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ICUC-088_2021.11.28【移動しながら仕事をする】

【ICUC知的好奇心向上委員会】の私の知的好奇心の向上&趣味の文字起こし。I see, You see ! Intellectual Curiosity Update Committee

新刊図書
『AP アシスタントプロデューサー』角田陽一郎著エパブリック
『仕事人生あんちょこ辞典』角田陽一郎/加藤昌治(ベストセラーズ刊)

角田陽一郎88「移動しながら仕事をする」ICUC知的好奇心向上委員会

滋賀→京都→大阪→香川(イサムノグチ庭園美術館)→徳島(鳴門→美馬→祖谷)→滋賀
という一週間の移動について話しました。
僕らには移動は不可欠な行動なのです、と実感した話。

角田陽一郎 オフィシャルwebサイト

mireva channel

動画の内容(+文字起こしメモ&感想)

移動、観光、ミーティング、執筆、郷土料理を食べる

 知的好奇心向上委員会、バラエティプロデューサー角田陽一郎でございます。今日はiPadでライブ配信してるんで…えぇーと、どこ見ていいか分かんない…でも…カメラのところ見ればいいんだよな。カメラのところ見てると自分がどう映ってんのかなーと自分の方を見ると画面は自分の方を見ないみたいな。すいません、当たり前なこと言ってますが。よろしくお願いいたします。
 えぇーと、この1週間ですね、1週間と言うか厳密に言うと…あ、1週間だな!先週の月曜日からちょっと色々移動してましてですね。で、今ホントに自分のスタジオのところに戻って来たんですけど。本当は移動中に──移動中じゃない時にICUC撮ったりしてるのに、いざ移動中の時はICUC撮らなかった、むしろ戻って来て固定したら撮ってるって言う感じになっておりますが。ま、そんなこんなで始めてみたいと思います。
 元々はですね、関西でちょっと仕事が、要件があったんですね。あとはちょっとそれこそ今、広島の府中のスピングルという会社でメディアプロデューサーという仕事をしてるので、そのやり取りもあったんで、ちょっと中国地方とかにも用事があったものですから、だったらいっそのこと久しぶりに…ね。今、幸か不幸か…不幸じゃないですね、もしかしたら偶然か、ちょっとコロナが落ち着いてるから、ならばちょっと移動してみようかなーと思って四国の方に行って来ました。昔はね、よく執筆旅行みたいな感じで行ったりしてたんですけど、コロナみたいなこともあるから、なかなか思うようにならなかったことが多いのでね、そんなに移動してなかったんですけど。なんかね、ある一定の移動をするというのが人間には必要なんだなってことを痛感するわけですよ。…この髪の毛が立ってるのが異様に気になるんですけど。いつもiPhoneで撮ったりMacで撮ってるのと違って、iPadで撮ってるから画角がなんか違うから…すいません。そんなことを気にしてる場合でもないのかも知れないですけど。
 でね。どこから話そうかな。──まあ、移動というのはした方がいいんだなーと思って。移動というか旅行というか。行ってみたいところがあったんで、そことくっ付けたりしてですね、やってみました。
 で、今回のポイントはですね、それこそ関西から四国になんと自分の車で行きました。で、この自分の車で行くというのって結構な距離なんで、結局行って帰って1700キロぐらい走ってましたね。でもね、その移動中っていいんですよ。ハンズフリーにしてるからやり取りも出来るという意味で言うと、移動中にミーティングチックなことも出来るわけですよね。そうするとね、普通に止まってこういう感じでやってるよりも、なんか話が進むというか、ボクの感覚で言うとなんかそんな感じがするんですよね。
 で、尚且つ好きな音楽聴いたりとか。今回で言うと行きはアジアン・カンフージェネレーションのね、ちょうど月曜日にあれやってたのか…ZeppTokyoでライブやってたのを無料配信をやってたからそれをこうiPhoneでね、つけながら、それを爆音で聴きながら、夜中の高速を飛ばすみたいな感じで関西方面まで東京から向かうみたいなことをやりましたし。帰りはね、まさに今日ですけど、サカナクションの「アダプト」っていうオンライン配信ライブがね、ちょうど今日が観られるのが最後だったからその視聴権を買って、そのサカナクションを聴きながら、体感しながら帰るみたいな。
 うん、それがね、すごくボクの中では色んな気づきと言うか、なんかね、移動したからこそ出来るミーティングとか、移動したからこそ出来る…、うん、なんか音楽への感じとか、なんかそんなのをすごい感じましたね。
 で、尚且つ仕事んでやらなきゃいけないミーティングはホテルの中でやったりとか。自分がちゃんと発言したりとかしなきゃいけなかったりとか、資料見るやつはちゃんとホテルの一室でやったりとかするしね。尚且つ書き物の締め切りみたいなものが2つくらいあったので、それもちゃんと書いたりしながら。だから、移動、観光、仕事…移動、観光、ミーティング、執筆、あとだから例えば郷土料理を食べるみたいな。今回で言うと香川と高松で骨付鳥食べたりとか、徳島で徳島ラーメン食べたりとか。そういうことも出来たというか。それって──いいですね。

