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Jams Collection 2ndワンマンライブ「LOVEジャ!!!!!!!!!」参戦日記

Jams Collection 1年間の集大成と未来に向けて

2022年3月20日、お披露目イベントから今日に至るまでの約1年間にわたり各方面から注目が集まった新進気鋭のグループ"Jams Collection(通称:ジャムズ)"の1年の節目となる2ndワンマンライブ「LOVEジャ!!!!!!!!!」がZepp Hanedaにて開催された。
公式Twitterのツイートにもあるように「ジャムズの集大成&その先の未来に向けた1日」となるようなライブであった。ライブレポ記載サイト等にはない"ファンの目線"も取り入れつつ感想を述べていく。

正直、私はジャムズを「完全なる主現場!」とは言えない身であるが、間違いなく楽しみにしていたライブである。
ライブ当日、会場には朝の9時前からちらほらとファンが駆けつけており、事前物販が始まる10時半頃には長蛇の列をなしていた。さすがにチケットをSold outさせただけにファンの熱量も高い水準であったのは確かである。
その後物販も進み、ついに開場間近となり心なしかファンのボルテージが一段上がった感覚があり、私自身も「いよいよか」と体の中からこみ上げるものがあった。

入場ゲート前に設置されていたジャムズメンバーののぼり。
コロナ禍の影響もあって近くで写真を撮ったり持てないのが残念

開場から開演までの1時間

開場するとファンが続々と押しかけ、各々が思いを馳せるなかで刻々と時間が過ぎ、開演時間が迫っていく。その中でも私は前から2列目に陣取っていたが、周りを見渡す限り一番そわそわしていたのはやはりリーダーの「坂東遥」さんを推していたファンの方々であるようにも思えた。

それもそのはず、坂東遥さんは自身の精神的な理由でライブ当日まで約1ヶ月の休養期間があり、本来はワンマン出演が難しい状況であったが特別に出演許可が下りたとのことであった。私も坂東遥さんの体調を凄く心配していたし、願わくばジャムズ9人全員でZepp Hanedaのステージに立って欲しいと思っていた。そのため、出演が決まったときは嬉しさと「リーダーがいる」という安心感もあったことは事実である。

そんな不安であろう中で、坂東遥さんの躍動する姿を楽しみにしているファンの方々が会場には集結していた。これを見て、私は「坂東組の愛」なるものを感じた。

また、会場には暗幕が施されておりステージのセットが見えない状況のなかで響く流れるジャムズの曲。私は、会場の大小に関わらずライブが始まる前のこの"ゾクゾクとする感覚"がライブの1日の中でも1,2を争うほどたまらなく好きな瞬間である。

開演前のステージ前の暗幕。画質が荒くて申し訳ない

すると、舞台袖で円陣を組むメンバーの「せーの、ジャムズ---!!」の声に客席から起こる大きな拍手。コロナ禍の影響で声出しの応援が出来ないため、ファン達からの精一杯のエールであった。メンバーもファンも気合い十分。もちろん私も拍手を送った中の一員である。

ーそして時刻は午後3時、いよいよ開演の時が訪れるー


開演ー前半で垣間見えた「集大成」と「未来」ー

ステージの暗幕が開き、ステージの全貌が明らかになった。ファンも「待ってました!」と言わんばかりに一斉に立ち上がり、ボルテージがみるみる上がっていくのをひしひしと感じた。そして、メインモニターに映像が流れる。カウントダウンとともに映し出されるメンバー、ワンマン用に撮り下ろされた、限定の"特別映像"である。
ー9,8,7,6,5,4,3,2,1,0ー
カウントが"0"になった瞬間"Jams Collection"の文字がスクリーンに映し出された。その映像が終わると、今度は聴きなじみのある"Overture"が流れてきた。「あくまでいつも通りのジャムズでいくんだな」と私は感じた。
公式から事前告知があった"新衣装"(色:ラベンダー)を纏ったメンバーが登場し一人、また一人とポジションにつき、いよいよ本編のスタートである。

ライブの1曲目は1stワンマンにてお披露目となった『爱你(アイニー)』であった。これが会場のボルテージを一気に"MAX"まで引き上げた。
突如として響くスパークル、舞い上がる炎、どよめくファン達。言葉は悪いが、「地下アイドル」のライブでこんな演出を誰が予想したであろうか。私自身も地下アイドルのライブに通って5年以上経過しておりZeppクラスのワンマンも何度か参戦しているし勉強不足な面もあるが、このような演出は初めてであった。
そんな中、一宮彩夏さんが追い討ちをかけるかのような「まだまだ盛り上がれ!!」の煽り。ファンもそれに呼応するようにサイリウムを振り、振りコピをする。まさに"最初から最高潮"であった。熱量の高いまま迎えた2曲目は『絶対必勝ラブゲーム』。熱量が加速度的に上昇していく。勢いそのままに3曲目であるデビュー曲の『Smile×Smile』を披露して4曲目の『恋とテストと缶ジュース』に繋げる。ジャムズの初期曲を披露しいろいろな方面から"ジャムズらしさ"をステージに表現する。

