分にはなんかなってるんですよね。

天才になる方法/選ばない心地よさ

 どこかの文章でも書いたし、今度の本にも書いてるし。今度の本は「天才になる方法」っていう本が10月13日に出るんで、そのことはまた詳しく。見本でもできたらまた次週以降に話そうと思うんですけど。なんか無人島の掛け算の話ってのは寿司特でしてるんで、せっかくだから視聴数を伸ばしたいからここではしません、見てください(笑)。
 いやいやいや要らないって言ったじゃん!ってことなんですけど、でも本当にね、自分が何やってるかやってないかってことと、他人にどう思われるかってことは色んな意味でリンクさせない方がいいなと思いました。色んな意味でっていうのは気にしてると疲れる。凹む。だからそんなこと気にしなくていいじゃん、って思ってもちょっと気にするじゃないですか。
 例えばこのこの髪型を気にするか気にしないかって話と本質的に一緒で、髪の毛が仮にピュッて変になってたとして、自分は見えない訳だからそのままでもいいわけですよね。でも何でそれじゃいけないのかなと言うと、周りの人が僕のこと「あのオジサン髪型変だよ」って言われたりすると嫌だなと思うから直すわけですよね。でもどっちでもいいじゃんって思えばどっちでもいいわけじゃないですか。
 と思うと、なんかほとんどのことはどっちでもいいんだろうなーってことはこの8月が終わって9月になってよりクリアにそう思う。だから9月になって色んなことが始まって、いろんな動きがあるけども、その動きを僕が経験した8月、生と死というのを経験した8月というのを受けて僕が思うのは、なんかそういう本当にどうでもいいやってことを日々頑張ろうみたいな。そんなことをちょっと思ってますね。
 それって9月1日に書いた文章があるんですけど、ちょっと読まさせて頂くと。選ばないという心地よさっていう文章を書いたんですね。

☆286「選ばないという心地よさ」|ヨウイチロウ Yoichiro

今日話したこと。

…そうそう、これ話したんですよ。自由大学の学長と事務というか運営をやっている藤田さんと深井さんって方に話したんだけど、自由大学で発展途上人学ってやってて、どういう風にやればいいかなって話になった時に、僕は最近こう思ってるんですみたいなことを話したんです。

最近なんか嫌いな人がいなくなった。
どんな人でも所詮ちっぽけな存在で大したことなどない人生なのだ。
自分が生きるためにやってることがつい相手を傷つけたりなんてよくある。
結局それが無くなることはない。
そう思うと誰かに嫌なことされたりしたりは結局大概お互いさまなのだ。
同じ意味で、なんか好きな人もいなくなった。
天才も天才と呼ばれる人も憧れの人も綺麗な人もカッコいい人も多かれ少なかれ大して違わない気がする。
わざわざ会いたいとも思わないし出会いたいとも思わない。
たまたま出会った人とたまたま出会ったという運命にこそ実は人生の深意があるような気がする。
自分のとこに来たモノコトはやる。
来ないモノコトは求めない。
選択は自分ではしない。
要求も別にない。
それでうまくいけば楽しいし、うまくいかないなら別にすーっとやめればいいのだ。
そうやって生きてたら好きなことばっかやってていいですねって言われる機会が増えた。
別に選んで無いんだけどな。

 なんかね、そんな気分なんですね。ただ目の前にあるものをただやります(笑)。だからなんか僕と一緒にやりましょうって方は僕のところにやりましょうって言ってください。ただ忙しくてできませんよとか、今大変なんで無理ですってことも当然あるとは思うんですけど、基本はウェルカムかなーなんて思ってます。やってみて、そんなに面白くなかったらご縁がなかったんだなってことで、じゃまた…またって言ってももう2度と会わない“また”なのか、また次回どこかでってことかも知れないし。そうじゃないならそうじゃなくてもいいんじゃないかなみたいな、なんかそんな風に思うようになりましたね。
 それって年取ったと言えば年取っただし。僕は男性なんで仮に女性がタイプだとして、すごい素晴らしい女性がいたとして、でもその人とは出会えないわけですよね。たまたま近くにいた人は素晴らしい人かもしれないし、そうじゃない人もいたとしても、そうじゃない人だろうが出会ったという意味では出会っちゃったわけだから、それでいいんじゃないかなーなんて思う訳です。
 素晴らしいか素晴らしくないかなんてのはじゃあ何か?って言うと、他者から見た総体で素晴らしいとか素晴らしく無いとか…色々あるんでしょうね、目鼻立ちだとか性格だとか、分かんないです、なんか頭が良い悪いだとか。それは男も女もあるんだろうけど…大してか変わんねーなーなんて(笑)、ちょっと思うんですよね。その大して変わんねーなーってのは、大して変わんねーなーを前向きい思えてるというこことがちょっと僕の中では面白いんですけどね。

