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タカラガイと微少貝とウニ殻がいっぱい!油壺温泉・胴網海岸でビーチコーミング

こんにちは、9月末に三浦半島の先端の宿を取って一泊二日で6つの浜でビーチコーミングしてきた方のにょろんです。 6つの浜の内訳は、

  • 城ヶ島の3カ所。観光橋下と赤羽根海岸、それに安房崎灯台下。

  • 油壺温泉も3カ所。横堀海岸、胴網海岸と荒井浜海水浴場。

今回はそんな後半戦。 油壺温泉の第2回目、胴網海岸編です。 胴網海岸と言えば、知る人ぞ知る、日本の海水浴場88選にも選ばれたことのあるお隣の荒井浜と並んで水質のきれいなことで有名な浜! ―――などとうんちくを披露しながらアレですが、にょろんがそのことを知ったのは、いつも通り浜から帰ってきてから。 行き当たりばったりの旅から帰ってきて記事をブログにするにあたり、成り立ちとか名前の由来とかそういった胴網海岸のうんちくを調べようとして初めて知ったことだった… のですが、その情報を仕入れてから胴網海岸で撮った写真を見返してみたら、いや、ほんとに海、きれいでした! どんな感じかというと、こんな感じ!

タイドプール

雲と空を反射するタイドプールが、めちゃくちゃ透き通ってる!


2023年9月29日「油壺温泉」の干潮時刻

にょろんが油壺温泉に行ったのは、2023年9月30日。 この日の油壺温泉の干潮時刻は、午前11時すぎ。 にょろんが横堀海岸についたのも、午前11時過ぎ。 はからずしも干潮時刻ぴったり!ということで、浜は広く、岩場もあっちこっちにタイドプール(しおだまり)が形成されていました。

お隣の横堀海岸と比べると体感的に2倍くらいはありそうな浜なので、横堀海岸ほど干潮時刻を気にする必要はないかと思われますが、干潮時刻の方がもちろん浜は広いということで気象庁の干潮時刻のページを貼っておきます。


油壺温泉(バス停)から「油壺温泉・胴網海岸」までの道順とコンビニとトイレ情報

油壷温泉(バス停)

油壷温泉(バス停)です。 終点なのでバス停はロータリーになっていて、トイレと自販機があります。 コンビニは歩いて行ける範囲にないためコンビニに寄りたいかたは、三崎口や三崎港などバスに乗る前の調達をオススメします。 バス停から胴網海岸までは、徒歩6分。

道順

その道順はというと、バス停のロータリーを出たら大通りを半島の先の方へ向かいます。

日帰り温泉

すると右側に見えてくるのは、日帰り温泉のあるホテル京急油壺・観潮荘。

京急油壺温泉キャンプパーク

そこを過ぎると、正面に見えてくるのは京急油壺温泉キャンプパーク。

胴網海岸こっち→

このキャンプパークに突き当たったら、胴網海岸こっち→の矢印に従って右折。

駐車場

すると、駐車場のおしまい、

道順

道の正面に細い道が続いています。

立て札

林の中は浜に降りる道の他に、供養塔へも道も伸びていますが、登り道を選ぶと供養塔へ、下り道を選ぶと浜に着きます。

胴網海岸

というわけで、つきました。 胴網海岸です。  


「油壺温泉・胴網海岸」で拾えたもの

浜の右

浜を右に見たところです。

浜の左

左に見たところです。 左右を岩場に挟まれた砂浜――という感じです。

足下の砂

足下の砂はこんな感じ。貝殻と小石が入り交じっています。

菊花石

あっ、菊花石!

浜の右側

とりあえず右側の岩場の方から攻めていきます。

どんぐり

岩場近くには、どんぐりがいっぱい落ちていました。

ツタノハガイ

レース編みみたいに可愛い君はええと…(本を見ながら)…ツタノハガイかな??

