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理屈を感情で殴って黙らせろ~やはり私は蠍座の人間

⚠本記事は約6000字あります。読了目安時間12分です。


Intro

 以前から気になってはいたのですが、一次創作へ活動の七割の軸が動いたこともあって、水煮さん(@mizuni_can)に鑑定していただきました。
 ※思い立ったが吉日かつ待つのが苦手なタイプなので、時価枠のお知らせがあった瞬間に申しこみダッシュをキメていました。

Info

 創作占いについては http://hoshican.jp/session をご参照ください。今回はskype通話にてお願いしました。
 なお私はうっかり事前情報の入力の際、自分の生年月日を間違ったまま送っていました。鑑定前に確認いただいた際に発覚して大変申し訳なかったので、送る前にきちんと確認をしましょう(自戒)。
 私自身についての情報

 おそらくホロスコープが読める方からすると年代がバレるんでしょうが、気にしてもしょうがないので載せます。
太陽:蠍座🦂、月:蟹座🦀にはじまり、水星、金星、木星、冥王星が蠍座🦂(水属性)、加えて土星も魚座🐟(水属性)というびちょびちょなホロスコープです。自分で見たときにも「びちょびちょやん」ってちょっと引きました。火星にいる獅子座くん🦁、天王星海王星にいる山羊座くん🐐、息してる??
 あと本人は自分のことを割とカラッとした人間だと思っているのですが、どう考えても違う。多分身内認定した人以外への興味が薄すぎる。

 今回は、一次創作の文章を中心に見ていただきました。
 見ていただいたのはこちら+二次創作一編です。二次創作は名義が異なるため、今回ここには載せません。
 ・アンダーライン(一次創作長編、第二話まで) https://kakuyomu.jp/works/16816927860991038088 ・少女T(一次創作短編HL) https://kakuyomu.jp/works/16816927862742514309
 ・エウレカ(一次創作短編BL) https://kakuyomu.jp/works/16817139555730582360

Appraisal (鑑定)

 鑑定いただいた項目は下記です。
 ①人生のテーマ 
 ②創作のスタイルジャンルの得手不得手
 ③商業も視野に入れるとすればどのあたりを伸ばせばいいのか
 ④人生のパートナーについて(今回は割愛)
 ⑤仕事について(今回は割愛)

Ⅰ.人生のテーマ

朝香さんの人生のテーマは
自分が心から安心できる場所をつくるために、誰かの力を使って生きていく(奪っていくくらいまである)
・文字通り、誰かにくっついて寄生して生きていくようなイメージもあれば、過去の先人の知識や生み出した価値を使って生きていくような色合いもある。
・とにかく自分がどこまで安心できるかが鍵。安心できないと不安定になっちゃう。
・あまりきれいごとだけで生きていく感じではないが、理想もある。

 確かに自分の居やすい場所への嗅覚は抜群に高い。最近だと就職先かなと思います。就活前にちょっと別業種を考えていたこともあったんですが「ここは私が私らしくあったら怒られる場所だな」と感じることがあったので、あっさり撤退して今の会社にいます。言いたいこと言いながらのびのび仕事してるので大正解。
 あと割と貯金も得意だし、規則正しい生活も得意なタイプなんですが、おそらく🦀がめちゃくちゃ仕事してるのでは?! 睡眠時間は必ず7時間とるし、3食しっかり食べます。金と健康がないと安定は手に入らないと思っているからでしょうね……。ありがとう私の🦀さん。
 ちなみに居場所が安定しないときついというのは確かにそうで、研究室配属後一年目に相性の悪い教員にあたってしんどかったなという思い出……。院進学やめるか? まで考えてたので(その後教員のせいで私の未来を諦めるのはおかしくないか? と怒りが湧いてきましたが)相当追い詰められていました。なお私の日頃の行いが良かったのでその教員は一年で異動になりましたが、もう思い出したくない……ッ!

Ⅱ.創作のスタイル/ジャンルの得手不得手

・一次創作であれば、人に手伝ってもらいながら(下読み、感想、編集など)自分単体の力ではできないことを進めていく、ジャンル確立をする感じ
・二次創作であれば原作の力/価値を借りつつ自分の願望をしっかり詰め込んだ作品をつくる感じ

・とかく自己完結が難しい星回りになっているので、いかに自分が必要としていてかつ持っていないものを把握しながら進んでいくか。
・とにかく蠍座が強い(それはそう)!結構、蠍座本来の働き方をしやすい配置。自分以外のものを取り込まない選択肢がない。
・ある種のカリスマになっていくのがよさそう。光ではなく、闇のカリスマ。表社会で時代を作っている顔をするのではなく、表に出すのがはばかられるものを核にして同類を集めていくと活動がしやすい。
・そうすると活動の軸が通しやすい。人に手伝ってもらえる状態になるので、居場所の確立にもつながってよい方向に行けそう。
・いかに自分の性癖を出し惜しみしないか。
・表舞台に出そうとする方向(正しいこと)へ引っ張られやすいが、それに対する反発心を持てたりするので割と書きたいものは書けそう。
総括:いかに暴れるか。めっちゃ大事。忖度したり、世間体を気にして暴れないよりは暴れた方が結果的によい(あくまで結果論)ができたりする。とかく自分の中の暴力性を解き放つことが重要。

