日本神話タロットとウエイト版の比較 棒の8
ワンドの8を見てみましょう。
勢いよく上っているのか、落ちているのか・・・
ワンドが8本あります。
人物のいないとてもシンプルなカードです。
山と川が見えます。
このカードいつも読み取るのにとても苦労します。
急いでとか、急展開とか、そんな風に読むことが多いように思います。
そして、重要なポイントがもう一つ、「愛の矢」と呼ばれている点です。
ワンドらしい勢いのある熱心な姿が、とてもスートによく当てはまります。
スサノオの物語も後半に入ってきました。クシナダヒメと肩を並べて立っています。
スサノオはオロチを退治することに成功しました。
櫛になっていたクシナダヒメは元の姿に戻りました。
渡り鳥であるマナヅルは棒を持って飛んでいます。
この様子は愛の矢でクシナダヒメを射止めたことや、スサノオの心が荒々しいものから、クシナダヒメを思いやるようなものにずいぶんと様変わりしました。
その様子からも変化を表しているのがよくわかります。
スサノオはクシナダヒメと住むための土地を探して、気に入った場所にたどり着きます。スサノオはすがすがしい、といいとても気に入りこの地は須賀の地と呼ばれています。
この後スサノオは姉であるアマテラスとの和解も果たします。
その物語は続きで書いていきたいと思います。
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