見出し画像

プラモにハンコでマーキングできるインクがあるけどどうする?

ハンコ、押してますか。

プラモにマーキングする、定番の図案や文字がありますね。「判で押したように」同じものを求めるのであれば、判で押したらええねん。

画像1

スタンプインクにポンポンして、

画像2

ペタリ。

画像3

光沢面であれば、専用のクリーナーかエタノールで拭き取ることができますので、ご安心マテリアル。ちなみに、つや消し面だとぜんぜん落ちないぞ。

画像4

この方法はスタンプインクのチョイスがキモなんです。

ツキネコの「ステイズオン ピグメント」がよろしいのです。

「ステイズオン」のシリーズはプラスチックや鉄など、紙以外の素材にスタンプできるインクのラインで、「ピグメント」は顔料という意味。透けないんですね。ガンダムマーカーやポスカのような顔料系アルコールマーカーのインクがスタンプ台になってると解釈していいです。だから、専用クリーナーやエタノールで拭き取りが可能なんすね。

ステイズオンピグメントは全部で12色あるので、必要なものは全部買っちまうといいです。ディスコンが怖いですからね。

で、透けない顔料インクだから「白」もある。黒地に白のマーキングができるんですわ。けっこうバリッと発色する白インク、すごくないですか。

IMG_2426のコピー

肝心のハンコはどうやって作るんじゃい、という疑問がありますよね。消しゴムを彫るのもいいでしょう。

画像6

シヤチハタがやってる「ハンコヤドットコム」ってサイトがありまして。

そこにゴム印をオーダーできるサービスがあります。

アドビのIllustratorのパスデータを送ると、そのまんまのハンコを作ってくれるんです。

画像7

「フムナ・ナムフ」のセットも、死の商人企業のロゴマークもくっきりですよ。どっちも何度も使うマーキングでしょうが。

みなさんも鉄十字紋章やEFSFのロゴ、U.N.spacyの文字列など、同じ図案のデカールを何度も貼っては失敗して泣いたりしてるでしょう。「こりゃもうハンコにしたほうがベターだな」と思う使用頻度の高いマーキング図案はハンコ化するといいよ。

ただしハンコにも苦手な状況があるのよ。

・大きい図案

・凹面

これはダメっすね。凹面に大きい図案を押そうとするとダメっすね。

プラモはでこぼこしたり三次元曲面だったりするので、パーツの凹面にハンコの印面が追従しにくいんすね。タンポ印刷ってすごいんだね。大きい図案もズレるし均等に圧がかからないしで失敗しやすい。消しゴムはんこの消しゴムは硬めなので、あまり反ったりしてくれない。ある程度大きくなると凹面も凸面もお手上げです。

小さいマーキングであれば消しゴム彫ってハンコ作ってステイズオンピグメントでポンと押すとエエかもしれんです。空中給油マークとか。

今回は、スタンプインク「ステイズオンピグメント」を使うとプラモにハンコが押せます。というお話でした。まあやってみなさい。


さて、以下に大きめの消しゴムはんこを押そうとして失敗した画像がありますが、恥ずかしいので有料コンテンツにします。

こんなふうに失敗します

ここから先は

64字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?