YouTuber/Butterfly

 だからそれこそ寿司特の中でコトブキツカサ師匠と話しましたけど、僕はYouTubeで喋ってるけどYouTuberかと言われるとYouTuberではないわけです。YouTuberってやっぱりこれを喋ってることでお金がたくさん入ってる人とか有名な人。そうじゃなくて、自分がそんな風にどうでもいいやってことをこんなどうでもいい感じでね、全然ほらピシッと喋ってる訳じゃないでしょ?さっきからウロウロして椅子回しちゃったりして、カメラ目線でもないし、髪型もそんなに気にしてるわけでもないし、服もいつもTシャツだし。
 そんなだけど適当に喋ってるって言うのを、じゃあなんでやってるの?って話になると、やっぱり今の自分の思い、気持ちみたいなものをアーカイブしとこうかなっていうことなだけかも知れないですね。

 じゃあ別にこれ公開しなきゃいいじゃんってのもあるんだけど、ところがね、そうでもないことも分かるんですよね。僕がたまたま出会った人に意味があるっていう意味で言うと、これをどこかに置いておく。それをクローズドで置いておかず YouTube みたいにオープンで置いておくと、たまたまどこかでこれと出会っちゃう人が居るわけですよ。何人いるか分からんけど。でもそのたまたまちょっと出会ったということが意味があると考えると、この動画を数少ない人が見てて、数少ない人が出会ったということが、バタフライ効果になってその人の人生、あるいはその周辺に、ちょっとした動きみたいなものを作るものの総体がこの世界なんだろうなと思うと、全くクローズドにしてるとそのバタフライ効果も起きないじゃないですか。
 だったらちょっとだけバタフライとして、蝶々として羽をパタパタとして、ちょっと空気の揺れを起こして、結果それが…分かんないです、日本の反対のアマゾンの気候に変わるみたいなのがバタフライ効果だとしても、そういうようなものがあっても面白いんじゃないかなーなんて思ったりしております。

東京裏返し/街歩き

 で、今日ご紹介する本はですね、これでございます。「東京裏返し」
 吉見俊哉先生、東大の副学長であり、情報学環の教授、カルチュラル・スタディーズの権威の吉見先生の「東京裏返し」をご紹介。僕まだ読んだばっかなんですけど、最初に言った東京…じゃないや、文化資源プロデュース塾の、来週の9月15日に吉見先生と僕の指導教官の中川雄祐先生と3人で対談しようと思ってまして。リモートディスカッションみたいな。そのときにこの東京裏返しが本当に出されたばっかりの先生の本なので読んでるんですけど、また面白いんですよ!
 つまり簡単に言うと裏返しちゃおうぜってことです。今までは速度とか効率とか売り上げとか、そういうものを目指すために東京が設計され、資本主義の成功みたいなものを支えるために都市の計画がされ、今のこの都市があるのも、もうそういう時代じゃないんじゃないか?という価値判断も、全部裏返してしまう。例えば新宿、渋谷、池袋みたいなものが盛んにあるけども、元々で言うと上野、秋葉原、本郷、神保町、浅草とかね、そういう都心北部、元々は東京市の本場だったところがいつの間にか西の方に移っちゃったけど、実はこちらに江戸時代の徳川がやってきたとか、明治になって薩長がやって来たとか、戦後にアメリカ文化がやって来た、この3つの波みたいなものでいろんな文化が上から被さって元のものが消えたりしても、やっぱりちょっと残ってる。そういうものが意味があるのではないかというね。ここに書いてありますね。

 さらなる超高層化と情報化を遂げ、大量の人とモノ、資本が強靭なシステムに支えられて高速で行き交う都市にしていこうする方向に、私は同意できません。なぜならば、それは人間的な都市ではあり得ないからです。都市を人間のためのものに取り返すには、むしろスローダウンこと必要です。本書の街歩きは、そのための有効な方法を模索する旅なのです。

点と点の間の体感/東京トラム構想

 歩く速度って4キロですよね。ところが車って大体平均40キロくらいなんですって。電車や地下鉄もそう、つまり10倍の速さ。そうするとその街っていうのを体感しないまま点から点へ移動してるだけ。地下鉄なんてまさに街から街へ行ってるのが地下だから何も見えないわけで、どこ行ってるか分かんない。それって全然街を体感してないじゃないかと。昔は4キロ。
 一方で都電、ちんちん電車ってのがあったじゃないですか。今は荒川線しか残ってないですけど、あれって13〜14キロなんですって速度が。それで当時、戦前くらいまではそういうような移動で都会というものを肌身で感じていた都市民たちがいた、そういうのを全部奪われてしまって、果たして都市である意味があるのか?みたいなことを再考しようみたいな。
 だからね、上野とか秋葉原とか浅草のところにもう一回、都電、今ならトラムって言うんですか?トラムをもう一回引き直したらいいんじゃないかと。で、荒川線とこうぐるっと一周回って新しい山手線じゃないけど環状線みたいなものを作っちゃったら面白いんじゃないかみたいなことを仰ってたりとか、上野線、箱崎から上野まで行ってる1号線みたいなものを取っちゃって、あそこにこうトラムを通して、そうすると上野とか秋葉原とかがもうちょっと昭和通り側も活性化するのではないかっていうね。

