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貝殻にシーグラスに陶片!上総湊・湊川河口でリバーコーミング!

こんにちは、浜が川で遮られていたら、川のこっち側も向こう側も両方ビーチコーミングしたくなっちゃう方のにょろんです。 だって、ひとつ川を挟んだだけで拾えるものがかなり変わってくるのがビーチコーミングの常!ですし!

というわけで、今回、上総湊海浜公園にビーチコーミングに行ったら、南の端が大きな川で遮られていたんです。が、しかし。 見回しても浜の近くに橋がなくて… 腰までくらい川の深さがありそうにみえるし… なのに川幅めっちゃ広いし… そんなところ海から歩いて渡るのなんてムリ…

でもじゃあ橋はというと、川の上流遠くに見えるのが電車の走っている橋… そのさらに遠く向こうに自動車が走っている橋が見える…… もしかしてこの川を越えたければあの橋まで行くしかないのか……こっちもムリ…

というわけで、一度は川を渡るのをあきらめ駅へと引き返しかけたのです。 が、駅へと戻る途中、大通りに出てそこが「右へ行ったら川、左に行ったら駅」という大通りの分岐点だと気づいたところで、 「浜から橋まで30分以上かかりそうに見えたけど実際は10分ちょっとしかかからなかった……それならワンチャンある…」 と、川へと足が向いてしまいました。

結果はというと、これです。

選別タイム

おおきな二枚貝&巻き貝あり!シーグラスあり!陶片あり! ダイマンゾクのリバーコーミング&ビーチコーミングとなりました!  


2021年8月7日「湊川」の干潮時刻

前回の上総湊海浜公園と内容がダブりますが、こちらのページのみ見ている方のために。

「上総湊港海浜公園」ににょろんがビーチコーミングに行ったのは、2021年8月7日の午前10時すぎ。 その日の上総湊港海浜公園の干潮時刻は、朝の10時15分と、夕方の10時半。 湊川についたのは11時半と干潮時刻を1時間ほど過ぎたばかりということで、遠くまで潮が引いていました。

湊川の河口は潮が満ちたらかなり陸部分が少なくなりそう(というかほぼほぼ水没の雰囲気?)に見えたので、もし行ける時間を選べるようなら、干潮時にちかい時刻に河口を訪れることをお勧めします。

というわけで「湊川」の干潮・満潮の時間を貼っておきます。


上総湊駅からファミマを経由した湊川河口までの道順

上総湊駅から5分くらいのところに、ファミマさんがあります。 というわけで、上総湊駅から途中ファミマに立ち寄りながら湊川河口に向かう道順をグーグルマップで説明するとこんな感じです。

トイレは竹岡駅、もしくは上総湊海浜公園の中に二か所あります。

公園内マップ

というわけで、公園内トイレマップを貼っておきます。  

上総湊海浜公園から湊川河口までの道順

にょろんは上総湊海浜公園から湊川対岸を目指したのでそちらの順路もあわせてご紹介すると、所要時間はおおよそ20分。

道順

公園を出て大通りへと歩き出したところです。

道順

大通りとぶつかった交差点の信号です。

ファミマ

この交差点を左に200メートル行くとファミマ(とさらにそこから5分ほどで上総湊駅)。

ファミマ

こんな感じに広い駐車場もあるコンビニです。

道順

そしてこの交差点を右に行くと、橋。

道順

この橋の下に見える道へと降りたいのですが、橋のどっち側にも降りる道がなくてしばらく橋の周りをぐるぐる…

道順

橋を渡った先の富津警察署からちょうどおまわりさんが出てきたところだったので、道を聞いたら教えてもらえました。 なんと、川の脇に降りる道は、川辺のJAきみつ天羽支店の駐車場にあるそう。 いやいや??川の道に降りるのに、JAの駐車場の中に入るんでござるか?

道順

ここどこからどうみてもJAの私有地では?? と、お巡りさんから教えてもらわなかったら絶対通らなかった、しかし、おまわりさんがいうのだからマチガイないはず…と駐車場の坂を下りていくとありました!

道順

川に出る道が!

道順

川辺の道は、舗装はされていませんが、車も通るりっぱな道路です。

道順

ここから浜辺へと折り返しのターン。 しばらくいくと、電車の走る橋まで戻ってきました。

道順

ねっ!?この川を歩いて渡るのはムリ。 

道順

さらにしばらく歩くと、川にでる梯子が。

道順

梯子の向こうにあったのは、ヒノキの香りたっぷりの作り立てほやほや感のある道でした。  

湊川河口の様子

川辺の様子

川辺から海を眺めた様子です。

ハイガイとシーグラス

スモーキーなシーグラスとハイガイの化石です。

イタヤガイとシーグラス

イタヤガイとシーグラス。

ナデシコ

ナデシコです。

縞が気になる石です。

アカニシ?