11/22(月) アジカンと夜通し走って 11/23(火) 滋賀・京都

 いいですねって言うか、うん、そう、だからね、今回で言うと本当に──火曜日に要件があったのと、ちょっとこうボクはね、以前購入した絵があるんですけど、その絵を描いた方がね、ちょうど京都で個展をやってるというんで。イケミチコさんっていう方なんですけど。

 だからどうせ関西で用事があるんだったらその前日に行って、イケミチコさんの展覧会行って来ようみたいな。
 って思って。そうするとちょうど勤労感謝の日、11月23日、京都に行こうと思ったんです。って思ったんですけど、言うてもコロナがちょっとだけ落ち着いてるから、たぶんこれ渋滞するだろうなと思って。そうすると23日の日の昼間に車が渋滞したら嫌だなーなんて思ったんです。で、ちょうど月曜日の夜は11時くらいに要件が終わって。このまま家帰って、寝て、朝早く出て、高速道路を走りながら、そこが渋滞とかしてるんだったら、むしろそのまま夜出発してしまって、適度にパーキングで仮眠しながら関西行っちゃった方がいいんじゃないかなと思って。それこそ何年振りだろうなぁ、夜通し走るっていうのをですね、22日の月曜日の夜にやったわけです。で、その時に普通に走ってるうちにアジカンのライブが無料配信だって言うんで、そうか!観られるじゃん!って、それを観ながら…観ながらというか掛けながらね、BGVとして。で、適度にパーキングエリア寄って。そしたら京都に…結果空いてて。やっぱり空いてますね夜だから。で、空いてて、結構もう朝方には関西に着いちゃったんです。
 着いちゃったんで、京都に行く前にそういえば滋賀ってそんなに行ったことないなーと思って。彦根とか長浜は行ったことあるんですけど…と思ったら、彦根の近くに多賀大社っていう有名なお社があるじゃないですか。行ったことなかったんで行きたいなと思って、朝から多賀大社にお参りして。

 でも一晩中走ってたからこれはこれで…スーパー銭湯に寄っていくかと思ってね。琵琶湖半にスーパー銭湯あったんですよ。スーパー銭湯というか温泉が。そこで温泉入って。なんか寝るお風呂みたいなところで寝たりして。気持ちよかったなー、うん。で、琵琶湖半をむしろ下道で行くみたいな。琵琶湖大橋とか。で、そこからむしろ山奥の方から京都に入るみたいな。大原の方からみたいな。
 で、京都に入って。祇園でイケミチコ展を観て。で、そのまま京都の料理を食べてね。やっぱりあの…ね、夜は閉まってたのが大分やるようになって。

11/24(水) 大阪から、執筆・MTG・走って香川

 で、翌日。大阪で要件があったんで大阪まで行き。で、午前中は…そうか、むしろチェックアウト時間ギリギリまで執筆作業をし…みたいな。で、大阪でミーティングをし。で、そのまま夜、香川に到着。高松まで行ってみたんですね。阪神高速から山陰道から淡路の高速道路通って、徳島から高松に入るみたいな。で、高松に着くと…なんかあれですね、村上春樹さんの「海辺のカフカ」じゃないけど…高松ですからね。高松ってなんか「海辺のカフカ」もそうですけど、ちょっとこう遠くに来たなって感覚あるんですよね、四国ってね、ボクみたく四国と離れてる人間からは。高松に行く間にもミーティングとか2つ3つやりながら。夜にはさっきも言いましたけど骨付鳥を食べて。おいしかったなーみたいな。

