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2024/8/12_19THEパニックGP 即興お笑いバトル!

千鳥大悟さんがMCのお笑い番組に、阿佐ヶ谷姉妹江里子さんが出演されました。

人気芸人が2チームに分かれ「どちらが面白いか?」を競う即興お笑いバトル。千鳥大悟が選んだタイトルのショートコントを制限時間30秒で配役と構成を話し合い、即興でコントを披露。30秒で考えたとは思えない秀逸なコントもあれば、オチまでたどり着かない問題作も!?芸人たちの「笑い」の瞬発力と底力が試される大パニックとプレッシャーバトル開幕!

開演まで30秒! THEパニックGP | Hulu(フールー)

ピンクチームは、3時のヒロイン福田さん&かなでさん、ぼる塾あんりさん、エルフ荒川さん、阿佐ヶ谷姉妹江里子さんの5名で構成。皆さん、THE Wのファイナリストという豪華メンバーです。

前半と後半でショートコント7本を披露されました。
① 緊急記者会見はじめての告白
➁ 本当に仲良い?結婚式友人たちの挨拶
➂ 猛毒大食い大会決勝戦
④ 禁断の恋!「でも先生が好きだ!」
⑤ さらっと失礼なこと言ってるアパレル店員
⑥ 青チームが相手の合コン中の女子トイレ
⑦ くのいちアイドルの自己紹介


緊急記者会見はじめての告白

深々と頭を下げて、たっぷり間をとる江里子さん。
インサートされた大悟さんの笑いをこらえているような期待に満ちた表情が、視聴者の気持ちを代弁するかのようでした。

江里子「代々木に3年間住んでいたことがあります!」

ちょっと過剰で不自然な感じもする演技が、可笑しくて、笑ってしまいました。

「売れっ子になったから、阿佐ヶ谷から引っ越すのではないか?」
こうした疑念を抱く人は、少なくないようです。
この、ニュース性と「初めての告白ってそれ??」というバカバカしさを両立したネタを持ってきたのが、このお題にぴったりで、最高に面白いと思いました。

実際、過去に、週刊誌が、「阿佐ヶ谷姉妹が阿佐ヶ谷から出たがっている」という「スキャンダル」を暴こうとしたことがありました。行きつけの中華料理屋に聞き込みをしたり、事務所に電話して事実関係を確かめたりして、記者が真剣にこの案件に向き合う姿勢がなんとも可笑しかったです。雑誌発売後のゴールデンラジオでは、江里子さんが、これをネタにして、しっかりと笑いをとっていました。いつも通り穏やかながら、ちょっと困った風に、この件をお話されつつも、「全部嘘なんです。だって、行きつけの中華料理屋さんで、私たちが好きなのはニラ玉なのに、レバニラなんて書いて。」と仰ったのが面白すぎて、今でも忘れられません。

コント披露が終わって、スタジオに帰ってきてからも、大悟さんや審査員から、江里子さんへの、スキャンダル追及が続きます。

江里子「美穂さんと知り合う前で……」
大悟「阿佐ヶ谷姉妹になってからは代々木には住んでいない?」

これに対して、江里子さん、今度は非常に自然な演技で、泣き顔を見せながら「阿佐ヶ谷姉妹になった前後に、西荻窪に2年住んでいました」と声を震わせつつ、頭を下げました。「阿佐ヶ谷姉妹が阿佐ヶ谷に住んでいなかった」という事実を、この場では「スキャンダル」として扱うという設定に、しっかり乗っかっていく感じ。審査員も不服そうな表情で「阿佐ヶ谷姉妹じゃないのに!」と、これに応じていきます。面白すぎる。

そして、「今は当然阿佐ヶ谷ですね」と言う大悟さんに、「ずっと阿佐ヶ谷、30年近く住んでいます。」と答える江里子さん。
「30年前の話??じゃあいいです。」と大悟さんが応えてオチがつき、ホッとしたように頭を下げる江里子さんでフィニッシュ。あたたかな笑いが起きました。

「いつの話?」というのも、阿佐ヶ谷姉妹へのツッコミの定番です。
恋バナも、スキャンダルも、すべて時効レベルに昔の話なのが阿佐ヶ谷姉妹。みほさんが、富士そばの店長にホテルに誘われた話も、30年くらい前のことになりました。そして、もう8年くらいテレビでこの話をして、今も笑いをとっています。強いです。

猛毒大食い大会決勝戦

江里子さんの死にっぷりが可笑しすぎました。身体を張る江里子さんならではのすごいパフォーマンス。五十路になっても全身でお笑いをやっている江里子さんを見ていると、本当に元気な気持ちになります。
これに、審査員の川島さんが「プラトーン死」とコメントして、さらに面白くなりました。この場面、その後、2回もアイキャッチに使われていました。今回の放送のハイライト的な場面だったということでしょう。江里子さんのお笑いファイターぶり、素晴らしかったです。


他のコントも面白かったですが、特に、140字を超えて感想があふれ出した部分をnoteにメモしました。