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生きるって大変( ´Д`)y━・~~

今の人生、全般的にうまくいっていて人生は考え方次第で前向きに生きていけるって信じている人はこのまま読まずにブラウザバックをおすすめします。多分読んでも意味がないし。

自分は生きてることが苦痛に感じている時がある。ガウタマ・シッダールタは生老病死という人生における苦しみを定義したけれど、社会が複雑化した今において貧富や差別の要素が加わり、さらに人生における苦難は増大していると自分は感じる。

人生や世の中に感謝と言える人は、それでいい。前向きに人生を捉える。それでいい。そう思える人はそうした方がいい。
けれど、苦難に満ちた人生を歩む人もいる。その苦難の中で人生や世の中を呪うことに対して誰が責められるのか。「皆んな、それぞれ辛い。」というのは「辛さ」、「苦しさ」の個々人の問題の深さや困難さを平準化していないだろうか。
恵まれた人の中にはこのように言う人もいるのではないだろうか。「その人生を選んだのも君だし、努力でどうにかすべきだった。」と。唾棄すべき自己責任論だ。貴方は自分で生まれてくることを選択できたのか。生きている中で選択できることなんて数少ない。そして、その選択自体もハビトゥスによって形作られた制限がかかっているのではないのか。それを自由意志と呼べるのか。人生で起こるすべての責任を個人に還元するのはあまりにも酷すぎる。
今苦難を感じている人に、苦しさを感じているのは自分の責任だなどと言う誘惑の言葉に駆られないで欲しい。

人生に苦難を抱えている貴方は個々人の抱える問題は違えども、苦難を感じる仲間だと思う。連絡を取り合っていなくても、実際に会ったことがなくても、この文章を読んでくれている貴方に感謝を伝えたい。

追記
普段思っていることを吐き出すのは恥ずかしい。

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