タカラガイとトマヤガイ

丸々したタカラガイとトマヤガイです。

シーグラスと陶片

陶片とシーグラスです。

タカラガイと微少貝

かわいいちいさな貝がらたちです。

貝片

石じゃなくて貝片…かなぁ?

タイドプール

左の岩場は見事なタイドプールが出来ていました。

砂浜

岩場の向こうにちいさな砂浜を発見。

タカラガイ

つやつやーのタカラガイです。

ウニ殻

ウニ殻です。

マツバガイ

ツバガイ…で合ってるかな?

巻き貝

見たことない貝です。 なんだろう??

ウニ片

完品じゃないけど、ウニ殻がいくつも落ちています。

浜のアップ

岩場の隙間の砂浜には、微少貝がいっぱいでした。

微少貝

シマシマや鹿の子模様のかわいい微少貝たちです。

フネガイ?

多分フネガイの仲間の気がします?  

「油壺温泉・胴網海岸」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!

そんなこんなで記事にするにあたり、図鑑を作りました。
これです。


図鑑

(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

気になるのは、これ。

タマガイ

ツメタガイとツツミガイを足して割ったようなこの貝柄。 ツメタガイのような…でもツメタガイってもっとぷっくり正円って感じの巻きなんですが、これは楕円ってかんじの巻きで… はしっこに渦がある形はツツミガイに似ている…ともおもったんですが、ツツミガイはもっとうすっぺら平べったいような…

ということでグーグルで画像検索かけてみたら、出てきました! たぶんこの貝は、タマガイ…! って、ちょっと待て! ツツミガイもツメタガイもタマガイ科なので絞らず逆に間口広げてどうする!? って感じのアレですが、いつかもうすこし賢くなった日の宿題としてここに画像を貼っておきたいと思います。  

まとめ

そんなこんなで、今回はタカラガイと微少貝とウニ殻がいっぱい!油壺温泉・胴網海岸でビーチコーミングをお送りしました。 まとめると、浜で今回拾えたのは、

  • タカラガイ(いっぱい)

  • 微少貝(いっぱい)

  • シーグラス(それなりに)

などなど。 大きなタカラガイがいっぱい拾えたので、タカラガイが好きな方に胴網海岸はオススメです。 それに微少貝がお好きな方も。量もいっぱい!さらに種類もいろいろ!ということで微少貝が好きな方にも胴網海岸はオススメ!

さらにはビーチコーミングだけでなく、透明度の高いビーチが魅力の胴網海岸では、シュノーケルやSUP(スタンダップパドルボート)などのマリンレジャーが楽しめると言うことで、にょろんが行ったときにも、入り江にはそれなりの数のパドルボードが浮かんでいました。

岩場の足場はしっかりグラつくこともなく、それでいてなだらか!ということで、ここならお子さん連れでも安心して岩場遊びが出来そう!な印象。 隣接する横堀、胴網、荒井浜の3つの浜を比べると、

  • 横堀海岸→そんなに沢山人がいるわけではないが、なにせ浜が狭いため、体感的に人口密度はやや高い印象。

  • 胴網海岸→入り江にパドルボートは浮かんでいるけど、陸にいる人は多くも少なくもないほどよい人口密度。

  • 荒井浜海水浴場→3つの中で一番広いけど、人も多い。海の家があるので華やかにぎやかだしレジャーシートも多いので浜の滞在人口が多い印象。

というわけで、隣接する浜の中で胴網海岸中が一番人口密度が低かったので、静かな浜でのんびりしたい人にも胴網海岸はオススメです。

そんなこんなで、次回は油壺温泉最終回、荒井浜海水浴場をお送りしたいと思っています。 荒井浜海水浴場は、油壺温泉付近の浜の中で人口密度が一番高かったなどといいながら、そんな人がいっぱいだった荒井浜でにょろんはかつて一度も完品を拾ったことのなかったものを拾ってしまいました。 先出しするとこれです!

目薬瓶

これはまさかビーチコーマー垂涎のアンティークの目薬瓶では!!!???


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