 怪獣じゃん!笑
 自己完結が難しいというのはちょっと意外でしたが、確かに「 読んだよ」程度の反応はほしい。ノーリアクションだと悲しいね……。あと、カリスマまでは行きませんが、どのジャンルでも固定で読んでくださる方が確実にいらして励みになっていたのを思い出しました。あとアンダーラインも刺さる人には刺さってますね……!!
 ちなみに水煮さんのブログ(http://hoshican.jp/cancer-moon)を拝見したところ太陽蠍、月蟹ドンピシャで手○治虫が引っかかってました。私は手塚○虫だったのか(違う)。でも確かにあの人の作品も確実に人を選ぶし、手○治虫というジャンルを築いていますよね。性癖も出まくってるな……。 あと忖度できないというのもまさにそれ。割と何でも言っちゃうので(このあいだは会社の役員相手に「人員増やしてくれ」って言ってました)、可愛がってくれる人も多ければ、煙たがる人も多い人間です。

・息の根を止めるよりは、いったん既存の価値観をぶち壊す。半殺し全殺しの間くらい
・完全に殺したと思って最後に残ったものを掴む感じ。最初や中盤のものには興味ない。パンドラの箱。
・奥底にしまわれているもの、表に出てこないものがあるという確信を持って突っ走っていく……多分空振りはしません。なにもなくとも底に手を突っ込んでいくのがテーマ。
表で言えないようなことをテーマにするのが◎
・王道に行くには邪道を探っていたら一周回って王道になった感じが近い
・一周回ってからが本番
・いかに王道をぶち壊すか/アンチヒーロー、ダークヒーローっぽい星回り
・↑を目指すと割と支持を得やすい。破壊力を表に出しておくと逆に怒られない(そんなことある?!)

 録音を聞き返しながら書いているのですが、現在私の頭の中では、内閣総〇職ビームを放つゴ〇ラの映像(シン・ゴジ〇見てね)と滅殺開墾ビーム(プロ○ア見てね)が流れています。多分あれくらいやるようなイメージなんでしょうね。。破壊力が強すぎない?

 よくよく思い返してみると、少女Tやエウレカについても「既存の誰にも言えないってテーマじゃイヤ! 別の形にするぅ!」って駄々こねながら書いてました。無意識にやってて余計に怖い。

水煮さん「ちょっと暴れろって言いすぎたので(笑) 少し細かい要素やジャンルの部分を」
壊すのに向いている:価値観(今重宝されているもの)
主軸にしやすいもの:隠している願望、隠されているものすべて、隠すべきものすべて。これらに手を突っ込んでえぐり出して、外に晒す。えぐり出し方がメスを使ってきれいに取り出すのではなく、いきなり自分の爪を出して相手の心臓にぶっ刺して引っ張り出すイメージ。
・気を抜くと生臭くなりやすいもの(嫉妬、独占欲、恐怖、怒りなど表に出しにくい感情)を中心にすればどのジャンルでも書ける(ホラー書かないけど、ホラー系も向いているらしい)。
・えぐいものをそのまま書いた方が爽やかに見える。
・アンダーラインを見た感じ「表沙汰にできないことに突っこんでいくのが上手。魅力的」だったので、その感じを表に出していくのがよい。

 ここで「ん?」となる私。アンダーラインはそんなにアングラな世界を書いたつもりなかったし、地上波で放送できる爽やかさ(……)と思っていたので、「アンダーラインはだいぶ爽やかに書いたつもりだったんですが……(※蠍座の自己申告)」と申し上げたところ

・この星回りにしてはだいぶ爽やかにまとめられていますが、第一話で「密採掘/不法労働」、第二話で「密造酒」とやはり隠されているものがテーマになっていますし、暴かれたあとが魅力的。引き込む力が強い。
・多分、出オチも得意。

 無自覚でテーマ選んでたんですよこれ。怖すぎ。確かにめちゃくちゃ隠してるし、最終話に向かっていくところも「隠していたものを暴く」がテーマになってますね……。どうりで冒頭で「蠍座が強く生きていますね」って言われるわけです。

・ブロマンスやコンビも扱いやすい要素
・一対一の関係性で力関係が釣り合っていない関係性を描くのが上手(アンダーラインの話しました?)
・コンビは凸凹というよりは、力関係のせめぎ合い
・殴り合いではなく食うか食われるか(物騒だな……)
腹の底で色々考えている者同士をぶつけて化学反応……いや事故が起きるのを観察する(これも物騒だな……)
・組ませるなら互いに欠けているか、目の上のたんこぶ的存在。(私が某機捜4○4が好きな理由もわかったぞ?)
・コンビやバディは汎用性高く、キャラ性が増すので推してもらいやすいので明確に武器にするが◎
・とりあえず「これだ!」ってコンビができたら多少ストーリーがガバガバでもなんとかなる(そんなことある?!)