11/25(木) 香川から、執筆・MTG・ART・うどん食べて徳島

 で、翌日が午前中はそれこそ執筆と打ち合わせがあったんでそれをやり。お昼はうどんを食べるみたいなことをやりながら、高松で行ってみたかったところがですね、イサム・ノグチ庭園美術館っていうね。彫刻家のイサム・ノグチの展覧会をちょうど夏から秋にかけて東京都美術館でやってたと思うんですけど、それに行って、尚且つちょうどETV、NHK教育テレビのETVの「日曜美術館」でね、イサム・ノグチ展をサカナクションの山口一郎さんが解説するみたいなのやってて見てたらどうしてもね、イサム・ノグチがアトリエと言うか自宅も構えていた高松市内のイサム・ノグチ庭園美術館に行って見たいなーと思って。で、調べてたら今はというか、元々そうなのかな?完全予約制なんですね。完全予約制だから、ちょうどその日の15時が取れたので15時に予約してお伺いしたわけですよ。

 中はね、写真撮影禁止なんですね。でも写真撮影禁止だし、それこそ予約制だから人も少なくてね。で、ちょうど良い天気だったからかも知れないけど、屋島ってね、台形の島みたいなところの麓にあると言うかなので、なんかね、気が良いというかね、すっごい気持ちのいい場所だったんですよね。だからそこにイサム・ノグチが…イサム・ノグチって11月が誕生日らしいんですけど、そこから数ヶ月そこに滞在してね、作品を作ったりとかしてたって言ってましたけど。うん、なんかあれですね、その場所を生活と創作の拠点にしたんだっていうのが、なんかすごく、すごく、すごく腑に落ちたというかね。うん、分かりました。なるほどなーというか。
 で、尚且つイサム・ノグチの作品ってね、自然物の石をスパッと切ってるやつとかを並べたりとか、配置したりしてて。まあ抽象的と言えば抽象的ですけど、ボク個人はそんなにアートの感覚が足りてないのか分かんないんですけど、そんなにその抽象彫刻…絵画ならまだあれなんですけど、抽象彫刻の良さみたいなものがそんなに分からない人間なのかも知れないですね。なんだけど、東京都美術館のイサム・ノグチ展を見た時もちょっと思ったし、今回、香川高松の庭園美術館に行って実感したんですけど、その彫刻の良さみたいなのがちょっと分かった感じがするんですよね。そう思った時に、そっか、自分がアート的なものに関するなんか説明がなければ…とか、それが理解できたからいいんだみたいなことって、やっぱりボクの中ではあったんですけど。理解できなくていいんだよと皆んな言うんですけど、とは言え、とは言え、そういうのがないとボクの中でなんかこう良さを感じなかったんですけど。今回は、イサム・ノグチの作品を見て、庭園美術館の気持ちよさを見て、感じて、ああ意味が分かったって言うかね。うん。…うん、なんかアートというものの意味が分かったって言うとなんですけど、なんか分かったな、うん。…とは思いました。
 でね。その近くでうどんも食べて。そのうどん屋さんってね、山田屋さんだっけ?あれ?名前間違えてたら嫌だな。あの…親父とお袋と1回行ったことあるんだよな、確か。何年か前に。別に行って見て気づいたんですが、ここ来たことあるわーと思ったって言うのと、数年前にね、ムーンライダーズ、ボクの好きなロックバンドのツアーに同行してる時に高松での講演の時にメンバーの皆さんとうどん食べツアーをするみたいなことをやって。その時に行ったうどん屋さんでしたね。美味しかった…(^^)!はい。
 で、そのままですね、徳島に入り、徳島の海の近くのホテルに泊まりましたね。なんかあれですよね、時々ですけど窓と言うかテラスと言うかを開けると目の前が海だってところって泊まりたくなるなーっていうのがあったんで、泊まってみました。あぁ、なんかやっぱり、だから海とか雪とか緑って許容じゃないか、受容量みたいなものがある一定の量足りないと人間ってダメなんじゃないかなって思うと言うかね。そんな気がしました。

