つれづれ…なるままに。53。

今日は思い出話を。

母の家系は大変な人が多いのですが。

1番は長女だった叔母。
結婚をして、相手の人が結核を患った過去があることを知り、妊娠中に実家に帰りました。
そのまま、半年で離婚。
ひとりで子どもを、産んで育てました。

なぜ?

今となっては、わかりません。

何回か、親族でたまに集まることがあり(正月は何年かに一度、あと新築祝とか)必ず、行われることが、

叔母の衣装をほめること。
ほめないと、お土産のチョコレートが貰えない儀式です。

なぜか、いつもオートクチュールで現れて、クルッと一回りして「どう?」と聞かれました。「素敵ね」「カッコいい!」「いいわね~」など、従兄弟たちと一緒にほめまくり、お土産を頂く儀式です。

めんどくさいので私は片隅で小さくなっていましたが。

なかなか努力家だったようで、いろいろ資格を取り、書道の先生もやっていたようですが。
70歳をすぎて、突然

失踪しました。

一応、何か書き置きがあったらしいのですが、ひとり残った従兄弟も結婚していました(のちに離婚したんですけど)から、独り暮らしでした。

結局、わからないまま失踪届を出して…亡くなったことになりました。

わからないことだらけで、母たちは「どこかのお寺にでもお世話になったのか?」「自殺でもしたのかも?」と心配してましたが、残された従兄弟は

「好きにしてるんじゃない?」

と、言っていたそうです。

(母方の家系は、離婚率が高く一家にひとりは離婚しているか、結婚をしていないってのも…珍しいらしいです。私もそのひとりですが)

制作中なんですが、このサイズが1番描きやすいです。F0です。

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