つれづれ…なるままに。79。
毎日、思ったことや、思い出話などを書いています。
学校図書館のお話です。
コロナのせいで、学校のスケジュールは無茶苦茶ですが、学校図書館での仕事は粛々と進めております。
あまり、写真は残さないのですが、新学期の小さな展示を作りました。
1年生には、初めての図書室です。
4月は、読むだけにやってきます。
私が「読み聞かせ」を1冊読んで、あとは自由に本を選んで読んでもらいます。
毎年、必ず「本を選べない」子どもがいます。
なぜかな?と、観察していると。
本の数に圧倒されているようでした。
それから、まずは自分の知っている絵本を探し、聞いてきます。
「ねえねえ~○○ってのある?」
ここで、私はしっかり目を見て、聞いてきた子どもに
「ありますか?って聞くんだよ~」
と、伝えます。最初は、優しく丁寧に「言葉遣い」を教えます。
次に、本の返しかたの指導です。
・本を横に、本の上に乗せない。
・本の背中が見えるように、題名がわかるようにいれる。
・入らないときは、先生にお願いする。
「入らないから手伝ってください」とか「お願いします」と、言葉にして伝える。
ぐらいです。
少しずつ、何回も伝えます。
子どもたちも、少しずつ上手に出来るようになります。
一学期の間は、それの繰返しです。5月からは貸出しが始まりますが「言葉遣い」の話はずっと続けていきます。
大人に対しての「言葉遣い」を覚えて欲しいからです。
…でもたまに、いつまでも、甘え口調で話してくる相手には。
「君と私は友達じゃないよ。大人にはそれじゃダメ」
と、キツくなります。
学校では、かなり怖い人になるわけです。
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