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「歓び」と「憤り」を解放した話。

わたしはもっと感情を表出すべきなのではないか?

そう思ったのは一昨年、はじめてヒューマンデザインのリーディングを受けた時のことでした。
ヒューマンデザインのチャートには「感情センター」(正式名称は太陽神経叢センター)という場所があって、これに色がついているひとは個人の生理的な感情の波を持っています。
わたしはこの「感情センター」に色がついています。

なので、リーディングでは感情や感性が豊かだと言われたわけなのですが、いまいちピンとこなかったのです。
さらにわたしは「55 スピリット」というエネルギーも持っています。これは、マイダンジョンカードで言うと「ベートーベン」。64個の個性の中でいちばん感情の起伏が激しいとされる場所です。

さらに、最近出てきたチルリラグリンカードでは「ドエモ」。とにかく泣いて笑って怒って泣いて、みたいな個性がわたしにはあるはずなのです。

そこでチャレンジしたのがリアリズム演劇のWSです。何回かのWSで得たのは「自分の感情にうまく接続できない」という感覚でした。
で、次にチャレンジしたのが(キックなし)ボクシング。これは「感情というより野生だろ」というアドバイスを受けてチャレンジしてみたのですが、野生を発揮する前に膝が壊れるリスクが高いようなので、ちょっと保留。

そして行き着いたのが「RASセッション」の「感情解放」というキーワードでした。

セッションは、ファシリテーターがキネシオロジーを使ってわたしの身体と対話をし、うまく表出できていない感情とその原因を特定します。わたしは、ただ立っているだけ。ファシリテーターのひとは
「始めていいですか?」
「これで合ってますか?」
「伝えていいですか?」
みたいなことを、ぶつぶつ言いながら、わたしの両腕と対話をしています。

そのセッションでわかったことは、わたしは「歓び」と「憤り」の感情に蓋をしているものがあったということです。そして、その蓋は不思議な眼球運動をすることによって、外れたそう。

セッションの終わりに、おそるおそる
「この感情が蓋をされた原因って、何かあるんですか?」
とファシリテーターのりかさんに聞いてみました。

すると、
「設定ですね。最初に身体と対話を始めたとき『やっちまった~』と言っていました。設定をいじりすぎてしまったようです。」
と想定外の答えが返ってきて、とてもびっくりしました。

セッションが終わり、駅前のカフェでココアを飲みながらぼーっとしていると、とつぜん涙があふれてきました。それは安堵の涙でした。

わたしはずっと、母親が感情的過ぎたせいで、その母親に負けないために自分の感情を押し殺してきたのではないかと、強く疑っていたのです。
でも今日、そのことをきっぱり否定されたことで、自分が意識的に自分の感情を押し”殺し”ていたわけではない、自分は加害者ではなかったんだ、ということに安心したのです。そんなつもりはぜんぜんなかったけれど、わたしはどこかでわたし自身をずっと責めていたのかもしれません。

***

「セッションが終わると、あなたの世界に抑えていた感情が戻ってきます。」
そう言われました。
わたしは、何かがぱかーんと外れたことで、とつぜん怒り出したり歓びで叫び出したりするんじゃないかと、ちょっとドキドキしていたのですが、今のところそのようなことはありません。
けれど、少しだけ世界が色を取り戻したような、そんな感覚があります。

ちなみにわたしの身体さん曰く、次は「嫉妬」の解放だそうです。
「嫉妬!?それって、必要なんですか??」
そう聞くと、りかさんは「嫉妬は、才能を発揮していくために必要な感情です」と教えてくれました。

リカさんのHPはこちら。岡山の方ですが月に一度、大阪に来てくれているようです。


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