その後、自己紹介のMCで「皆でLOVELOVEしましょう!」や「最後まで盛り上がっていきましょう!」等、各々がワンマンの意気込みを発言していくなかで、坂東遥さんの「今日は皆さんのことを一人一人目に焼き付けるためにコンタクトの度数を強くしてきました!!」という発言が会場に"笑い"をもたらした。もちろん、私も笑った内の一人である。
また、MCの終盤で「次の曲は新曲です!」とファン達のわくわく、メンバーの楽しみと緊張が垣間見えた。そんな新曲はこの夏を間違いなく彩るアップチューン『危険なサンサンSummer!』と『ノーヒットノーラブ』である。双方ともキャッチーな振り付け、明るい曲調で会場を魅了していく。ここからジャムズの夏曲が連続して披露される。「ジャムズと言えば"夏"!!」の合図と共に思わず踊り出したくなり、ファンを文字通り"アゲアゲ"にさせてくれる『サマサマサマーはアゲアゲで!』から坂東遥さんのソロから始まる夏の淡い恋を描いた『コイハナビ』、前述のコイハナビとはまた違う"過ぎ去る夏のエモさ"を歌う『サマーポップ』に繋がった。新曲はもちろん、今まで幾度となく披露してきた曲達にも「今」のジャムズの思いや表情を言霊にのせ、ジャムズこれまでのステージへの思いや22年への意気込みを感じた。


佳境ージャムズの過去から今、そして未来へー

LIVEも佳境にさしかかり、MCが明けた1曲目は『あの日のメリーゴーランド』。明るくアップテンポな曲調や可愛い振りコピしやすい振りつけがファンからも人気な1曲となっている。続いては『プラネットナイン』。この佳境にさしかかる時のスクリーンに映し出された映像や、それに相まって織りなすライトの使い方が凄く好きであった。この次の『ブルーアワー』は人気曲にもかかわらずYoutubeにしかないレア度の高い曲になっている。パフォーマンス回数が既存の人気曲に比べて少ないなかでも熟練度が一段と上がってきているようにも感じた。そしてステージが暗転し、一瞬にして明るくなった。流れる聴きなじみのあるイントロ、ライトブルー担当である成瀬みるあさんの「みーんなー、いっくっよー!」で揺れるZepp Haneda、間違いなく会場が"n度目の最高潮"に達した。そう、次の曲は今まで幾度となく披露されてきたジャムズ最強のアップチューン『最先端フォーミュラー』である。私はステージだけでなくフロアの周りをちらちら見渡すとマスク越しにも口角が上がったのが伝わった。文字通り"大盛り上がり"のまま終了した後、一宮彩夏さんのソロパートから始まる『Shooting Star』の切ない歌詞がライブの終幕を予感させる。「ついにこのライブも終わってしまうのか」としみじみしながらもShooting Starがおわり、いよいよ本編最後の曲となる。レッド担当の神楽胡音さんがセンターに立つ。『Brand new story』が始まり「この曲が最後の曲です」とメンバーからメッセージが告げられる。ファンからも人気が高いこの楽曲は、様々な試練が待ち受けていようとも自分らしく一歩ずつ未来へ踏み出していこうという曲であり、私もジャムズの中で五本の指に入るほどに好きな楽曲である。それをとても丁寧に、自身を持って歌うメンバーたちを見てとても素晴らしく、かっこいいと思えた。堂々とメンバーが歌い上げて大盛況のまま本編が終了。

ーファンの熱も冷めないまま鳴り止まぬ拍手。アンコールの幕が開けるー


アンコールージャムズのこれからー

アンコール1曲目は『ストーリーハイライト』。女の子の淡い恋をうたった可愛い曲である。さらにメンバーさんがスマートフォンを持ちながらLIVE中にストーリーを作成するプチサプライズもあった。

だが、サプライズはまだまだ終わらない(以後後述)

これが終了するとメンバーさん1人ひとりから挨拶があり、笑顔のまま終わるメンバー、涙を目に浮かべるメンバーさん、涙を流すメンバーさん、他者の挨拶でもらい泣きして挨拶しているメンバーさんより涙を流すメンバーさん、それを私は「純粋で良い子だな」と微笑ましくなるなかでもそのメンバーさんの隣で「こいつ泣きすぎやろww」と言わんばかりにそのメンバーさんをみて吹き出してしまうメンバーさんなど様々にその姿があり、これも「ジャムズのカラー」なんだと感じた。
メンバーさんからの挨拶も全員終わり、フォーメーションをとる。メジャーデビューアルバムのリード曲『疾走ドリーマー』である。この曲は迷いながらでもひたむきに頑張って未来へ進む。前述のBrand new storyや後述のNEW ERA PUNCH!!とは違う側面からの夢や目標に向かって進む歌となっている。

そして最後は「ジャムズといえば」の曲の一つになっている『NEW ERA PUNCH!!』である。これをコロナの影響で決勝が見送りになってしまったTIFメインステージで披露された「Special ver.」で歌唱が始まった。この曲はジャむずとしての現状よりもっと先へ、自分らしく進むとともに応援する描写もある自身と相手に送るエールソングのような楽曲である。私はこの楽曲でLIVEを終えることは「ジャムズの9人がジャムズとしてさらに先の目標へ進みたい、それにはファンの皆の力も必要なんだ。だから一緒に走って行こう」と言う1種のメッセージのように思えた。最後には花火も上がり、フロアの温度がまたさらに上がった。大盛況のままアンコールが終了し、客席からは鳴り止むことのない大きな拍手、私も精一杯の感謝を込めて拍手を送った。

素晴らしい時間を本当にありがとう。

ーこうして、ジャムズの2ndワンマンは終幕を迎えたー



2ndワンマンでサプライズ公開された情報まとめ


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