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微少貝とタカラガイとシーグラス!城ヶ島・安房崎灯台下でビーチコーミング

こんにちは、安房崎灯台に着いたときには疲労困憊のあまり岩陰でかなり長い時間伸びてたほどふらふらだった方のにょろんです。 先日の9月末、にょろんは城ヶ島&油壺までビーチコーミングに行っていました。

行ったのは城ヶ島・観光橋下、城ヶ島・赤羽根海岸、城ヶ島・安房崎灯台下、油壺温泉・横堀海岸、油壺温泉・胴網海岸、油壺温泉・荒井浜海水浴場の6カ所。 今回はその第3回目、城ヶ島の最後、安房崎灯台下編です。

最初に訪れた観光橋下は船着き場から目と鼻の先!のらくらくスポット! 続く赤羽根海岸は上ったり下がったりのハイキングコース+ワイルドみあふれる獣道でなかなかの難所! だったんですが、 一番体力的につらかったのはどこ?と聞かれたら答えは3番目に訪れた安房崎灯台下です。

最後に訪れた浜だったから疲労が溜まって、という理由ももちろんあると思うんですが、 なにより船着き場が島の西側にあるのに対し、安房崎灯台は島の一番東の端っこ!ということで距離的に一番遠い!

グーグルマップ先生いわく、船着き場からの距離は2,2キロ。 徒歩33分とのことなのですが…公園入ってから灯台までの直線距離がなんだか長い!そんな一個人の体感です。 しかしそこにたどりつくまでの景色は、一見の価値あり! 写真でお見せするとこれです!

オレンジの百合

青い空!青い海!どこまでも続く緑の芝生!そして一面オレンジの百合畑! 9月末の県立城ヶ島公園は、オレンジの百合咲き乱れる楽園でした!

…… ………おいちょっとまてこの記事はビーチコーミング記事だぞそんな感想でどうする?! と読み返して己突っ込みが入ったためビーチコーミング記事らしい内容に軌道修正してそんな百合畑のある県立城ヶ崎公園の端っこに位置する安房崎灯台の下で拾えたものはというと、これです!

拾ったもの

めちゃくちゃいっぱいのタカラガイ! そしてシーグラス!それに微少貝です!  


2023年9月29日「城ヶ島」の干潮時刻

にょろんが城ヶ島に行ったのは、2023年9月29日。 この日の城ヶ島の干潮時刻は、午前10時半。 にょろんが安房崎灯台下についたのは13時半ごろ。

本日最後の浜ということで成り行きの時間でついたのですが、安房崎灯台下は岩場がメインと言いつつ、岩場の隙間に複数の砂浜が存在する浜。 見た感じ、満潮時でも砂浜のすべてが海の底に沈むという感じには見えなかった……といいつつ、選べるなら勿論、干潮時の方が浜は広い!ということで気象庁の干潮時刻のページを貼っておきます。


城ケ島渡船「さんしろ」発着所から「城ヶ島・安房崎灯台下」までの道順とトイレ情報

(※途中まで赤羽根海岸と同じですが、途中で道が分かれます)

渡し船

旅の案内はここから。城ケ島渡船「さんしろ」発着所、城ヶ島側です。

道順

船着き場をまっすぐでて、

まるかさん

まるかさんまで来たら、左折。

道なりに

そのまままっすぐいくと城ヶ島大橋が見えてきます。

第2駐車場

そこをすぎると見えてくるのは、第2駐車場。 徒歩の場合、この駐車場が重要ポイントになるかと。 というのも、駐車場内にトイレがあって、 さらには駐車場敷地内に、ハイキングコースへのショートカットの近道があるのです。

白い四角

わかりますかね、あの白い四角。

白い四角アップ

近寄るとこんな感じ。 ここを通ると、橋の上の大通りへと出ることが出来ます。

ハイキングコース

大通りにでました。

道順

ここから前回の赤羽根海岸と道が分かれます。 具体的に言うと、灯台に行くには脇道に逸れずそのまま大通りを行く!です。

パーキング

すると見えてくるのは、公園パーキングの入り口。

トイレと自販機

パーキングの傍にトイレと自販機があります。

高台広場

そして見よ!この絶景を!な高台広場の横を通り抜け、

磯場はこっち

磯場はこっち、な矢印に従いそっちのほうへ

灯台

すると正面に見えてきました。

安房崎灯台

3年前にリニューアルされたほやほやピカピカの安房崎灯台です。

道順

その灯台を越えた広場の隅に浜に降りられる道があります。

磯場

というわけで、つきました! 安房崎灯台下の磯場です!  

