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【交換note】変わらないでいてくれること

交換noteとは、対話・実践ラボの参加者たちが「対話」について考えたあれこれを「交換ノート」のように書き綴っていく取り組みです。

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対話において、場が安全であることの大切さは多くの人が感じていると思います。

私にとっての安全は「変わらないでいてくれること」です。

それを、私は「ニュートラルな姿勢でいること」と呼ぶことがあります。今日はそのニュートラルについて少し書いてみようと思います。


「ニュートラルな姿勢でいること」、をもう少し現実味のあるセリフっぽく言うと、

「あなたが何を言っても、私は変わらず受け止めてあげるよ」

という感じでしょうか。

また別の方向性で言うと、

「あなたがそこにいる、ということをそのまま受け止めるよ」

という感じでもあるかもしれません。


対話をしようという時に大事なのは、できる限り偽りの少ない自分で在る事だと思っています。これは私の性格上の問題かもしれませんが、自分の発言で相手が変わってしまうという恐れがあったり、発言が相手の都合の良いように扱われたりすることがあったりすると、本当の自分を失いそうになってしまう気がするんです。

例えば、話の途中で「悲しさ10%」の話題が出てきて、そこで相手が悲しさを増長させた反応をしてきたとします。私としてはその後にさらに「悲しさ70%」の話をするつもりだったのに、現段階でそこまで悲しさをあらわにされたらそれ以上は話せなくなってしまいます。

例えば、長年抱えてきた思いを吐露したとします。その「思い」は自分としては屈折していて複雑なものだと思っています。ですが、相手に「分かるー」と安易に同調され、そのまま相手の話のペースにもっていかれたら、私の思いが捨てられたような気持ちになってしまいます。


そんなことを考えることが多く、私は自分が対話の場を作る時は「ニュートラルな姿勢でいること」を意識するようになりました。

話している相手の言葉を、できるだけ壊さずそのままの状態で受け止めたいと思っています。その言葉で相手を判断することもできるだけしたくありません。その言葉を発したその人が、ただそこにいる、という受け止めをしたいと思っています。


こそあど言葉ばかりの文章になってしまいました(笑)どれだけ伝わっているか分かりませんが、初手ということでお許し下さい。