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ブラック企業と恋愛について

私は過去に半ブラック企業に勤めていた。

なぜ半ブラックかというと、
一応法定内の残業と休日数だったからだ。

始業前に行き、制服に着替えた後打刻。
(着替えは勤務時間外だった)

体調不良での休みは基本認められない。
(40℃近い熱でも出勤させられてた先輩がいた)

どうしても休んでしまった場合は、
次の休日に振替出勤。
(つまり有給休暇を使える日はなかった)


というような半ブラックに加え、
パワハラチックな上長が取り纏める部署だったので
平社員同士の絆はわりと深かったように思う。

仕事終わりほぼ毎日のようにご飯行ったり、
シフト制ゆえ学生時代の友人達とは休みが合わず
休みの日も職場の人達と遊んだりしてた。

そんな狭い世界で生きていると
どうしてもその中での恋愛が発生してしまう。

私自身も4年勤めた中で付き合った人数が2人。

職場不倫→結婚した先輩たち
職場不倫してた同期
入ったばかりの後輩と付き合ってた先輩…etc

私が知るだけでもたった20人弱の部署内だけで
付き合ったり、別れたりが繰り返され、
たくさんのカップルができていた。

今思うと時間的拘束や定まらない休日のせいで
仕事とプライベートの境が曖昧になり
生活の全てが職場、
みたいな思考になっていたのではないかと思う。

私自身も当時は黒歴史みたいだな、と思うけれど
それも含めて半ブラック企業だった。


転職して3年以上が経った最近。
当時の同期と先輩が手を繋いで歩いてるのを見かけて
そこの組み合わせもできたのか(笑)
と驚いたと同時にこの半ブラック時代を思い出した。



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