貝化石とセイタカハイガイとハスノハカシパン!富津海岸でビーチコーミング
こんにちは、大貫海岸と富津海岸と大佐和海岸の境界に対する認識が大変に怪しい方のにょろんです。 岬とか堤防とかで区切りられてたりするとわかりやすいんですが、なんせ大貫から富津岬までは、まっすぐなひとつながりのアーチ! 地図でお見せするとこんなかんじ!
ねっ!? 地図を見れば「そこは富津海岸なのね!」とか「ここは大貫海岸なのね!」とかはわかるけど、どこが海岸の境界かはビジターにはわからぬ!!
なので、境界については深く触れず、ざっくりと多分ここは富津海岸と呼んでいいはず! なざっくりフィーリングでお送りしたい今回。 本題に入る前にまずは前回のあらすじからさらっと説明すると、にょろんはこの秋、大貫駅から富津岬に向かって歩ける限り海岸線を北上してみよう!の旅に出ていました。 行ったのは大貫中央海水浴場、大貫海岸、富津海岸、大佐和海岸の4か所。 今回はその第3回目、富津海岸編です。
交通手段とかコンビニとかトイレ的な意味でラクして富津岬で拾えるようなお宝をゲットしたい!という思いから計画した今回の旅だったのですが、みっつめの浜・富津海岸で、にょろんはブリリアントなマスターピースを一個だけじゃなく二個も三個もゲットしていました。 具体的にお見せすると、
こんな二枚貝の化石や
ほぼ完品のハスノハカシパン、
それにイタヤガイに輪をかけてかわいいキンチャクガイです。 というわけで、本文へとどうぞ!
2022年10月29日「富津海岸」の干潮時刻
「富津海岸」ににょろんがついたのは、2021年1月31日の午前12時半くらい。 その日の富津海岸の干潮時刻は、夜中の1時と、お昼の1時。 かなり干潮に近い時刻に浜にいたため、浜幅は広かったです。
富津海岸は磯根崎から北に向かって大貫海岸、富津海岸、大佐和海岸、下洲海岸、布引海岸…(以下略)と向かう10キロ近くにも及ぶロングビーチの一部。 ということで、広さはじゅうぶん!満潮時でも問題なくビーチコーミングを楽しめると思います。
のですが、しかし! 浜は広いには広いのですが、お隣の大貫海岸同様、浜にはテトラポットだけで砂のない箇所がいくつもあって浜が小刻みに分断されているので、もし可能ならビーチコーミングにお出かけの際は、干潮の時刻にあわせ浜を訪れるのをおススメします。
ということで「千葉港」の干潮・満潮の時間を貼っておきます。
「大貫駅」から「富津海岸」への順路とトイレ・コンビニ情報
今回の旅の案内はここから。大貫駅です。 駅前にアイスとジュースの自販機があるので、飲み物だけなら駅でも調達可能です。 トイレは駅の改札の内側にあります。 富津海岸に近いコンビニと、そこから富津海岸への道順については、こんな感じです。
にょろんは大貫駅から大貫海水浴場へと向かい、その後大貫海岸をへて富津海岸に足を踏み入れたため、大貫海岸から富津海岸への道順を写真で貼っておくとこんな感じ。
大貫海岸の途中?で浜がテトラポットにふさがれて先に進めなくなったので、梯子をのぼって遊歩道に上がりました。
浜から見上げてた時想像してたのより、ずっと幅も広く丈夫そうな遊歩道(?)です。
しばらくテトラと砂浜が交互に続きますが、そんな隙間砂浜に降りる道はないかんじで、もしかしたらこの道をどこまで行っても降りられないこともあるかも?と覚悟したあたりで、
念願のハシゴです!
というわけで、ここからビーチコ―ミングを始めたいと思います!
富津海岸で拾えたもの
左を見たところです。
右を見たところです。 Googleマップを航空地図モードで見ると、このあたりの浜は、こんな感じにテトラポットと砂浜がいくつも交互に続いているようです。
とりあえず拾ってみたかわいい貝たち。
あっ、ヒオウギガイ。
ヒオウギガイだけじゃなく、色々落ちています。
波打ち際のほうはどんなかんじかなと思って覗いてみたら、
ハイガイを発見しました。シマシマがくっきりでかわいい!