これは…(図鑑を見ながら)…アカニシ?

緑の石

緑の石です。

ナミマガシワ

ナミマガシワ。

ミタマキガイ

化石っぽい…おおきいけど、ミタマキガイ…かな???

河口

河口から海に出たところです。

陶片

陶片発見!

気になる石

くびれが気になる石と切れ込みが気になる石です。

浜の様子

大きな木切れがたくさん流れ着いて積みあがっています。

河口

干潮時刻に近かったのでこの辺を歩いて通ることが出来ましたが、満潮時にはこの辺は海に沈みそうな雰囲気です。

陶片とシーグラス

陶片とシーグラス。

うー。なんだろう?アスファルト???

アカニシ

形がはっきりのこったアカニシ(多分)がごろごろ落ちています。

石英

縞模様の石英。

浜のアップ

波打ちぎわの様子はこんな感じ。 シーグラスがいくつか見えます。

木片

味のある流木です。

木片

この流木もまた味がある。 こんなに大きな木が一体どこから流れついたんだろう?

シーグラス

スモーキーなシーグラスがいっぱいです。

鉄のリング

気になる鉄の輪です。

イタヤガイ

綺麗!錦色のイタヤガイです。

牡蠣殻

穴のあいたカキです。

浜の様子

まだまだ浜は先へと続いていますが、足が痛くなったので今回はここで捜索終了。

休憩

ジップロックのMサイズがパンパンです。

選別タイム

休憩しながらの選別タイムとなりました。  

「上総湊・港川河口」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!

家に帰ってからさっそく、図鑑を作りました。

貝殻図鑑

これです。(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

特筆すべきはこれ。

ミタマキガイ

この白っぽいかんじと黒っぽい感じが化石にみえる…。

ハイガイは関東では縄文時代に滅びたから、いま東京近辺の浜に落ちているハイガイはすべて化石! なんていう「見つけた=化石」のハイガイと違い、ミタマキガイはいまも三陸から九州まで採れる貝。 ゆえに化石かどうかの見分けがにょろんには難しいのですが… なんとなくこれは化石…の気がする!

な感じで、なんかこう、シロウトでも貝と貝化石が見分けられる簡単な方法があればいいのですが…ネットを探してもそんなものがひょいと見つかるはずもなく…知識は一日にしてならずじゃ!を痛感するにょろんでした。  

まとめ

そんなこんなで今回は貝殻にシーグラスに陶片!上総湊・湊川河口でリバーコーミング!をお送りしました。 まとめると今回にょろんが湊川河口で拾ったのは

  • シーグラス(いっぱい)

  • 陶片(いっぱい)

  • ハイガイの化石

  • ミタマキガイ

  • タカラガイ

  • ナミマガシワ

などなど。

川向こうの上総湊海浜公園はイタガヤイ!ナミマガシワ!ハイガイ!タカラガイ!と特に貝がら特化の浜だった。 対する川を隔てた湊川河口~竹岡側は貝がらの他にシーグラスと陶片もいっぱい!

といいながらも、まとめではミタマキガイを取り上げてるくらい、あんまり陶片やらシーグラスやらをアピールしてないな?って突っ込まれたら、理由はこのあと行った竹岡が凄すぎたから。

湊川河口で拾えたシーグラスも、東京近辺にはめずらしくちゃんと尖ってないスモーキーなシーグラスだったんです。 だがしかし。 竹岡はこれ!

竹岡のシーグラス

こんなジェリービーンズしか落ちてない浜見たことない! ってくらい丸く研磨されたシーグラスが誇張でなく浜一杯に落ちていたんです。 しかも陶片もこれです!

竹岡の陶片

どどん!!
貝殻も陶片・シーグラスも好き!という方には上総湊海浜公園&湊川河口をお勧めしたい。
しかーし!
三度の飯より陶片・シーグラスが好きだ!という方には、ぜひ、竹岡をお勧めしたい。

次回はそんな千葉県と言わず、千葉神奈川東京静岡ふくめて陶片・シーグラス部門では過去最高(※にょろんの中で)にこの浜がナンバーワン! な、竹岡でのビーチコーミングをお送りしたいと思っています。      

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