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ネックピローが旅を身軽にしてくれた話。


身軽な旅が、
ココロをより満たしてくれる。


こんにちは。
「ココロが熱ければモノは少しでいい」をテーマに、ミニマリスト+αの暮らしをしている「にう」と申します。

私は東日本大震災のストレスからハイブランドのワンピースをカードの限度額まで購入し、
その反動からミニマリストに目覚めました。

もともとズボラで浪費体質です。

ラクしてシンプルな暮らしができないかなー
片付けはできるだけしたくないなー
と思いながら、
日々「仕組み化」「効率化」を考えています。


今年買ってよかったもの2022旅行編


noteさんのお題で「今年買ってよかったもの」があったので、
私はどうだったかナ・・・と振り返ってみました。

今年は

  • イナカの地方都市暮らし→都心とイナカのデュアルライフへ

  • 47都道府県巡りの2巡目を開始

  • ミニマリストとしての情報発信を6年ぶりに再開

などなど、
人生の転機になるような出来事が多数ありました。


旅行や出張、イナカと都心の家を行き来するなど
移動する機会が増えました。

そんななかで

「これは絶対外せない!」

「今年買ってよかった!」

私のとっておきの旅行アイテムを紹介します。


なお、
「今年買ってよかったもの」旅行以外編はブログにまとめましたので、
良かったらご覧ください。


ネックピローが旅を変えた。


私の「今年買ってよかったもの2022」旅行編のとっておきは、
ネックピロー



ネックピローは長距離移動の際に首に着けるドーナツ型の枕のことで、


どこにでもある、
普通のモノです。

この「アマゾンさんにお願いしたら翌日かその次の日くらいに届く」普通のアイテムが、
私の旅を劇的に「身軽」にしました。

「でも、ネックピローって結構重たいよね?」


はい、そのとおりです。

私が使っているネックピローはポリウレタンクッションなので
いくらコンパクトに収納しても場所めちゃ取るし、
なにより重い。


でも、
ネックピローに対する概念を変えたことで、
私の旅はめちゃ身軽になった。


ネックピローが私の「歌舞伎役者への路」を諦めさせてくれた。


これは完全に私の失敗体験からきています。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う自粛が徐々に和らいできて、
「そろそろ47都道府県旅行の2巡目を始めよう」と思ったある日、
事件は起こりました。

それは大阪行きの夜行バス。


かねてから「ドリームスリーパーに乗りたい」と野望を抱いていたのが
念願叶って乗ることができたんです。

業界初の全室扉付き完全個室
最高の眠りと上質なリラクゼーションを追及した夜行高速バス
ドリームスリーパー ホームページより


47都道府県旅行の1巡目では
結構な頻度で「寝台特急サンライズ出雲(瀬戸)を利用してました。

終点の出雲(島根県)や瀬戸(香川県)まで行ってもいいし、
途中の岡山県まで行って、
そこから新幹線に乗り換えて九州に行ってもいい。

個室を予約すればくつろげるし、
爆睡している間に勝手に遠くまで連れていってくれるのがありがたすぎる。

ただし、
予約の取りにくさがネック。

ほとんどの場合、
乗車日の1ヶ月前に駅に行かないと予約を取ることができず・・・


その点ドリームスリーパーならインターネット予約ができるので便利。

個室で仕切られているなら、
爆睡した変顔を衆目にさらすこともなく
精神衛生上も普通の夜行バスより安心。


そう思って嬉々として予約し、
池袋のバスストップからドリームスリーパーに乗り込んだ私に
悲劇が起こりました。

ドリームスリーパーはこんな室内


「あれ、座席ってフルフラットじゃないの?」


勝手な思い込みでバスの座席が寝台特急のように
フルフラットになるものだと思い込んでいた私。


ドリームスリーパー自慢の「ゼログラビティシート」は椅子としての形状を保ったままでした・・・

「ドリームスリーパー」の座席は、「ゼログラビティ(無重力)姿勢」が可能という「ゼログラビティシート」。NASAの技術に着想を得て両備ホールディングスが独自に開発した、疲れないポジショニングを追求したシートです。
乗りものニュース ホームページより引用


調べて初めて知ったのですが
フルフラットシートのバスは日本の法律的にNGらしいです。

しかし、知ったところでバスの座席がフルフラットになるわけでもなく。

少々(いや、かなり)の不安とともに出発・・・



結果、
かなりゼログラビティでした。


・・・首が。


身体はめちゃ快適なんですが、
首にネックピロ―などなんの対策も施していなかったため、
異次元かと思うほど首がぐわんぐわん揺れました。

まさに無重力。

いや、遠心力か?

・・・

当然のことながら爆睡できるはずもなく、
浅くまどろみながら、

「歌舞伎役者並みの首の回り方だな・・・」と

うすらぼんやり思っていました。


私の脳内で緊急会議が開かれ、

「予約の不便を承知で寝台特急の旅に戻るか」

「ネックピローを購入してドリームスリーパーなどの夜行バスに乗り続けるか」

田原総一朗も真っ青な議論が繰り広げられました。


その結果、
アマゾンで「ネックピロー 快適」を検索するに至ったわけです。


これだ!と思う商品が入荷待ち(半年後)だったため、
入荷待ちの予約をしたうえで
取り急ぎ2番目に良さそうだと思ったものを購入。

アマゾンの「注文完了」の画面に、
夏の気温の高さを思わせる大阪の朝日が降り注いできたのでした。


「これで、歌舞伎役者(当人比)のように
首をぐわんぐわんしなくても済む・・・!(暁光)」


ネックピローを買ってどうなったか。


「金曜日の夜から日曜日の昼までしか時間が取れないけれど旅行がしたい」

土日がお休みのサラリーマンの方、
こんなことを想ったことはないでしょうか。

いつでも好きな時に旅行に行けるのが理想。

でも、三連休はどこの観光地も混雑しているし、
土日に旅行するにしても
月曜日からの仕事のことを考えると、
日曜日の夕方には自宅に帰っていたい。


そう考えると、
金曜日の仕事の後に移動して、
土曜日をまるっと観光などに充ててホテルで一泊し、
日曜日の午前中に帰宅する。

サラリーマンの一人旅にちょうどいいスタイルだと思います。

気分で旅先を決めてふらっと出かけるには
やっぱり、
交通手段をインターネットでぴゃっと予約できるのはありがたい


金曜日の夜に夜行バスに乗り、
日曜日の午前中に新幹線で帰ってくる。

それが私の旅のテッパンになりそうです。


身軽に旅行するためにドリームスリーパー(夜行バス)という選択肢を選んだ私は、
荷物は少しだけ増えましたが
もともと他の荷物が少ないのでそれほどの影響もなく。

以前よりも気軽に
「今週末、旅行に行こうかな」と
「思い立ったら吉日」ができるようになりました。



何かをしたい!と思い立ったとき、
時間が過ぎれば過ぎるほど熱は冷め
心は「でも・・・」と固くなっていくものです。

鉄は熱いうちに打てとはよく言ったものですね。


限られた範囲内ではありますが、
「行きたい!」と思ったときに躊躇せず旅に行ける、
そんな「行動までの身軽さ」をネックピローは連れてきてくれました。


新幹線派のあなたも、飛行機派のあなたも。


いつもの旅とは異なる交通手段を試すことで
新しい発見があるかもしれません。



ではでは、良い旅を!

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