見出し画像

効率のいい記憶法6選~前半~


世の中いろんな記憶法がありますよね。

あの教材がいいとか、こうやってノート使うといいとか、「東大生のノートのとりかた」とか。

でも、結局どれをえらべばいいんだよって。


こんな経験ありませんか?

「効率が鬼上がるノート術!」みたいなの買って、「よし!これやってみよう!」て勉強して、気付いたら全然続かないみたいな。

これほんとに効果あるの、、、みたいな。

できるだけ効率勉強したいけど、結局何が1番効率いいの、、、みたいな。


今回はそんな私たちの為に、効率のいい記憶法6選の紹介したいと思います。

今日はその前半として、僕が実際にやってみて効果があったものを、3つほど紹介したいと思います。


1 記憶法3選

ー分割して覚える

ー声に出して覚える

ー中間だけ覚える

2 まとめ、次回予告


1 記憶法3選 

-分割して覚えるー


端的に言うと、「詰め込み学習をやめよう」ということです。

アメリカの心理学者 Winerman の実験によると、

何かを覚えるにあたって、10時間かけて1日で覚えた人と、2時間ずつに分割して5日間で覚えた人では、

分割して覚えた人の方が圧倒的に長期記憶への定着率が高いことがわかったそうです。

まあ、経験上そうなんだろなぁとは思いますが、意識して勉強したことはあんまりないですよね。


私達の脳が情報を処理するのには時間がかかります。

そのため1度覚えた情報を処理する時間を十分にとってから新しい情報を覚えないと、長期記憶への定着率が下がってしまうのです。

え、じゃあテスト前日の徹夜は意味ないの?、、、

安心してください。

短期記憶という面では詰め込み学習はとても効果的です。

ただ長く覚えようとするなら、何日かに分けて覚えるのが効率的、というだけです。


ー声に出して覚えるー


黙読するのではなく、声に出そう、ということです。


2017年に出版されたある論文によると、声に出して読みながら勉強すると記憶の定着率が格段に上がるそうです。

これには人間の脳の様々な習性が絡んでいるのですが、

難しい論理はまた別のnoteで紹介するとして。

簡単にいうと、自分で声に出してそれを実際に自分の耳で聞くことにより、記憶への定着率を上げることができるのです。

まあどこでもできるわけではありませんが、少なくとも家で何かを覚える時には、出来るだけ声に出すといいと思います。


ー中間だけ覚えるー


へ?

急にどういうこと?

すみません。これだけ分かりづらいですよね、、、、

ではこんな経験ありませんか?


参考書とか単語帳よんでて、最初の章と最後の章はやたら覚えてるのに、中間の章全然覚えてない、みたいな。


ある研究によると、私達の脳には "Serial Psition Effect" という傾向があるらしく、

最初と最後の内容は覚えやすいのに対し、中間の内容を覚えづらい、という習性があるらしいです。

これをふまえていれば、たとえば本の2章~4章をだけを2回読んで、とか、テスト前、おそらく記憶への定着率が悪い中間の部分だけ復習、とかていうことができますよね。


2 まとめ、次回予告


このように、脳の習性を理解してあげるだけで、多少なりとも効率的な勉強ができると思います。

おそらく世の中のいろんな記憶法や勉強法は、これらの脳の習性を利用して考えられているのだと思います。

ただ人によって効果のある勉強法は異なるし、全員が全員同じ方法を使ったから同じ効果を得られるわけではないと思います。

そこで、次回は残りの3選の紹介に加えて、自分に合った記憶法の選び方も紹介していきたいと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?