11/26(金) 徳島で、MTG・ART・梲・竹・松ぼっくり・祖谷温泉

 で、翌日。金曜日か。鳴門のね、国際大塚美術館?大塚国際美術館。全部タイルで名作があるやつ、行って来ました。あれ、ボク何年前かな?もう10年前くらいに行ってるんですよね、1回ね。でもね、あそこ、すんごい膨大な量があるから──古代から始まって、古代、中世、ルネサンス、近代、現代みたいくなってるけど、近代と現代の時なんか前回見た時もうなんか時間なくてと言うか、なんか疲れちゃって、そんなに…駆け足で見ちゃったなーみたいな印象があったんで、ちゃんと見てみたいなーと思ったのと。あの…古代のところ、教会とかに乗ってる壁画とかがそのままタイルになって再現されてるからなんか見てて「おおぉ!」ってなるんですけど、印象派辺りくらいからキャンバスに描いてあるやつをタイルにすると、なんかプリントしてる感じが…こう、やっぱりキャンバスに油絵で描いてある感じと雰囲気が違うから、なんかペターッとしてしまって。なんかそんなに良くないなーと思ったのと、現代なんかになって更にただ図形だけのクレイみたいなとか、カンデンスキーみたいなやつとかって、それをタイルで表現するとなんかこう味がなくなっちゃうなーなんて思ってたんですけど。それはボクの勘違いだったのかなーなんてことを確認したくって…確認したい訳じゃないけど(笑) もう1回行ってみたんですね、大塚国際美術館
 そしたら、その10年前くらいに行った時と感想は一緒でしたね。ああやっぱりそうなんだなって。だからやっぱり本物を見たくなったなって当時も思ったんだけど、今回も本物が見たいなーと思いました。まぁね、そう思いながらも、そう思いながらも、あれだけの作品を一同に見られるっていうのって、大塚製薬さん、なかなかすごいなーと思うし。そこに結構な観光客の方が訪れてるってのは、徳島の観光産業に貢献にはなってるという意味で言うと、ね。例えば名画をたくさん買うのってお金が掛かるから出来ないけど、名画を、本当の名画を揃えるよりはコンセプトとして揃えられるから、コンセプト勝ち…勝ちと言うとまた勝ち負けじゃないけど、って思うんですけど、なんかもうレプリカですって言っちゃってるわけですもんね。もうレプリカですって言っちゃった上で在るっていうのは面白いなーと思いますよね。強いて言うとほとんど西洋だから、なんか西洋以外の東洋とかそれ以外の美術みたいなものもあったら面白いなーなんて思いますよね。
 あとあれですよね。陶器。ポットとかの陶器が丸くなってるところに絵が描いてある…ギリシャとかローマ時代のやつがビヨーンと伸ばして一面になって展示されてるのが結構あって。そうすると一枚の絵にこんな風に描いてあるんだってことが全体で観られるから、あれは楽しいなーなんて思いましたけどね。うん。
 で、そのままその日は徳島の山奥の祖谷でしたっけ。ソヤって書いてイヤって読むね。大江健三郎じゃないですけど、あそこにはちょっと行ってみたいなーと思って。ボクは比較的、日本全国色んなところ行ってるんですけど、行ってないところと言うと徳島の祖谷は行ったことないよなーなんて思ったんで、いつか行ってみたいなーと思って。で、行っみようと思ったんですけど。
 高速で結構ぐーっと行けるんだけど。計算したら打ち合わせをしながら美術館にいたんですけど…ミーティングをね、オンラインミーティングをやってたんだけど、ちょっと時間がありそうだったから。と言うか、国際美術館やっぱり午前中だけ見て大丈夫だったってなったから(笑)ちょっと時間が出来たんで、高速じゃなくて下道で行こうと思って。で、下道で行ってたら美馬ってところね、美しい馬の美馬市にある「うだつの町並み」って。

 あの「梲が上がらない」の梲って、うだつから来てるらしいですよね。ボクも確か「ブラタモリ」で、タモさんがやってたのを去年とか一昨年とかに見るまで知らなかったんですけど。ああその梲だなんだー!みたいなことがあった時に、下道じゃなければたぶん通過してたと思うんですけど、下道だったんでおお!行けるじゃん!と思って「うだつの町並み」を散策してね。そこでなんか大きい松ぼっくりを売ってたから買ったりとか、うふふふ!