 確かにアンダーラインを最後まで読んでくださった方からの感想のほとんどは「キャラクターの関係性がよかった」「キャラクターの描写がよかった」というものでした……と告げてみました。

・だからこそプロットを立てるのが少し難しいのかも
・いかにキャラクターが暴れるかが肝になってくる(ここでも暴れてる)
・事前に心の動きを決めるのが難しいタイプなので、起きる出来事だけ先に決めておく。その出来事の数次第でストーリーの長さも決められそう。
・作者本人がどうなるかわからない要素を持っていた方がキャラ性を出しやすくて書きやすい。
危機感をあおられる要素があるとすごく話が転がしやすくなる。

 とりあえず、続編のアフターダークについても出来事だけは最初に決めていこうと思います。

Ⅲ.商業も視野に入れるとすればどのあたりを伸ばせばいいのか

・商業の既存のジャンル破壊の方向が手っ取り早そう
・そのジャンルの根本/価値観を壊すような感じ。逆張りをしていくのが一番手堅い。採用されやすいジャンルからズレなくなるため。
・みんなが好き!と言ってるもののなかで自分が気に食わないことをいかに出していくか(天邪鬼じゃん)。
・気持ちいいだけじゃ好きになれない(ドMか?)
・表現の強みとして味付けが濃い方がよい。薄味は向かない。油ぎっているのではなく、例えるなら刺身のうまみが強くて、思ったよりも味がくどい感じ。味の濃さを全面に出す。
生レバーのように普通は生臭くて食べられないものををさっと切って提供する感じ。(私の場合はその場で切ってその場で出す感じで鮮度抜群。まだ生きてるのかな?レベル)
・生々しく描くぞと腹をくくった方が生々しくないかも。
・地に足がついている星回りではないけど、地に足がついていなくても生々しく書けちゃう感じ。こうはならんやろ、的な設定も生々しく書けて、源はだいたい感情と衝動。(激しいよりは強い感情と衝動)
・SFとかで設定に穴が大きすぎるな、と思っても強い感情でごまかせる。感情は理不尽なので理屈で考えられなくなる
・やさしい・ほっこり系は向かない(自覚はしていました)。
ミステリー要素「なぜ人を殺したか」「どこまでひどいことができるか」を取り入れて申し訳程度のトリックを使うのもよさそう。(たしかに刑事ドラマでもそこにめちゃくちゃ注目して見ていますね。おもしろい)

 ここも録音を聞き返して笑いながら書いていたのですが、結局どこでもクソつよ感情ビームを出すゴ○ラになるか、感情で理屈を殴って黙らせるしかないのか??! でも確かに人と人との感情のぶつかり合い大好きなので、そのあたりは積極的に採用をしていこうと思います。
 ところでこんな星回りで「感情で殴って理屈をごまかせる」と言われたわたくし、理系なんですよね。私の修論は本当に筋通ってたのか今さら不安になってきました。修了証はもらったから大丈夫だよね?(そういえば手○氏も博士号持ってますね)

 人生のパートナーや仕事についても見ていただきましたが、このレポートでは割愛いたします。色々と目からうろこが落ちまくったというか、進む道に少し光が差した感じがしてとても面白かったです。パートナーについて一つだけ面白かった言葉を載せておくと

朝香さん自身がヒモになってもいいし、ヒモ飼っててもいい。ちょっと通常から外れた要素がある方がよさそう

でした。手元のメモには「ヒモ!!笑」って書いてありました。

 最後に「昔から自己反省や振り返りが非常に苦手でして…(テストの見直ししなさいって口酸っぱく言われたタイプ)」と言ったところ「そんな星回りです。そうでしょうね〜」と返答いただきました。実際鑑定の最初の方は自覚ないことをたくさん言ってもらってますし、録音聞き返しても全然腑に落ちてないリアクションしてました(ごめんなさい)。自己表現と他者からの評価がズレるのは先日会社で面談したときにも思いましたね(私本人はそんなに大した仕事してないと思っているのに、上司から思いがけない高評価を頂戴してしまった)。年一くらいで自分が完全に部外者になるような、普段の自分と関連が薄い場所に身を置くとよいそうです。どんな場所が該当するかわかりませんが、気に留めておこうと思った言葉でした。


Outro

 録音を聞き返しながら終始思っていましたが、水煮さんご自身がすごく頭の良い方なんだろうな~~と。例えの表現、こちらにかけてくださる言葉一つをとってみてもすごくやわらかだけど、わかりやすくて的確でした。私もこんな話し方ができる人になりたい。
 私自身占いは、一種のカウンセリングだと思っています。普段自分と接しない方が、データを見ながらちょっとアドバイスをしてくれる場かな。普段占いをされない方にもおすすめだと思いました。
 全編通して大変興味深く拝聴しましたので、機会があればまたぜひ鑑定いただきたいなと思います。

 改めまして、この度はありがとうございました。

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