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【47都道府県】山形旅行記【最後の地】

5月1日、2日に山形観光した記録。

この山形来訪で47都道府県全制覇になるのもあってとても楽しみにしていた。

1日 山寺、鶴岡市街

4月30日のARABAKI ROCK FEST.23に参戦し、仙台に泊まり翌日仙山線に乗って山寺へ。
どこかいいところはないかなって思っていたときに山形の人におすすめしてもらい、あまり何も調べずにとりあえずで向かった。

軽ーく調べていてなんか階段が続いてて登っていくのは知っていたけど、ついて正面の山見てこれ登るのかな?でも特になにかが見えるわけでもないしわからん。。。っていう感想。

ひとまず駅前の案内を見てそっちの方に歩いていくことに。

道中の橋から見た鉄道橋がいい雰囲気
その橋の正面にはなかなか趣のある建物
ここから含めると約1000段階段があるらしい

去年の3月に熊本に行ったときに3333段の石段を登ったこともあるので、正直大したことないなと思いながら登り始める。

この辺を人がいない時間帯に撮りたかったけど流石に人がたくさんいた
これが最奥の建物

1000段は多少はしんどいし汗はかいたけど、全然煩悩は消えなかったし体力的にも全然余裕だった。3333段を登った時は本当にもう限界を超えて無の境地に達したから、それと比べれば全然楽だった。
しかしながらこちらは登る道中の景色が本当に素晴らしかったし、登って振り返った景色もまた、筆舌に尽くしがたい絶景で、その甲斐は十分にあった。

このあたりの建物と植物や地形と、遠くに見える集落の感じがめちゃくちゃきれいで本当に好きな風景。

五大堂から見た集落の方面の景色もまた本当に素晴らしかった。来てよかったなあと心から思える風景。ぜひ一度行って感じて欲しい光景。天気に恵まれてよかった。

だしそば

景色を堪能した後は降りて門前町のとおりにあったごはん屋さんでだしそばというものを注文。
山形の名物?でだしっていうのは聞いたことはあったし、ちょうどいいやと頼んでみた。美味しかったけど個人的にはしょっぱいなと思った。もともと山形って塩分摂取量が多いことで有名だったはずで納得の味

駅に戻って改めてお寺の方を見ていたらその敷地のあたりだけ針葉樹林になっていて建材として昔から手入れしているのかなあとか考察していた。

山形についてからは宿をとってある鶴岡まですぐバスに乗り換えて、鶴岡まではフェスの疲れもあり爆睡。

宿にチェックインして少し充電等した後駅前散歩して居酒屋さんで晩ごはん。
注文の際に量多いですよと聞いていたお刺身は一切れがとても大きくて、3品しか頼まなかったけどめちゃくちゃお腹いっぱいになった。お通しが大好きな茶碗蒸しだったのも嬉しかった。

刺身5種盛、本来は3切れずつだけど2切れずつにしてもらいました
山菜の天ぷら、ほろ苦さがたまらない
バイ貝の煮つけ
お通しの茶碗蒸し
潮彩さんというお店

この後は宿の温泉に浸かりぐっすり就寝。風呂は10階にあって鶴岡市街を一望できてそれもよかった。

2日 加茂水族館

この日は前から行ってみたかった加茂水族館へ。閉館の危機からクラゲの展示でV字回復大成功となったことで有名。

バスセンターからバスに乗って向かう
入口のモニュメント?からもクラゲへの愛がすごい
クラゲのおはなしが3回もあります
さかなクンの記念イラストも飾ってありました

さかなクンのイラストからもハイペースで入場者が増えていることがわかる。9時40分くらいに着いたけどその時点で駐車場いっぱいだったし、館内もそこそこ混んでいて盛況ぶりがよく伝わってきた。
地方の水族館って大体空いていて、それはそれで好きなんだけどね。

吸盤が脱皮しているの知らなかったので思わずカメラを

ここからはメインのクラゲゾーン

有名なやつ
プロカミアシーネットル
ブラックシーネットル
ヤナギクラゲ
オワンクラゲ

どうしても反射して人や自分の撮影しているカメラや指がはいりがちでこういう写真をきれいに撮れるといいな~と思う。
空いていればもうちょっと撮り直したりするんだけど、それがはばかられる程度にはお客さんがいたということで。
まあ実際のところ、この記事の写真よりも現地で実物の展示を見て欲しい。クラゲにも想像以上にいろんなやつがいることを知れたのと、ちびっこいのがふよふよ漂ってる姿を見てめっちゃ癒された。
本当にまた来たいけど、今度は本当にもっとド平日の空いてそうな時間に行きたい。

ひととおり見終わったけど併設のレストランが11時からで、微妙に時間を持て余していたので屋上に出て海の景色を眺めた後朝兼昼飯を。

ニシンそば御膳

クラゲのなんとかみたいなのでもよかったんだけど、あんまり時間がなかったので多分すぐ出てくるだろうっていう考えでチョイスしたそばが、昆布だしに入って出てきてかえしを加えて好きな味にして食べてねっていう初めてみた出し方でこれめちゃくちゃ好き。
最初かえし入れずに食べたけど、昆布だしの味で食べるそばも美味しかったし新しい体験ができて結果的にめっちゃいい選択になった。

関東には昆布だし文化ってないけど、ここ日本海側は北前船のルートだったし昆布やニシンの文化だったんだなあとか思っていた。大阪生まれとしてはこの味は本当に嬉しかった。

ご飯食べた後は先ほどの写真にも少し写っていたけど、海寄りの方に灯台があったのでそこでまたも海を眺める。失恋でもしたんかて。

この後はBiSHの新潟公演に行くために清掃員の友達の車に拾ってもらい、ライブ見て帰ってきた。
道中もいろんな話をして楽しかったけど、それはまたそれということで。

47都道府県で最後に来た土地が山形だったけど、山寺も加茂水族館も行ってみたら思ってたよりも感動して本当にいい旅行になった。
いつか銀山温泉にも行ってみたいし、宿でテレビを見てた時に見た飯豊町の水没林も行ってみたい。

全国的に有名な観光地もあれば魅力度ランキングとかいう謎ランキングの下位を争っている場所もあるけれど、個人的には人が少ない方が好きだから後者を旅先にしたほうが満足度が高いことが多い。
有名な場所なんてその見たいものを見に行っている人を見に行っているようなもんだとすら思っているので、これからもいろんな場所のあまり知られていないような場所こそ行ってみたい。
47都道府県全部行ったといっても、それぞれで行ったのなんて本当に一部だけだし、2周目、3周目と今後もいろんなところに行って新たな魅力を見つけられるような旅行がしたい。


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