うまくいく「原理原則」を実践しているのにうまくいかない理由とは?
心を変えれば世界が変わる
鴨頭嘉人 著
●原理原則どおりやればうまくいくのに…
「原理原則」とは、「いつ誰がどこで行っても同じ答えになる」ということ。誰でも同じで結果は必ずそうなるのです。
手に持っているものを離したら下に落ちるように。
「原理原則」から外れようとすると無理が生じます。
そして、地球上の生き物の中で、人間だけがこの原理原則に沿って生きていないんです。
雪が降れば「電車が遅れる!道が渋滞している!」と大騒ぎし、自分ではどうしようもないことにまでイライラしてしまう。
ここから生じるのが「不幸感」です。
「不幸」は人間界のみに存在します。
不幸とは、人間によって作り出された人工的なのとさえ言えます。
「原理原則」は、レシピ本のようなもの。書かれた通りに調理すれば、いつ、どこで、誰が作ってもおいしい料理が完成します。
でも、うまくいく人はごくわずか。
なぜでしょう?
それは、「そのとおりにつくらないから」。
「本にはこう書いてあったけど、我が家はこんな付けだから」
「時間がないから多少手を抜こう」
など、原理原則から外れ、自己流を貫いてしまう。
原理原則を知り、何も出さず、何も引かずにそのとおりにやれば、必ずうまくいきます。
●大切なことは「順番を間違えてはいけない」ということ
「心」が先で、「現実」が後。
「ん?売り上げが上がるからやる気がみなぎり、心の状態がよくなるんじゃないの?現実が先で心が後じゃない?」
と疑問を持つ人がいるかもしれません。
うまくいっていなかったとき、当時の著者は「木」でたとえたら、「根」がまだ伸びてないのに、「幹」を太くして「枝」を伸ばし、たくさんの「実」をつけようとしていました。
すると、その木はどうなるでしょう?
倒れてしまうんです。
当時はまさにそんな状態。
知識やスキルを身につけていたが、土の中に「根」を深く張ることをやっていませんでした。
見えない世界=「根」が先で、見えている世界=「幹」や「枝」や「実」が後なんです。
●「振り子の法則」とは?
世の中には、人間の力ではどうしようもない原理原則がいくつかあります。その一つが「振り子の法則」です。
振り子の法則とは、片側に振れたらほぼ同じ振れ幅で逆側に振れるということ。
小さく振れば小さく、大きく振れば戻るときの振れ幅も大きくなります。
たとえば、出せば入る。
出した分だけ新しいものが入ってきます。
捨てれば得られる。
貪れば失う。
与えれば、与えられます。
●明るさの先にある美しい生き方
これまでに出会った成功している経営者や人格者がよく口にする言葉があります。
「美しい生き方をしよう」。
高い服を着るとか、高級車に乗るとか、豪華な食事とか、贅沢をすることではありません。
美しい生き方とは、
いつ、どこで、誰といても同じ状態であること。
お客様の前では愛想がいいが、会社に戻れば無愛想。
これではいけない、ということです。
相手がお金持ちであろうが一円も持っていなかろうが関係ない。
どんな人を目の前にしても、同じ状態であることが「美しい生き方」です。
続きは本書で♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)
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