SHEにいたから。自分の不器用さを受け入れてもう一度前を向けた話

はじめまして、にゃこと申します。

「私には無理」が口癖の自分を変えたい。今年の春、一念発起して女性向けキャリアスクールSHElikes(以下、SHE)に入会しました。ここで学ぶことで何か変われるかもしれない！と淡い期待を抱いて。

社外で通用するスキルをなにも持ち合わせていない。入会時はそんな自分から卒業したい思いでいっぱいでした。とにかく、なにかしらスキルが習得出来ればいいかなと考えてました。(アバウト過ぎる…)

SHEはスキルだけでなく、ポジディブなパワーが得られる場所だと実感しています。そう思ったのは入会した5月から現在まで振り返り、つまづいたけれど再び前を向くことが出来たからです。

【5月～７月】学ぶことにワクワク

現在、私は損害保険会社の事務として働いています。マニュアルに沿った事務作業を正確にこなすことを仕事にしています。そんな私にとって、SHEの多様な講座のラインナップは未知の領域でワクワクが止まりませんでした。

ライティングやwebデザインは考えてつくり出す工程が難しいけどそこが楽しいし面白い！大げさかもしれませんが、自分の知らないことを学ぶと世界がぱぁっと広がった気がしました。仕事から帰宅後はSHEの勉強にのめり込んでいきました。SHE受講前は、帰宅すればYouTubeを観たりしてダラダラ過ごしていたっていうのに…（笑）時間の使い方が変わったことは１番最初の変化でした。

【8月～９月】「have to」の呪いにかかり、モチベーションダウン…

楽しく進めてた講座受講が、この時期になると「課題を早く提出しなくちゃ」「早く卒制提出まで進めなくちゃ」と感じ始めます。だんだんと受講を進めることが目的になっていました。いわゆる「have to」思考になっていたのです。いつの間にか楽しい気持ちも薄れていきました。

同期のSHEメイトさんは卒制を完成させたり、案件を獲得したり着実にステップアップしてました。比べて私は何も成し遂げていない。自己嫌悪に陥って、しまいには何も手につかなくなってしまいました。

コーチングは進捗がなくても受けるようにしていたのですが、あまりの進捗のなさに情けなくて受けるのを控えるようになりました。

まさに負のループという言葉がぴったりの状況に…どうするんだ！にゃこ？！

【10月】イベント参加で気持ちが大きく変化する

モチベーションが上がらぬまま2か月が過ぎ、さすがにこのままの状態はよくないと感じ始めます。そんな中、お悩みをシェアしたい方にオススメという言葉に惹かれ、人気イベントの「SHEメイトナイト」に初参加しました。このイベントでは、SHEメイトさんとざっくばらんにお話ができる交流タイムがあります。

交流タイムでSHEメイトさんとお話して、悩んでいるのは自分だけではないことを感じました。みなさん悩みながらも、前に進もうと努力している。とても刺激が得られました。

私の進捗が良くない話も聞いてもらい、アドバイスや共感をいただけて心がふわっと軽くなりました。ぐるぐるとひとりで頭を抱えていた時間がもったいなかったなぁ…。

素敵で優しい仲間がいる最高の環境なのに、勝手に孤軍奮闘してたことを後悔しました。もし、他のスクールに通っていたら「やっぱり私には無理だった」と途中で諦めて終わってしまったと思います。

一歩踏み出そうとする人を全力で応援してくれるSHEのコミュニティだから、一度つまづいてしまったけれど「もう一度、頑張ってみようかな」という気持ちが自然と芽生えました。

【11月】もう一度、前を向いて歩き出す

今月、2か月ぶりにコーチングを受けます。久しぶりで緊張しますが楽しみです。講座の受講も自分に無理のないペースで再開しました。

私は仕事でも人間関係でも要領が悪い不器用タイプです。そんな自分に直面するのを避けてきたから「私には無理」が口癖になったのかもしれません。

SHEに入会して時間はかかったけれど、不器用な自分でもいいじゃん！と素直に思えるようになりました。もがくことは格好悪くなんかない。むしろ、格好いいんだ。それだけ真剣に自分と向き合っているってことだから。

今は特にライティングに興味があり、11月に入ってからライターやエッセイ募集の案件に応募しています。ひとつは採用が決まりました！嬉しい！！！

これまでは、「応募したいけど未経験だから…」と足踏みしてました。よく考えると、未経験だからってなんだ？？「私って何も持ってないから失うものないじゃん！」と気付いてから、自らアクションを起こせるようになりました。

キャリアチェンジを実現したような劇的な変化や実績はまだありません。ただ、確実に言えることはSHEに出会って自分の不器用さを受け入れられました。そして、前より自分のことが好きになれました。

今後、自分はどう変化していくかな？SHEのある日々ならきっとさらにバージョンアップしてるに違いない。