 なんかそんなことを…。竹細工が名産だから竹細工を買ってみるとかね。なんかそういう普段寄ろうと思ってなかったけど寄る…みたいなの、面白いですね。
 でね、普通に祖谷の温泉に泊まって。

11/27(土) 祖谷から、秘境PayPay・妖怪屋敷から大津

 で、翌日。つまり昨日か。かずら橋…かずら橋めっちゃ怖いっすね。かずら橋を渡ってみたりとか。

 で、祖谷なんてね、日本三大秘境なんて言われてる山奥って言われてるんだけど。…どこだっけな、どこかで何か買ったんだよな。で、何か買った時にPayPay使えるから、「わぁー、三大秘境でもPayPay使えるんですね。」って言ったら、「はい、使えます。かずら橋もPayPayで払えますよ。」って教えてくれてね(笑) そっかぁ、秘境でペイペイって…PayPayがすごいのか、秘境が秘境じゃなくなってるのかなんて思いながらね。
 で、祖谷って西祖谷と東祖谷があって、東祖谷の方の落合集落ってのがすごい山のところに…限界集落って言っていいのかな?よく分かんないけど、集落があって。それを山ごと見られるところがあるってんで、車で40分くらい掛かるんだけど。たぶんボク祖谷とかもう…たぶん自分が若けりゃ別ですけど、もう2度と来ないって…良い意味でね、もう2度と行けないんじゃないかなーなんて思ったから。もし行く時間があったら違うところ行くかなーなんて思って。ボク2004年にギリシャ行った時も思ったんだよな、ギリシャって2度と来ないだろうなーって。行く暇があったら隣のクロアチアとか行くじゃんとか思いながら。だから一期一会感って年々人生が歳取ってくると高まってくるんだけど、祖谷とかそうだろうなと思ったから、その落合集落まで行ってみようと思って。40分くらい車で掛けて行って。ほお!こんなところに集落が…みたいな。

 そしてその後、小便小僧あるんですよね、あそこにね。小便小僧も見に行って(笑) 小便小僧、あんなとこにあるんだ!みたいな。なかなかカルチャーショックでしたけども、面白かったんですけども。

 その後、道の駅に妖怪屋敷ってのがあって。あそこを山城って地区は妖怪の伝承…子泣き爺のなんか元々居たところらしいですよね。うん。で、その妖怪屋敷行ってきたんですけど。そしたらまた偶然なんですけど、3週間前くらいにボク妖怪を南千住で探索したと思うんですけど。散策したってことをこのICUCで言ってますけど。そこのね、市川先生が妖怪採取ノートって紙を持ってるんですけど。で、これをその翌週の授業で学生が質問したんですよ。「これ、妖怪採取ノートって市販品なんですか?」って言ったら先生が「いや、市販じゃなくて私が独自に作ったものですが、唯一四国の三好市に妖怪屋敷ってところがあって、そこだけでは売ってます。」って、確か言ってたのを思い出して。「あ!また偶然じゃん!」と思いながら、道の駅の妖怪屋敷に行って、妖怪屋敷を見て。なかなか面白かったんですけど。そしたら妖怪採取ノート売ってんですよね。『ください!』みたいな。「大人用と子供用ありますが?」みたいな。『大人用で!!』って言って。で、展示してるやつをボク1個買ったんですけど、そしたらもう展示してるものが1個なくなっちゃったんで、もしかしたら最後の1個だったかも知れないんだけど。ボクは妖怪採取ノートを書いましたね♪うふふふふ。これから妖怪…でも妖怪の展示とか見てたら楽しくて。そっか、ちょっと妖怪とかハマってみたいなーなんてちょっと思っちゃったな。

