効率のいい記憶法6選~後半~
今回は効率のいい記憶法6選の後半編です。
世の中いろんな学習法がありますぎますよね。
「東大生の~」とか、あとはいろんな有名人の方々の記憶法、勉強法とか。
でも、結局どれをやればいいの?何が効果あるの?・・・
色々ありすぎてわかんないですよね。
今回は、そんな私たちの為に、脳科学的に信用できる、かつ僕が実践してみて効果があった記憶法を紹介していきます。
今日は後半の3つです。前半も興味のある方は、
https://note.com/nya4m1/n/na65aa6b4f747
もぜひ読んでみてください。
1 効率のいい記憶法
ーテストして覚えるー
ある程度範囲を決めて、自分でテストしながら覚えよう、ということです。
たとえば、この章おわったら軽くテストしてみよう、とか、単語100個覚えたらテストしてみよう、とか。
ある実験によると、「後でテストするよ!」といわれて暗記をしたグループと、何もなしにとりあえず暗記をしたグループでは、後でテストしなければならないグループの方が約30%も正答率が高かったそうです。
たしかにまあそうだろうな、ってかんじですよね。そりゃテストある方が頑張るだろって。
でも実際自分が勉強する時に、「これあとでテストするから覚えないと!」って思いながら勉強してないですよね。
どちらかというと、なんとなく覚えて、「覚えた気」になっちゃいますよね。
自分の脳をだまして、ある程度の緊張感をあたえることで、勉強の効率はグッと上がると思います。
ー昼寝して覚える―
端的にいうと、「昼寝前に暗記しよう」、ということです。
2014年に出版されたある論文によると、何か新しいことを学んだあとに短い睡眠をとると、脳内の神経細胞の構築が促進され、記憶への定着率が上がるそうです。
この研究ではマウスが用いられていますが、人間でも同様の反応がみられるそうです。
私達の脳は寝ている間に、新しく覚えた情報の処理や、必要な情報の取捨選択を行います。
その際、より記憶がフレッシュな方が、脳が「これは必要な情報だ!覚えなければ!」と判断しやすい、というのは当然っちゃ当然ですよね。
ー夜寝る前に覚えるー
若干1つ前のものと似ていますが、少しだけ異なります。
夜寝る前に、その日覚えたことを一通り復習してから寝る、という方法です。
先程お話しした通り、私達の脳は寝ている間に情報の取捨選択や、長期記憶への定着を行っています。
そして、情報がフレッシュであるほど、長期記憶への定着率は上がっていきます。
1日のうちに私達は、無意識にたくさんのことを覚えてしまっています。
電車で見た広告とか、インスタでみた美女とか。
そんなことよりも、脳が本当に必要な情報をちゃんと認識できるように、脳に「これが重要だぞ!」と再認識させるのです。
個人的にはこれはとても効果あると思います。
寝る前の15分くらいを使ってパパっとやるだけなので、だれでも簡単に出来ると思います。
2 まとめ
ここまで読んできて、皆さんこう思いませんか?
で・・・結局どれがいいの?
結論からいうと、「全部いい」です。
へ? 全部いいんかい!
分かります。でも残念ながらおそらく、これをやったら絶対いいなんてものは存在しないと思います。
なので、全部やってみて自分に合うもの、負担なく続けられるものを選べばいいと思います。
ただ、少しやってみて、「あ、大変だ、めんどくさいわこれ、」とすぐやめてしまうのではなく、ぜひもう少しだけ続けてみるといいと思います。
おそらく方法1つ変えたことで、すぐに変化を感じられることなく、長期的な視点でみて、気付いたら、「あ、いいじゃん前より覚えられてるじゃん」て感じだと思います。
なので、ぜひ今回紹介した方法を少しでも継続してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?