【雑記】100均のニセハズキルーペを暫く使ってみた感想

すげー雑に。雑記だから。

一応福井県鯖江の光学メーカー製ということで、確か鯖江ったらメガネで有名だから、其の辺はシッカリしている...と思ったら?


倍率1.6倍というのは本物(ハズキが「迷ったらコレにしとけ」的なモデル)と同じだが、ピントが合い始める焦点距離が大体15cmからと短すぎる。読書には厳しい。カメラで言うと、マクロレンズクローズアップレンズの違いくらいの快適さ加減。だと思う。

ハズキは公称30~40cmと倍違う。一応30cmまで離してもピントは合わせられたが、ピントを合わせようとする目の筋肉である、毛様体筋がすげえ苦労しているのがハッキリ分かるのでヤバイ。あと、長時間使うと外したあとにヤバイ。微妙に視界がモヤけるんだ。完全に疲れ目の症状。

そもそも本物を使ったことがないのでワカランのだが、上記の事に付け加えて気になったのが歪曲収差と色収差。

四コマ漫画等で見ると気になる奴はどこまでも気になる。コマの歪みが結構出るんだ。特にページ端だと糸巻き型の収差が顕著。場合によっちゃ人物画とかでも無駄にパース付いたりする。気にならない奴は気にならない。見る対象は真正面に捉えてないと基本歪んでる。

それよりも個人的に気になるのが色収差の方で、輪郭にハッキリと滲みが出てくる。端っこだけかなと思ったら、気付いたら全体的に出てくる。漫画は極端に言うと作風変わる。


緻密な描写とかでも顕著なので、小説とか結構気になってくるんじゃないだろうか。黒がマジで締まらないんだ。


ちなみに耐荷重についても本物を踏襲・意識しているようで、ハズキは確か100Kgだっけ?其の辺まで耐えられるがこちらは60Kg。デbじゃなくて大柄な人が「キャッ」とすれば圧砕は確実。


まぁ、値段が超えられない壁っていうか次元レベルで違うので文句言うつもりはないが、せいぜいスマホで細かいもの見るのに使えるかな・使えんでもないかなレベルだろう。

というわけで本物が欲しくなってしまった。本場鯖江の鯖江ルーペだったかな?そういうやつの方がなんとなくシッカリしてそうな気はするけど。

まだ今んとこ日常生活でメガネは要らないんだけど(裸眼です)、今読んでるのがメチャクチャ細かくて緻密な描写満載の漫画だもんだから。




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