というわけでPTAに入ってみる
こんなnote書いてるんだから当たり前ですが、僕は「PTAに積極的な人」です。それはもう、ものすごい積極的です。
どのくらい積極的かと言うと、長男が1年生になるタイミングでいきなり本部役員になろうとしたくらいです。
長男が保育園の年長の時、公園で良く会うご近所さんに「来年入学したらPTAやりたいんですよね」って話しをしたらその人が役員選出のお手伝いをする「推薦委員」で、来年入学する子のお父さんにPTAやりたがってる人がいるってことで、まだ決まっていなかった「副会長」に推してくれました。
こっちとしては「さっぱりPTAの内情知らないけど、全然やりますよ!」という感じだったのですが、さすがにいきなり副会長やるってのは…っていう判断で本部から却下されました。まぁ当然ですね。
その後入学前説明会で配布されたPTA資料を見たところ、「先生とのやり取りが多い委員です」と説明のあった学年委員が良さそうだなと思い、これに立候補しようと決めました。
現状を垣間見る
2018年4月、長男がめでたく入学する運びとなり、「よっしゃ、PTAやったるぞ!」と一人鼻息荒く学校に乗り込んでいきました。
ちなみに、長男の入った学校は自分も通っていた学校。親子で同じ学校に行くというのは嬉しいもんです。
ましてや、その学校にPTAとして関わろうと思っているわけですから、親としても気合いが入ります。
最初の保護者会の日、保護者全員が残った教室でのPTAの委員決め。
「これが、決まるまで帰れない例のアレか」と、PTAの始まりを告げる儀式にテンションが上がります。
そして教室にPTAの役員の方が入ってきて、一言。
「それでは委員決めをします。まずは学年委員から、やりたい人いますか?」
…なんか唐突に始まってしまいました。え、委員の説明もなく始まるの?という戸惑いもありましたが、自分は最初から立候補するつもりだからさっさと挙手。あっさりとPTA委員に就任しました。
この流れに、早々に「PTAの現状」を目の当たりにしたなと感じました。早速改善点が見つかったわけです。
入学前に簡単なPTA各委員の説明資料を渡されたとはいえ、その内容をきちんと把握している人なんてほとんどいないと思います。なんせできればやりたくないことですから、そんなものの情報を積極的にインプットしてくる人なんてどれくらいいるのかという話しですね。
そう考えれば、まずは各委員の内容や目的を簡単にでも説明して、その上で挙手を求めるべきではないのか?
兄弟が上にいてすでにPTAを知っている保護者はまだしも、初めて入学するご家庭の保護者は判断材料が皆無です。これではもしPTAに少しでも関心があったとしても、手を挙げられるわけがありません。
強制参加の悪しきルール
そんなことを考えているうちにも委員決めは進んでいきます。上に兄弟姉妹がいる保護者の方はガンガン手を挙げていく。
手を挙げるといってももちろん「PTAをやりたいから」という意図ではなく、「子ども1人につき6年間で2回、PTAに関わってもらう」という良くある“悪しきルール”が我が校にもあったからです。(入学前説明会でPTA会長さんが説明していました)
高学年になるにつれてPTAの仕事内容がめんどくさくなるのか、低学年のうちにやっといた方がいい!ということのようで、積極的に手を挙げるわけです。
これが現状のPTAの在り方なんだなぁと改めて痛感しました。
6年間で2回のルール。そうでもしないとやる人がいない。
だったらやりたいと思う仕組みに変えればいいんじゃないのか?
PTA改革の糸口は至る所に見つかります。改善の余地がたくさんある。
とはいえいきなり「PTAを変えよう!」などとのたまうつもりはありません。大事なのは、現状頑張っている方々を否定しないこと。(そもそも自分の考えが正しい保証もないわけだし…)
まずは内情をきちんと把握する。
そう思いながらPTA活動がスタートしたのでした。
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