波打ち際で拾った貝は濡れてるおかげで色もあざやか!
これはなんだろう?
ひっくり返してもわからず。 ううん、こういう貝殻なのか、それとも破片なのか… (追記:一緒にビーチコーミングに行ったそのようなアレから 「拾った時にこれは「ホウキガイ」だって教えたでしょ!」 と指摘いただきました。 そんなやり取りがあったことさえさっぱり忘れてしまってしまってすまぬ!!!)
あっ、おおきいけどよく研磨されてる瓶底!
富津海岸はヒオウギガイがいっぱいかも?
あっ、サクラガイ!しかもみえますかね?ダブルです!
セイタカハイガイ!と喜び勇んで砂の中から拾い上げたら、
すぐちかくにもう一つ落ちていました。 わーいわーい!
ビビットカラフルなイタヤガイの破片です。
アカニシ…かな?
あっ、これは!
貝化石です!!
そして、こっちも「あっ!」
こんなふうに落ちてるんですよ!というのをお見せしたくて、見つけたその場ではいつくばってパシャリました。
これもたぶんアカニシ。肉厚でかわいい貝がらです。
これは……サギガイ…かなぁ?(辞典を見ながら)
アカニシも好きだけどヤツシロガイはもっと好きな方のにょろんです。
ここでキンチャクガイ発見です。 かわいいー。
富津海岸の瓶底はよく研磨されている印象です。
ここでふたたびテトラポットだけで浜がなくなったので、遊歩道へとあがり、つぎの大佐和海岸を目指しました。
「富津海岸」で拾った石で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
というわけで、家に帰っていつも通り「富津海岸」で拾った石で『私の貝図鑑』を作りました。
これです。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
特筆すべきは、やはりこれ。
二枚貝の貝化石。 だって、これで!
これですからね! 気になるのもしかたない! 完品ではないものの、これだけ残っていたら貝が特定できるのではないかとしばらく図鑑とにらめっこしたのですが、特定には至らず、いつかの未来への課題としてここに書き記しておこうと思います。
まとめ
というわけで、今回は貝化石とセイタカハイガイとハスノハカシパン!富津海岸でビーチコーミングをお送りしました。 まとめると、今回にょろんが富津海岸で拾ったのは
セイタカハイガイ
ハスノハカシパン
貝化石
ナミマガシワ
桜貝
イタヤガイ
ナデシコ
ヒオウギガイ
などなど。 お隣の大貫海岸と拾えるものは似ていると言いながらも、たまたまかもしれませんが、よりこっちの方がレアなものが落ちていた! というわけで、ハスノハカシパンや貝化石、セイタカハイガイが好き!という方に、富津海岸はおススメのビーチコ―ミングスポットです。
お隣の大貫海岸同様、富津海岸にもナミマガシワとナデシコ&ヒオウギガイがいっぱい落ちていたので、カラフルな貝が拾いたいという方にも、富津海岸はおススメ。
富津海岸は、JR内房線の大貫駅から徒歩10分と交通の便も良好! 南に行けば大貫海岸、大貫海水浴場。 北に行けば大佐和海岸と、浜のハシゴも可能! 北に行っても南に行っても、セイタカハイガイのほかにイタヤガイ、シーグラス、陶片、と似たものが拾えたので、一日中ビーチコーミングがダイマンゾク楽しめます。
このあとにょろんは、そろそろ体力が限界と思いながらも、 「富津岬までは歩けそうにないけど、となりの大佐和海岸までなら何とか歩くのはムリではない風に地図上では見える…みえる…」 と、よくばる気持ちをあきらめることができず、さらに北、大佐和海岸を目指しました。
というわけで、次回はそんな大貫駅から富津岬に向かって歩ける限り海岸線を北上してみよう!の旅最終回、大佐和海岸編をお送りしたいと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?