 ちなみに、その妖怪屋敷の2階は石の博物館なんですね。やっぱり大歩危小歩危とかってあるから…四国の、なんとか構造線…中央構造線か、その所だから、石がすごい産地らしくて。石の博物館とかあったんだけど。石ってこんなにすごいの?!みたいな。こんなにプリントしたかの様な印字されたような艶やかや石とかあったりとか。なんでこんな立方体的な石がぽこぽこあるの?とかあった時に、石の面白さも感じたんだよな。これすごいなーと思って。だからなんか妖怪とか石とか、なんかそんなに興味なかったんだけど、妖怪とか石とかなんかちょっと調べてみようかなーとか、趣味にしてみようかなーなんて、そんなことを思ったりもしました。

11/28(日) 大津で一泊、サカナクションで帰る

 で、今日ね。そのままもう1回どこ泊まろうかなーなんて思ったんだけど。流石にその次の日に自家用車で東京に帰ってこなきゃいけないと思うと、関西までまた戻った方がいいなと思って。京都はよく泊まったことあるしと思って。よーく考えたら大津って泊まったことないなと思って、滋賀の、県庁所在地の。で、大津に泊まったんだけど。そしたら…あのですねぇ、なんて言うんですか、町屋。あの町屋をリノベーションしたね、粋って書いて世って書いて粋世(いなせ)って読むんですけど、粋世って言う町屋をリノベーションした街道沿いの旅館みたいなのがあってですね。本当に昔の土間と和室があってみたいな。そういうところに泊まってですね。なかなか楽しかったですね。

 大津ってまたなかなか変わった町ですね。路面電車が走ってるんですね。京阪が京都の方から来てたり…あぁ来てるんだーとか思ったりとか。な〜んか、発展してるのか発展してないのか分からない、つまり街中にそんなに食べ物屋さんがなくて、結構苦労するなーみたいな。でもやっと見つけた食べ物屋さんは美味しかったけどみたいな。美味しかったけどな〜んかちょっとサービスが淡白だなーと思った時に──近江商人って言いますもんね。あの、ボクね、三重の四日市とかあの辺もホテルとか泊まっても結構サービス淡白だなと思うんだけど、あそこも松坂商人というか、商人の街ですよね。で、近江もまさにそうじゃないですか。そういう所に行くとなんとなく…サービスが悪いわけじゃないんだけど、なんかこう淡白だなーってする。またそういう気づきが面白いんですよね。一方ね、徳山とか行くとね、なんか温かかったりするんだよなーとかね。なんか街によって人間の…どの様な接し方をするか?みたいな、微妙な、微差というか、違いみたいなものが体感できるってのはすごい面白いなーなんて思います。
 そう。で、今日。朝ね、三井寺行ってきて。お詣りしてですね。帰りはサカナクションのライブをBGVにしながらこちらに、関東に戻って参りましたというのがちょうど私のICUC知的好奇心向上委員会でございました、と。今回全然ただの旅の感想の回になっちゃったんだけど。でもなんかボクの中ではイサム・ノグチと、妖怪と…あ!そうだ、京都では吉田神社行ってきましたよ。吉田神道のね。

 あそこ是非行った方がいいって宗教学の先生に言われてたんで。八角形のね、あらゆる神様が祀ってあるというところがあって。そこは朔日の日に開くって言うから、またちょっと行かなきゃなと思いながらとか。なんか新しい気づきを色々体験できた旅でございました。ってことで、やっぱり移動は不可欠ですねと思いながら。今はね、リモートとかで仕事をしながら移動ができるってところがまたなんか…だから移動しなきゃいけないなってことを痛感させられた角田陽一郎でございました。また来週よろしくお願いいたします。

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文字起こし後の文字寝かし

(好き勝手に思った感想を書き残しておくことを文字寝かしと言うことにしました)