「城ヶ島・安房崎灯台下」で拾えたもの

隙間浜

岩の間にこんなかんじに小さな浜が点在しているので、とりあえず手前の隙間浜から攻略開始です。

浜のアップ

砂はこんな感じ。 砂と言うより、石と貝殻破片で出来た浜という感じです。

浜の様子

岩場と岩場の隙間浜と言いつつ、そんなに狭くはないというか、観光橋下の浜よりかなり広い印象です。

貝片と陶片とシーグラス

手前のボコボコした石は何だろう… 珊瑚かな?って思っていたけどよく見るとそうでもないような、石のような貝片のような不思議な塊です。

タカラガイ

タカラガイです。

サンゴ?

珊瑚の欠片………かなぁ?

微少貝

可愛い貝片です。

微少貝

ちっちゃい巻き貝がいっぱいです。

ネジガイ

あっ!てっぺんがかけちゃってるけど、君はきっとネジガイ!

タカラガイ

タカラガイです。

ヒメヨウラク?

これは…ヒメヨウラク?(図鑑を見ながら)

波打ち際

波打ち際です。 澄んでいてきれいな海の色です。

隙間浜

となりの隙間浜へと移りました。

タカラガイ

タカラガイです。

浜の様子

岩の間から吹いてくる風が気持ちいい!

浜のアップ

這いつくばって撮った浜の砂です。

流木

見事な流木です。

岩陰

体力が尽き果て岩陰へと倒れ込んだにょろんは、以降ここで同行のそのようなアレが浜から拾ってきた貝殻をパシャる係へとジョブチェンジ。

ヒメヨウラク?

同じ貝殻がいっぱい落ちてるんですが…ヒメヨウラク……なのかなぁ???(図鑑を見ながら自信なさげな顔で)

かわいい

そのようなアレが拾ってきたかわいいコレクションです。

可愛いコレクションパート2

可愛いコレクションパート2です。 ピンクの微少巻き貝がイチ押しとのことです。  

「城ヶ島・安房崎灯台下」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!

そんなこんなで記事にするにあたり、図鑑を作りました。 今回は2枚あります。

図鑑

これと、

微少貝部門

微少貝部門のこれ。 (※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)
特筆すべきは、まずこのネジガイ。

ネジガイ

ネジガイって見た目が繊細かわいいのでいつも見つけると嬉しい! …などという解像度低いところで満足していたんですが、今回思い立って調べてみたところ、ネジガイの主食はなんとイソギンチャクとのこと!(byコトバンク) そ、そんなカスミ食って生きてるような繊細な見た目で肉食だったのかおまえ…! そして今回のスペシャルその2。

ムギガイ

ムギガイ。 今回の旅で同行者がしきりにピンク色の微少貝を探していたので気になっていた…しかし、貝の名前をなんて言っていたのかサッパリ思い出せない… などというザンネン極まりない旅の記憶だったんですが、拾えたことさえすっかり忘れていた実物が拾ってきた貝の中に入っていた!ので調べてみました。

たぶん、このピンクの貝(とその紫の貝)の名前はムギガイ…たぶん!

その色から図鑑で調べてわからなくて、グーグルサーチで画像検索かけてもわからなくて、けっきょくもういちど図鑑に戻って形から似ている貝を探したところ、色はおいといて形はこのムギガイというのに似ている!となりその詳細を読んだところ、ムギガイの色はピンクや紫やオレンジや模様のあるものないもの変化に富むーーーとあったので、多分当たっている……のではないかと思っているのですが、違うぞって突っ込みが入ったときには、また正しい名前に直しておこうと思っています。  

まとめ

というわけで、今回は微少貝とタカラガイとシーグラス!城ヶ島・安房崎灯台下でビーチコーミングをお送りしました。 まとめると、浜で今回拾えたのは、

  • タカラガイ(いっぱい)

  • シーグラス(そこそこいっぱい)

  • 微少貝

などなど。 浜はそんなに広くないというかこじんまりとしているものの、タカラガイorシーグラスor微少貝が好き!というかたに安房崎灯台下はオススメかと思われます。 そんなこんなで、城ヶ島の3カ所を回った一個人の感想としては、

拾えた量と種類で語るなら観光橋下>安房崎灯台下>赤羽根海岸
行きやすさで語るなら観光橋下>安房崎灯台下>赤羽根海岸
絶景みで語るなら安房崎灯台下>赤羽根海岸>観光橋下

という結果となりました。 なにかしら楽しいおでかけの参考になりましたら幸いです。 というわけで、城ヶ島に一晩泊まった翌日、次回は油壺編をお送りできればと思っています。

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