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カシパンに貝化石にシーグラス!富津公園砂浜でビーチコーミング!

こんにちは、モーターパラグライダーの音は草刈り機の音に似すぎていて、音がすると、 「アレに巻き込まれたら怪我をする!!!」 という生き物としてのヒヤヒヤゾクゾク感と共に音の発信源を探してしまうな…!ということを知った方のにょろんです。

先日、富津公園の南に位置する布引海岸にビーチコーミングにいったあと、岬をはさんで北側の砂浜(←グーグルマップ先生をひらいて出てくる名称…調べても正式名称がわからなかったため、以下、今回のブログでは富津公園砂浜(仮)とします)のほうにもビーチコーミングに行きました。

結論から先に言うと、富津公園砂浜は、にょろん的にはあまりビーチコーミング向きの浜ではない。 時間が許すなら、ぜひ、ここより岬より南側の布引海岸に行った方がいい!と言いたくなるような浜だった……のですが、 ビーチコーミング向きの浜だけではなく、ここはあきらかにビーチコーミング向きじゃない浜だった。 というのもそれはそれで有用な情報かと思い、今回記事にすることにしました。

いつかのお台場のように、全然何も拾えなかったわけじゃないんです。 浜にいたのはトータル10分という短さにもかかわらず、カシパンにハイガイの化石、化粧品のマークの入ったシーグラスにいろんな貝…といろんなものが拾えたんです。 じゃあ何がそんなに無しだったのかというと、これです!

モーターパラグライダー

浜がモーターパラグライダーの滑走路すぎて…!!!!

モーターパラグライダーのスクールが近くにあるらしく、砂浜のかなり広い範囲が滑走路としてつかわれていて… 近寄れないよう浜がコーンとかで封鎖されているわけではない。 のですが、逆に仕切りがないからこそ、 何台も待機してるモーターパラグライダーがいつどのタイミングで飛んでくるのかわからない&どこまで近寄っても大丈夫なのかわからなくて怖い!!!

という、富津公園砂浜は夢中になって貝殻拾いをするにはちょっとデインジャラスすぎる浜となっておりました。  


2021年1月31日「富津公園砂浜」の干潮時刻

「富津公園砂浜」ににょろんがビーチコーミングに行ったのは、2021年1月31日の午後2時半。 その日の富津海岸の干潮時刻は、夜中の12時半と、お昼の12時半。 干潮時刻を2時間ほど回ったころだったんですが、あまり浜は広くなかった…。

モーターパラグライダーの滑走路として使われているあたりの砂浜をさけるとビーチコーミング出来るのは駐車場の真下と展望台の真下のほんのわずかのスペースだけなので、もし可能ならビーチコーミングにお出かけの際は、干潮の時刻にあわせ浜を訪れるのをおススメします。

ということで「富津公園砂浜」の干潮・満潮の時間を貼っておきます。


「青堀駅」から「富津公園」への順路とトイレ情報

青堀駅前

前回の記事と重複になってしまいますが、今回の記事のみをみている方の為に説明を入れると、公共交通機関をつかって富津公園に行く場合、JRの最寄駅は青堀駅。

青堀駅の前にコンビニは無し。 行った先の富津公園にもコンビニは無し! ジュースや食料品などを買えるスーパーや商店も無し! ということで、電車で富津公園に行かれる方は、青堀駅より手前の乗換駅のどこかで飲み物や食べ物を忘れず調達するのをおススメします。

青堀駅に木更津駅経由でくる場合には、木更津駅なら駅構内にニューデイズがあります。

バス

青堀駅から富津公園行きのバスは、だいたい一時間に1本。 時刻表はこちらになります。乗車時間は10分。

http://www.nitto-kotsu.co.jp/img/rosen/f4.pdf


公園前バス停

「富津公園入口」もしくはその先の「富津公園」でバスを降ります。 にょろんは布引海岸に先に回ったので「富津公園入口」でおりましたが、降りてすぐの様子はこんなかんじで

十字路

この交差点をまっすぐ行ったら富津公園、左に行けば布引海岸。 トイレはこの信号をまっすぐ超えてすぐの公園内、それと岬の駐車場にもトイレがあります。  

「布引海岸」から「富津公園砂浜」への順路とトイレ情報

にょろんは布引海岸から富津公園砂浜へと回ったのでついでにその順路も説明しておくと、布引海岸のここ。

護岸

ここから先は護岸されていたため、ここから

道順

公園内ののどかな道をとおって一度道路に出て、

道順

道路に出ました。立派な道路ですが、これもまた公園内の道。

道順

地図で見るとすぐ。公園内のただの一本道なんですが、これが体感ではけっこう長い。

トイレ

トイレが見えたらそこが駐車場。

浜の様子

富津公園砂浜到着です!  

富津公園砂浜の様子

モーターパラグライダー

こちらにむかって公園内の道路を歩いている時からモーターパラグライダーのバリバリという轟音が聞こえていたのですが、前述のとおり、浜はモーターパラグライダーの滑走路になってました。

浜の様子

空のパラグライダーだけじゃなくて、海もパラセーリングのパラシュートがいっぱい。

パラシュートの空

綺麗!!なんですけど、風も強いのにパラシュート同士がよく引っかからないな!って感心するくらい海も陸もパラシュートが飛び交っています。

パラシュート一杯の浜

生まれつきのインドア派なのでこういう事にまったく詳しくない&ブログに書くのに嘘を書いてはいかんとおもって調べたけどよくわからなかったため、確実なことが書けないのですが、 ジャパンの海岸線はすべからく国有地…のはずだから、スクールと言えどコーンとかで区切って人が入ってこれないよう囲いとかができない…とかそういうのなのかな?