 移動が必要、たぶん人間だけでなく動物には。角田さんの言う「ある一定の移動」というのがポイントだと思う。人によって適切な移動距離が必ずあるんだ。海や雪や緑も。
 私はそもそも旅行に行きたいと思わない子で、20代以降は疲れを発作の引き金にしないことが最優先になり、慣れないお出かけ先に行くなら休暇を1日置くとした。そうすると泊まりがけの旅行が出来ないけど、それはそれで旅行に行きたいと思わない性格が役に立った。──今思えば旅行で楽しい思い出がないから旅行に行きたいと思わなかったんだろう。滅多に会わない祖父母や親戚に会う旅行も、学校行事の旅行も。ああそうか、つまり大勢の人、慣れない人に会いたく無かったんだ、緊張するから。それは今も同じだ。さらに祖父母宅や旅館は綺麗に使わないと…とか、忘れ物や落とし物がない様に…と気疲れする。それも今も同じだ。新しいものより使い慣れた道具を使い込む方が性に合ってるのは、生活スタイルとしても一貫してるんだ。広くも深くも難しいけど、どっちも難しいなら深い方をなんとか出来ないかと思う質だから。
 とすると、角田さんの広く浅く(私には浅く見えないけど)、学者に向かないねと言われたその性質には広い移動距離と、繰り返し同じ場所より、次々と新しい場所が必要なんだなと分かる。そういった自分にないものを持ってる人を見ると、つい比較して落ち込むけど、落ち込んでも仕方ないので、まずはどこまで出来るか?真似をする。本を読んでみたのもそうだし、月イチで映画を見に行くことにしてもうすぐ2年だ。途中コトブキさんを知ったことも追い風になった気がする。今ではスタンプ2倍デーの火曜日にハシゴ割を使って2本観るのが習慣だし、映画に慣れると美術館やギャラリーにも少しづつ慣れて行けた。気疲れ対策は筋トレしかないと思った自分をこっそり褒めたい。これからも少しづつ頑張ろう。
 それでも旅行に行きたいと思えない心は、憧れ転じて痛めるばかりだったけど、ついに旅行に行こうと思う出来事があった。それも一人で。宿泊費無料券があるからというお安いきっかけだけども(…スタンプ2倍やらはしご割やらばっかりだけど)。宿泊場所はいくらか選べるので、近場の箱根で美術館に入り浸ってやろうと思ってたけど、もう少し遠くにしてみるか…?
 たぶん何でも、私にとっては慣れるということは優先すべきだ。本を読むことで千年前の著者と話ができるという点では本の勝ちだけど、本は百聞は一見に如かずに勝てない。

 イケミチコさん、とても小さな方なんだな…と思いつつ、いつもこれは何なんだろう?と思う。小さいのに何かが強い。例えば腕力とか、画力とか、想像力とか。その小さな体から奔り出る何かという感覚なんだろうけど、どう考えても体格と無関係なのに。
 作者に会う。自分だったら誰に会えたら「おお!」と思うだろうか考えてみたけど、始めて行ったギャラリーで見た構想計画所(入れ替わりのあるグループらしい)、見たんだよって言いたい。本当に偶然見ることになって、何とは言えない心に残る出来事だったんだと伝えたい。最初はどんなものから始まったのか聞いてみたい。

 この骨付鶏とお好み焼きの間のインスタ↑。高速道路の風景だと思うけど、ガラスの割れが気になる。これは存在しない蚊やミジンコやトンビじゃない。別の日に撮ったレンタカーのガラスならいいんだけど。飛び石によるフロントガラスのヒビの補修液もあり、自分で補修できるようだけど、補修を頼むと1~2万、交換なら10万ほどらしい、なるほど。でも角田さんは2月にドアの鍵壊すので10万払ったのに…。

 「うだつ」は梲か?卯建か?宇立か?パソコンの変換では梲が上がらないは出るけど、「うだつ」だけで梲は出てこない。昔の漢字なんだな。
 一人前に仕事を持ったなら梲が上がって当然という意味なのかと思っていたけど、梲が上がっている家は裕福らしい。仕事の腕を表す看板の役目にもなったんだろう。
 下道じゃなければ通過してたとなると、#024の「東京裏返し」話を思い出す。下道なら自分で適当に止めることができる。最近、お金で人の経験を買うというのは、勉強を早く進める一つの手だと思うようになったけど、高速道路は時間を短縮する意味合いの方がやっぱり大きいのかも知れない。

 そういえば最近、Googleマップにやたらと「🏳行ってみたい」ピンを刺している。まだまだ外出の時は目的地が決まっていて、出先でこのピンを探すことはないけれど。そのうち、あ!そうだ見てみよう!と思う時が来たら、どこでも近くにピンした場所があるくらいには、あちこち刺しておこうと思う。

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