文化資源学に僕は在籍してて、文化を資源として捉えるってことが結局今言ったスマートシェアとやってたりとか、西原グループとやってたりとか、ライバーとやってたりとか、芸能プロとこれからやろうとしてることがあったりとか、コトブキツカサと寿司特ってやってて、山本豊津さんと豊津徳ってのをやってたりとか、ICUCってのやってたりとか、発展登場人学をやってたりすることって、僕の中での広義の文化資源学なんですよね。だからこの広義の文化資源学ってのはつまり僕の中ではバラエティプロデュースなわけですから、なんかそれをこう楽しめる一冊でございます。
 というようなことなんで、この吉見俊哉先生との対談とかも是非見ていただけたらなーって思っております。

 はいそんな感じで今日本当に脈絡がなかったかもしれないですけど、まあちょっと心を入れ替えて頑張りますので皆さまよろしくお願いします 。バラエティプロデューサーのヨウイチロウでございました。


メモという名の私の感想

 スタジオ。やっぱり呼んでないのかな「リブラリア」って(笑)
参考:ICUC#026(篭って週間#020)2020.8.9【DIY:創造を想像することから行動は産まれる】

 先月というか半月前の誕生日もお葬式も去年と言い間違えてる。動画の雰囲気からも伝わるけど、すっかり心機一転された様子。でも前とはやっぱり違う人ですね、元通りにならずに他へシフトチェンジした感じ。「出世のススメ」にも書かれてた凧の話。いつだって地面から糸を張って風を受けているけど、風向きが変わったり、風を受けるポイント、受け方が変わって、今は前とは別の場所の日向を飛んでるような。
 死んだら地面との糸を切って風のない空を自由に飛べるのかも。死なずにそれができるのは、凧に動力が付けられた人。そう言う人が地図を作るんじゃないかと思った。

 寿司特。私が一番最初に見つけたのがオフィシャルサイトだったかな?配信日だけ決まってて名前が寿司特、ナゾの対談とかって書いてあった。豊津徳の次のものだとは分かったけど、お寿司の特売情報じゃないだろうし何だろうなと思いながら、すぐICUCのお友達に報告。
 私というのは本当に馬鹿だなと思ったのは、出演がコトブキツカサさんと解説が出た後もしばらく寿(コトブキ)司(ツカサ)と分からず、コトブキさんは映画以外に築地や豊洲に詳しいのかも?なんて思ってた。
 豊津徳はYouTubeLiveの予約で見つけたのが8/20で、このときは「HozyTalk」とだけ書いてあって、これもすぐお友達に報告しつつ、Hozuって豊津さんだよね?と正式な告知をみんなで待ち構えてました。みんなでわいわいお祭り待つようで楽しかった。ヨウイチロウ・ネットストーキングを欠かさないICUCメンバーズ(一部)w

 トークシリーズ「得」は来るか?来るなら誰になるのか?得は手に入れる、身につける、さとる、儲ける、真宗で浄土に往生し涅槃に入るという意味もあるよう。トク、篤、督、匿、禿…禿ってトクって読むんだ。変換って便利!

 最後のところ「う〜ん宣伝でもないんだよな」について。告知と宣伝の違いは、告知は日時などをただ知らせるだけ。宣伝には多くの人の理解や賛同を得るという目的が入ることだそう。広告も同じ。
 ヨウイチロウさんが告知するのは、知ってもらうより出会うべき人に出会って欲しいので告げていると思うので、告知とも少し違う。多くの人に告げて必要な人にくまなく届け!だと、伝わることの意味合いが違ってくるので、広告宣伝とも違う気がする。小さな灯でも出会うべきなら気付くだろうみたいな。
 ヨウイチロウさんの言う広告から告広になるというのは、告げたものが良いものなら広がるという意味と解釈してますが、そういうことなのかな。

ICUCは
一人一人の知的好奇心がくすぐられるような
さまざまな「ヒト・モノ・コト」を
皆で持ち寄って
話して聞いて調べて楽しんで
自分の知的好奇心をアップデートしちゃおう
って集まりです。
(by 角田さん)
[CAMPFIRE]知的好奇心向上委員会 ICUC
ICUC note

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