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エッグドナー選択の葛藤と後悔


誰だって、自分の選んだ選択や決断に後悔はしたくない。


ただ選んだ選択肢と、選ばなかった選択肢の結果を突きつけられたら、
その結果を比較して、後悔せずにはいられないこともある。

後悔先に立たずで、そこを悔やんでも、現状は変らず、気持ちの無駄になるだけなのだが・・・


あの時ドナーの変更をしなければ、
今頃、移植になっていたかもしれないのに・・・

まさに「タラレバ」の世界。

そんなのは、結果論であるのも百も承知なのだが、

この苦しい気持ちも、ここに書き留めておこう。


そう、この悲劇は、ドナーの採卵が急遽キャンセルになったことから始まる。


順調に、予定どうりに行っていれば、明日ドナーの採卵が行われるはずだったのに、


こんなドラマみたいな悲劇が、自分に起こるなんて、全く予想出来ていなかった。


そして、ただでさえ、そのキャンセルに衝撃を隠せないのに、
追い打ちをかけるような現実が、そこには合った。


確かに自分の決断で選んだドナーさんだったが、
実は、このドナーさんは、最終決断で変更したドナーさんであった。

つまり、私は、ドナーを直前で、別のドナーに乗り換えたのだ。


そこには、もちろん乗り換えるべく列記とした理由があっての事であったが、

時を同じくして、その乗り換える前のドナーさんも、皮肉なことに昨日採卵に至ったという。

もちろん、その採卵は、私のための採卵ではない。


元カノではないが、元ドナーは順調に採卵を終え、
乗り換えた新しいドナーは、採卵キャンセルという現実。

どうしたって、悔やみきれなくありませんか?

では、卵子提供、昼メロみたいに生ナマしいドナー選択の駆け引きと現状、

そして、これから卵子提供に臨まれ、ドナーを選んでいる人にも役に立つ情報も含めて、

今の正直な後悔の気持ちを吐き出そう。


そんなことってあるんだと、興味本位で聞いてくれればいいし、
そう言うことが自分にも降りかかるかもしれない現実をお伝えします。

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