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【雑談】めんどくささの奥にあるもの(DAY251)

昨日は町内会の懇親会でした。

私が住む地区は持ち回りで町内会のハンチョーをすることとなっており、今年はうちがハンチョーさん。

15年ぶりくらい?

懇親会の主催も、
ハンチョーさんのお仕事です。


「懇親会、まじめんどくせー」

ぶっちゃけ、そう思ってました。

日程調整やお店の手配、バスの用意まで…

「めんどくせー!」


近所に住んでる、という共通点以外に参加者をつなぐものはなく、
年代も20代〜90代、
仕事もさまざま、
出身地もさまざま。

グループLINEもなく、
調整くんも、もちろん使えません。

連絡手段は回覧板。

それなのに…


「わ、今年、全員参加だって!」


コロナ禍以降、久々の開催だったせいか、
出席率は驚異の100パーセント。

普段は7割程度なので、びっくり。
1世帯で2名参加するお宅もあって。

私のセールスレター(回覧板)のおかげ?なんて自惚れたくなりましたが、

…そうじゃないんですよね笑


どこかで、
「つながり」を求めているんだなと。


いっしょにバスに乗り、ご飯を食べて、会話して。

ビールが大好きな95歳のおばあちゃんから、
来年、小学校にあがるお姉ちゃんまで。

「近所」という塀越しの距離感が、よりよりぬくもりを感じられるのかも知れません。


人のぬくもりを感じにくくなった昨今、
いまどき「町内会で懇親会」なんて絶滅危惧種もいいところだと思います。

住む人が変わり、鬼籍に入られた方もいるなか、ずっと続いてきた懇親会。


めんどくせー!けど、あたたかい。

次は秋の懇親会。


どこのお店にしようかな。


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