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夏の神事。

水に足をつけるのが好きです。

できれば自然な水がいい。プールも悪くないんだけど、そこには海や川に足を浸したときの浄化される感じはない気がします。

海と川を比べたら、川の方がいいです。
海は思いがけない高さの波に、服をびちゃびちゃにされたりしてね。
砂浜だと足の指の間に入った砂がなかなか乾かなくて、靴下をはくのに躊躇するし、岩場だとすっ転びそうでハラハラするし。
そして、ゴミや海藻が滞留していない浜を見つけるのって、けっこう難しい。

と言っても、川だって入れるところは限られています。
うちの近くにも川は流れているけれど、とてもじゃないけれど足をつける気になんてならない。下流というのもあるけれど。

しかし何といってもいちばん好きなのは、下鴨神社のみたらし祭です。

なんでも7月の土用あたりになると、清水が湧き出るのだそう。
その水に足をつけて、無病息災を願うのがみたらし祭です。

冷たさにもだえながら。

この水がきんっきんに冷たい!!
連日うだるような暑さの京都なのに、地下から湧き出ている清水だからこその冷たさ。それはもう冷たいを通り越して痛みを感じるほどですが、だからこそ浄められているような気がします。

池を渡り切るとそこには御手洗社(井上社)があり、そこでろうそくを献灯してお祓いします。そしてさらに池から上がってご神水をいただくのです。

他にも無病息災・健脚祈願の足形祈祷木があったりして、気安く参加できる割に神事に参加している感が満載なのが素晴らしい。

足形祈祷木。裏に名前と年齢を書きます。ちなみに腰形もある。

どうでもいいけど、下鴨神社ってお守りが可愛いんですよね。レースとかちりめん記事とか、特定の季節にしか買えないやつもあってかなりくすぐられます。
ただちょっと前にお守りを大人買い(?)したばっかりなので、今回は涙を飲んで諦めました。


すっかり浄化したところでランチ。うどん屋さんに入ったものの、あまりの暑さに温かいうどんを食べるのがためらわれて頼んだ冷やしカレーうどんがこんな感じでした。
なんか思ってたのと違う・・・。

うん。確かにカレーうどんなんだけどね。味は美味しかったです。


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