見出し画像

つれづれ…なるままに。98。

今日も曇り空の1日でしょうか?
春なのに~な感じです。

学校図書館の面白かった話④です。

高学年が「将来なりたい夢・職業」について、調べたりするので「何人かくるかも知れません。よろしくお願いします~」と担任に言われ、待ってました。

デザイナーとか、アイドル、医者や弁護士について知りたい!という子どもたちには、職業の本や伝記なども参考になるので、紹介して貸出しをしたりしていました。

突然、ドドドーっとやってきたひとりが

「○○高校(超有名難関校)の本はありますか?」ときました。

いやまて。
将来の職業は何になりたいのか?と尋ねると

「わかんない!○○高校に入りたいから!」の連呼しかしない。

中学校になら、進路指導とかで資料があったりします。そういう場合は、進路指導相談の先生に任せますが。

小学校にはそこまでないです。
必要ないし!ていうか、その先が大切なんじゃないの?

「高校についての資料がないから、もう一度、先生と相談してきてください」と言って、お引き取り願いましたが…モヤモヤが残りました。

いい高校に行って、いい大学に行ってもいいけれど、その先の人生はもっと長いし、仕事として自分が「なりたい」というものは、どこにあるの?

小学校時代は「デザイナー」や「アイドル」や「ユーチューバー」とか言っている子どもたちも、成長するにしたがって現実を知り、諦めたり、やりたい仕事の周辺の知識を付けるため、学校を選んで進学先を決めることになるでしょう。

超有名難関校に入ってもいいけど、その先どうするの?どうしたいの?と考えてしまいました。

キャリア学習は小学校から取り入れられてはいますが、あまり具体的にはなされてはいないようです。実際、職業についての児童向けの本は少ないか、特化しています。

いやあ、あの子は結局どうなったのかしら?と、ふと思い出しました。

私も、ふわふわと漂っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?