とそのへんの事情を勝手に想像しつつ、 いやでもしかし、安全対策的にはコーンとか縄で区切ってここからここまでは滑走路として使っていますってはっきり仕切ってくれた方が安心してその手前までは近寄れるのに…!

と歯噛みしつつ、 それでもやはり、陸側の茂みからいつ着地のモーターパラグライダーが飛び出してくるかわからない&飛び上がるパラグライダーもタイミングがわからない滑走路を横切るのは危険!!!

と判断し、ここより先にいくのはあきらめ、駐車場の下&展望台の下あたりの狭いエリアだけをのぞく事に。

浜と展望台

というわけで、にょろんが実際富津公園砂浜にいたのは、わずか10分。 覗いたのはこのあたり。 向こうに見えるのが展望台です。

浜のアップ

砂のアップです。 期待が持てる感じの、貝殻と石のミックス。

サルボウガイ

そう、けっして落ちてるものは悪くないんです。

木片だまり

岬の南側の布引海岸より風が強いせいか、吹き溜まりスポットがいくつも浜のあちこちに出来ています。

シーグラス

シーグラスです。

プラスチックの箱

どこからか流れ着いたかなり大きなプラスチックの箱です。

カシパン

あっ、カシパン!!!

ハイガイ

ハイガイ!

シーグラス

ちょっと尖り気味だけど、化粧品メーカーのマークが入っている瓶底!

誰かの選別タイム

誰かが置いていった貝殻たち。

石英

石英。

浜の様子

浜から見た駐車場はこんな感じ。

駐車場

ほぼほぼ満車の駐車場を横切って、

展望台

展望台です。

展望台下の浜

展望台の下の浜です。 人口密度が高かったため、展望台の下は写真を撮っただけでその場を後にしたにょろんでした。  

「富津公園砂浜」で拾った石で思い出の『私が拾った石図鑑』作り!

そして本日、「富津公園砂浜」で拾った石で『私の石図鑑』を作りました。 これです。

貝図鑑

(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

特筆すべき1点目は、あれだけの狭い場所&短い時間にも関わらず、いろいろ拾えてる!ということ。 そして二点目は、やはりロゴマーク入りの化粧品の瓶底。

資生堂の瓶

拾った時には「化粧品マークだけど、どこのかは思い出せない」なんて役に立たない知識しか持ってなかったにょろんですが、調べた今は言えます。

これ、資生堂のマークです! このマークは椿をモチーフとして1915年から使われているのだそう。 調べて初めて知ったことですが、資生堂のマークはずっと同じようでいて、その実、年代ごとにちょっとずつ微調整が加えられているのだそうです。

にょろんの拾った瓶は、一番新しい現在でもつかわれているマーク。 後ろの数字は確実ではないものの、昭和の年号らしいと聞いたので、つまりこれは昭和46年製…と言う事でしょうか。

古いものではなかったものの、ひとつ資生堂のマーク入りの瓶をひろったことで、にょろんはまたひとつ新しい知識を仕入れました!

「たしかこんなマークの化粧品メーカーがあったような…?」 なんていう解像度の低いザンネンだった知識が、 「これは資生堂の花椿マークと言ってね、20世紀初頭、初代社長さんが描いたデザインを元にデザインされたものなんだよ」 なんてうんちくに変わったりして、そういう、普段身近にあってまったく意識もしていなかったものが、かけらを拾えたことで突然興味が湧いたりして知りたくなったりするのもまたビーチコ―ミングの魅力のひとつ!ですよね。  

まとめ

そんなこんなで、今回はカシパンに貝化石にシーグラス!富津公園砂浜でビーチコーミング!をおおくりしました。 まとめると、富津公園の北側の砂浜こと富津公園砂浜では

  • カシパン

  • ハイガイ

  • ナミマガシワ

  • チリボタン

  • シーグラス

  • 石英

  • その他貝殻

などが拾えます。

  • 拾えたものの種類は布引海岸とほぼ同じということで、むしろあれだけちょっとしか入れるところのない浜&短い滞在時間でこれだけ拾えるのはちょっとすごい!

  • 駐車場が近いから、車でお出かけのかたには便利

  • トイレが近くにある

というメリットはありつつ、

  • 駐車場&展望台近くという事で人が多い。

  • モーターパラグライダーのモーター音がバリバリうるさい。

  • 頭上をモーターパラグライダーが飛んでいてヒヤヒヤする。

  • モーターパラグライダーのスクールが浜を滑走路代わりに使っていて危ないため、実際近寄れる浜辺はわずか。

というデメリットは、無視できない大きさ!

ビーチコーミングって、勿論、一番の目的は好きなお宝を拾いに行くことといいつつ、それと同じくらい自然に癒されに行くという目的が大きいと思うんです。

芝刈り機のようなバリバリという音のなか、いつモーターパラグライダーが離着陸するともわからぬ海岸でビーチコーミングしても、癒されるどころか気分はヒヤヒヤ!

ということで、にょろんの個人的判断としては、富津公園砂浜は無しよりのあり。 どうしても時間がない&駐車場が近くにないと困るなど事情のある場合は選択肢の一つとして無しではないものの、そういう制約なしなら岬より南側の布引海岸のほうが断然お勧めです! しかし、布引海岸の場合は、とにもかくにも

  • トイレがない(ことはないけどめちゃめちゃ浜の端と端)!

  • 自販機がない!

  • 商店がない!

の三拍子が揃っているので、準備はあらかじめ、トイレは前もって!の行動をおススメするにょろんでした!


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