シーグラスがいっぱい!横須賀・燈明堂海岸(のさらに南)でビーチコーミング!
こんにちは、滅多に行けない場所なら駆け足でもいいからそこだけじゃなくて右やら左の浜も覗いてみたいと欲張る一方で、気に入った浜はネチネチ回りたい方のにょろんです。
シーグラスで有名な燈明堂海岸にビーチコーミングに行ったらなんと、灯台のある岬を中心に、右にも左にもさらには前にも浜があった! そんなとき、ユーならどうする? にょろんの答えは一択! 「全部覗くしかないっしょ!!!」
というわけで、浦賀燈明堂でにょろんは 1、岬の南に位置するグーグルマップ先生いわくここが「燈明堂海岸」 2、さらにそこから南下した小さな入り江、 3、そして灯台下の岩場の隙間の浜、 4、最後は灯台の北側の浜、 と、計四か所の砂浜をネチネチと回りました。 今日はその2回目、グーグルマップ先生が「燈明堂海岸」と指す浜よりさらに南、ひとつ岩場をへだてた小さな入り江編です。
前回の記事で、今いる白い砂浜とは違う、謎に赤い砂浜の色に拾えるものが変わるかもしれないという予感と期待に袋を変え岩を越え始めた… ーーーと話を引っ張ったのですが、 その赤色の正体はおいおい、先に果たして拾えるものはどうだったかというとこれです!
シーグラスでいっぱいなのは、むしろこっちの浜だった!
「燈明堂海岸」の干潮時刻
にょろんが行った2022年9月22日の燈明堂海岸の干潮時刻は、朝の9時と夜の10時。 そして、にょろんが燈明堂海岸の南に着いたのは朝の11時過ぎ。
比較的干潮に近い時間についたおかげで、燈明堂海岸自体の砂浜は比較的広かったのですが、小さい入り江のほうは、ほんとに猫の額みたいにちいさい浜! 干潮時にはほぼほぼ海岸はなくなってしまうのでは?という雰囲気にみえたので、小さい入り江の方に行かれる場合は出来るだけ干潮時に近い時刻をお勧めしたいと思います。
ということで、気象庁の「燈明堂海岸」の干潮時刻のページを貼っておきます。
「京急久里浜駅」から「燈明堂海岸」までの道順とコンビニ・トイレ情報
前回の記事と重複になってしまいますが、こちらの記事だけ読んでる方のためにさらっと駆け足で道順・その他を。
今回の旅の案内はここから、京急久里浜駅です。
燈明堂海岸から歩いていけるようなところにコンビニはなし。 コンビニに寄りたい!という時には、京急久里浜駅の改札の横に小さいけどセブンイレブンがありますのでここがおススメです。
バスは東口のバスターミナル2番。
浦賀駅行(久19系統)は大体一時間に1~2本というところ。
「燈明堂入り口」で下車。
燈明堂までの道順はというと、おりたバス停の目の前に伸びているこの道を、ひたすらまっすぐ行くだけ。
二股に分かれているところを、矢印に沿って左へ。
すると道路の傍に立っているこの建物が、燈明堂海岸最寄りのトイレ。
さらにまっすぐいくと、燈明堂跡に着きました。
今回は遊歩道に降りてすぐ、
燈明堂まわりの浜の中で一番広いこちら、その名も「燈明堂海岸」……
からさらに岩場を越えた向こう、ということで岩場の前からお送りします。
燈明堂海岸(のさらに南)で拾えたもの
海の中を歩く元気はなかったので、陸側からいけなかったらあきらめるつもりだったのですが、岩場は思った以上に平坦で歩きやすく…
岩場から砂浜に降りる時も、たいした段差もなくすんなりと降りられてしまいました。 岩場から降りる直前に撮った小さな入り江・全景はこんな感じ。
おなじく、岩場から振り返った燈明堂海岸・全景はこんな感じ。
はたして赤く見えた浜の正体はなんだったかというと、
答えその1は、ウチムラサキ。
そして、答えその2は海藻。
こんかかんじで、ウチムラサキの破片でできた浜!って言ってもいいくらい、ウチムラサキの破片でいっぱいの浜です。
そんな浜に落ちていたのは、オセロみたいに丸くて黒い石。
シーグラス。
ヘビガイ。
陶片。
きれいなスクエア。
海藻の中にもなにかないと目を凝らしましたが、見えるのはウチムラサキとウチムラサキ。
あっ、陶片発見!
浜辺が赤紫に染まるほどウチムラサキがいっぱいなんて、なんだがすごい!
サザエの蓋とシーグラスを発見。
ふしぎな……なんだろう??
陶器の底に刻まれていたのは、MASTERの文字。
なんだかパワーを秘めていそうなはちまき石です。
あざやかなチリボタン。
波打ち際にはこんなりっぱなくらげもいました。
「燈明堂海岸(のさらに南)」で拾った石で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!
そして今日、「燈明堂海岸(のさらに南)」で拾った石で思い出の『私が拾った貝図鑑』をつくりました。
これです。
気になるのはこれ。 うまく写真にとれなかったのですが、中が空洞になっているんです。 なんのシーグラスなんだろう?
それからこれも気になる。 瓶の裏に刻まれた文字が気になる方のにょろんなのでMASTERの文字を頼りに調べたのですが、その正体は不明のままでした。 ううん、勝手に洋酒の陶器瓶ぽい雰囲気を感じてるのですが……勘違いだったか…?
10/11追記: 記事を見た方から「マスター化粧品のバニシングクリームでは?」という指摘をもらったので検索をかけてみたトコロ、まったく同じロゴが出てきました。 MとRの棒が長いロゴが特徴的な陶器瓶は、戦前、資生堂と並ぶ売れ行きを誇った「マスター化粧品」の化粧瓶と思われます。
海から流れ着いた歴史ロマンがここにー!
まとめ
というわけで、今回はシーグラスがいっぱい!横須賀・燈明堂海岸(のさらに南)でビーチコーミング!をお送りしました。 まとめると今回にょろんが燈明堂海岸(のさらに南)で拾ったのは
シーグラス
陶片
ウチムラサキ
チリボタン
はちまき石
そのなかでも特筆すべきはシーグラス! 広い方の燈明堂海岸でもシーグラスは結構拾えたんですが、量で言うと陶片>シーグラスだった。 それがちいさな入り江の方は、シーグラス>陶片! さらには、サイズも豆粒サイズじゃない!
というわけで、シーグラスを探しに燈明堂海岸までいく!というかたには、広い方の燈明堂海岸だけのぞいて帰るのではなく、その先のちいさな入り江まで足を延ばすことをお勧めします。
このあと、灯台下の岩場の隙間の砂浜、そして北側と回ったのですが、そちらにはシーグラスはあまりおちてなかった。 ひとことで残りの特徴をいうと、
灯台下の岩場→貝殻が一杯
灯台北側の浜→何が拾えたかのかと聞かれたら答えはシーグラスと陶片だけど、量は少ない。
という感じだったので。(※にょろんの個人的な体感です) シーグラス目当てで、でも、あんまりゆっくりしている時間はない!というかたは、燈明堂海岸&その先の小さな入り江コースがオススメです。
というわけで、次回、燈明堂海岸第三回目は、そんな岩場と岩場の間の砂浜がびっしり貝殻で埋まっていた灯台下の岩場編をお送りしたいと思っています。
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