9月読んだ本

後の自分へのメモ


「生きている」とはどういうことか

8月から続き
内容としては科学が発展する以前の生気だとかそういう部分から始まり
科学者たちが顕微鏡を手にし細菌という存在に気づいた流れ、そこからウイルスはどうだ等
中学、高校で生物を習った人なら懐かしく感じるような名前をもう少し深めに過去から現代へと流れを説明していく本
結論として生物の定義は生物の定義をする人の数だけ存在するみたいな話が印象に残った

仮に生物の定義に自己複製を必須とするのであれば子をなさない成人はみな生物ではないことになるという屁理屈が好き

ある行旅死亡人の物語

遊軍記者がニュースのネタを探して行旅死亡人データベースを眺めていた時に見つけた記事から物語は始まる
身元不明の女性の死体はなんと多額の現金を所持しており、行旅死亡人の中でも1番その金額が多かった
いったい彼女は何者でその金は何なのか
警察や探偵もわからなかった彼女の身元を辿っていくというストーリー

男性記者と女性記者が双方視点で文章を書いていて、男性記者は全体像を捉えて答えを知りたい、女性記者は死亡した身元不明の女性の感情面に共感や同情する場面が多かったのが個人的にはいい対比になっていて面白いなと思った

涙にも国籍はあるのでしょうか

あの震災をずっと追い続けていた記者が、10年を過ぎたころ、日本政府はいまだに亡くなった外国人の数を正確に把握していない、という情報を得て、そこから亡くなった外国人の方の痕跡を改めて追う話
この国に生きるうえで、地震・津波からは避けられないし、その被害に遭われた方の背景も、日本人ならばある程度横のつながりのようなもので分かるけど、そういったものがない外国人ならではの把握の難しさなんかがよくわかった

すべて潜在意識のせいでした

まあ正直読まなくてよかった
嫌われる勇気を幼稚園児向けに薄めたような本

言語の本質

ゆるげんがーだけどやっと読み始めた
全然途中

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